(評)共通性
2006年02月14日
「幸せはお金で買えない」ことが証明された? ― 豪州全土を対象とする調査の結果
人は、お金があれば幸せになれるのだろうか? 豪州ディーキン大学の研究チームは、豪州全土の各地域(150区の選挙区)を対象として、経済的な豊かさと幸福感の相関を2001年から長期にわたって調査してきた。聞き取り調査に応じてくれた人数は、2万3千人近くにも上る。続きを読む
2005年10月27日
3人の女性が1人の赤ちゃんを作った
英国で、32歳の女性が待望の赤ちゃんを授かった。だが赤ちゃんを産んだのは、彼女の姉妹である。つまり代理母出産だった。ここまでは、決して珍しい話ではない。
彼女の夫の精子を受精した卵子は、彼女の卵子ではなかった。もう1人の姉妹の体から採取された卵子だった。にもかかわらず、赤ちゃんは、彼女と同じ遺伝子を受け継いでいる。少なくとも英国では、代理母出産史上初めてのケースだという。
英国BBCが10月24日の夜、“One Life - Three Sisters Make One Baby”と題するドキュメンタリ番組で、この女性が赤ちゃんを授かるまでのストーリーを伝えた。続きを読む
彼女の夫の精子を受精した卵子は、彼女の卵子ではなかった。もう1人の姉妹の体から採取された卵子だった。にもかかわらず、赤ちゃんは、彼女と同じ遺伝子を受け継いでいる。少なくとも英国では、代理母出産史上初めてのケースだという。
英国BBCが10月24日の夜、“One Life - Three Sisters Make One Baby”と題するドキュメンタリ番組で、この女性が赤ちゃんを授かるまでのストーリーを伝えた。続きを読む
2005年10月24日
女性秘書たちを対象とする実験で、やっぱり透けて見える方が“そそられる”ことを確認
透けて見えている場合と、透けて見えない場合とでは、どちらが“そそられる”かと言えば、前者に決まっているだろう。
ニューヨークのワイル・コーネル医科大学の研究チームが、女性秘書たちを被験者にして、透明と不透明による違いを調べる実験を実施した。ただし、秘書たちが着用している衣服がシースルーだったりするわけではないし、彼女らは実験サンプルではなく被験者である。紛らわしいタイトルを付けておきながら言うのも何だが、勘違いなさらぬように。続きを読む
ニューヨークのワイル・コーネル医科大学の研究チームが、女性秘書たちを被験者にして、透明と不透明による違いを調べる実験を実施した。ただし、秘書たちが着用している衣服がシースルーだったりするわけではないし、彼女らは実験サンプルではなく被験者である。紛らわしいタイトルを付けておきながら言うのも何だが、勘違いなさらぬように。続きを読む
2005年09月15日
生後7ヶ月の赤ちゃんの体内から400グラムの胎児を摘出
当ブログで半ば定番化しつつある「胎児内胎児」系のニュースをまたもや発見。9月10日のこと、ベトナム・ホーチミン市の病院に生後7ヶ月の男の赤ちゃんが搬送されてきた。赤ちゃんの腹部は腫れ上がっていた。
2日後の9月12日に手術が行われ、赤ちゃんのお腹の中から400グラムの“胎児”が摘出された。担当医によると、“胎児”は相当発達が進んでおり、顔、四肢、背骨、骨盤が形成されていたという。
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2日後の9月12日に手術が行われ、赤ちゃんのお腹の中から400グラムの“胎児”が摘出された。担当医によると、“胎児”は相当発達が進んでおり、顔、四肢、背骨、骨盤が形成されていたという。
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2005年09月07日
香港で発見された“ネーキッド・ウーマン”は第二のピアノマンか?
2005年03月23日
処女でないと採用しない工場に3500人もの娘たちが働いている
ベトナム・ホーチミンの工業地帯にはトタン屋根、平屋建ての工場が立ち並んでいる。海外ブランドの製品を請負生産している工場が多い。どの工場でも、多数の若い女性が働いている。
その中に1つ、独特な雇用制度を敷いている工場がある。3500人の若い女工を擁する工場である。この工場で働いている女性は、全員がバージンなのだ。続きを読む
その中に1つ、独特な雇用制度を敷いている工場がある。3500人の若い女工を擁する工場である。この工場で働いている女性は、全員がバージンなのだ。続きを読む
2005年03月08日
女子色情症扱いされた少女が市中引き回しの刑に
破廉恥行為で世間を騒がせているフジテレビ社員にしてモーグル五輪金メダリストの里谷多英がニンフォマニア(女子色情症)なのかどうかは知らないが、インドではニンフォマニアと決め付けられた17歳の少女がヒドイ目に遭わされたそうである。
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2004年09月11日
ブタ、カバ、ダチョウ、双眼鏡などに似ているセレブを報告《共通性:case by case》
だいぶ前から話題になっているAnalogiaというサイト。英語サイトなのだが、自分の顔写真をアップロードすると似ているセレブを検索し、上位3人を表示してくれるというもの。有名な日本の女優や俳優も登録されているようだ。
どうもこういうものにはツッコミを入れたくなる性質の筆者なので、さっそくやってみた。動物や昆虫や非生物に似ているセレブを検索してみたのだ。リンクをクリックすると、検索結果が表示される。
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どうもこういうものにはツッコミを入れたくなる性質の筆者なので、さっそくやってみた。動物や昆虫や非生物に似ているセレブを検索してみたのだ。リンクをクリックすると、検索結果が表示される。
顔面相似形を調べるなら、やっぱりブタからではないだろうか。しかし、意外な結果が得られた。女性第1位がスーパーモデルのステファニー・セイモア、男性第1位がなんとラッセル・クロー。2位のウィル・スミスはうなずけなくもないが、サンプルとして選んだブタの写真が美形すぎたかもしれない。 |
ありゃ。これも女性セレブに関しては意外な結果である。そこそこ美女ぞろいではないか。だが、男性セレブは結構期待通りの結果かもしれない。 |
ブタとカバが続くとくどい気がするので、美形の要素(ぱっちりした目と長い首)もあるダチョウの顔で調べてみた。ふむふむ。女性の第1位は日本代表松島菜々子。さらに男性の第1位は日本が世界に誇る金城武。ちなみに筆者自身の顔写真の検索結果でも第1位は金城武だったりする(興味ある人はここをクリック)。 |
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2004年08月29日
満たされないメスのチンパンジーが喫煙で欲求不満解消?《共通性3》
チンパンジーのメスは約40日周期で発情を繰り返し、発情は10日から15日くらい続くという。
中国の鄭州動物園で飼われている13歳の雌チンパンジーは、煙草を吸うようになった。飼育係が与えているのではなく、見物客に煙草をせびるのだ。拒否すると、見物客に唾を吐きかけて悪態をつく。
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中国の鄭州動物園で飼われている13歳の雌チンパンジーは、煙草を吸うようになった。飼育係が与えているのではなく、見物客に煙草をせびるのだ。拒否すると、見物客に唾を吐きかけて悪態をつく。
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2004年08月26日
羊の場合は仲間の写真を見せると気持ちが落ち着くらしいが《共通性3》
羊を一頭ずつ暗い納屋に入れ、ストレスを与える。心拍数を計り、採血し、メェーと鳴く声のレベルをチェックする。そこで写真を見せる。三角形の写真、ヤギの写真、そして羊の写真。
イギリスの科学者たちがそういう実験を行ったところ、羊にほかの羊の写真を見せると羊のストレスが緩和されることがわかった。
人間が愛する人の写真を見て心和まされるのと共通性があるという。本当だろうか?
人間を1人ずつ暗い部屋に入れ、ストレスを与える。心拍数を計り、採血し、息遣いなどのレベルをチェックする。そこで写真を見せる。三角形の写真、羊の写真、そして人間の写真。
ほかの人間の写真を見せると、人間のストレスが軽減されると言い切れるだろうか。赤の他人の写真の方がまだマシかもしれない。「最愛の人」のはずの家族などの写真を見せると、逆にストレスが高まることだってあるのではないか。むしろ、ネコやイヌの写真の方がストレス緩和効果が高いかもしれないくらいだ。
人間社会って、相手が家族だろうが友人だろうが恋人だろうが同僚だろうが上司だろうがスポーツ仲間だろうが、共感と反感が微妙に入り混じった緊張感の上に成り立っている。羊社会とはちょっと違うのではないか。よって本件の共通性は、3ポイントくらいにしか評価できない。
ところで、羊は一般に考えられているほど、お馬鹿ではないようだ。
上記の科学者たちが行った別の実験によると、羊は、自分以外の羊の顔を少なくとも50頭分は記憶できるらしい。正面から見た顔だけでなく、横顔も記憶するという。
人間の場合、他人の顔を覚える能力については、個体差が大きい。水商売で成功するには、一回でも店に来てくれた客の顔を覚えられる能力が大事だというが、筆者の場合、あんまり人の顔を覚えるのは得意ではない。特定のシチュエーションとセットでなら、まだ覚えている。
たとえば、相手がいつもの場所で仕事をしているのであれば、思い出せる。だが違う場所でばったり会ったりすると、さっぱり分からなかったりする。挨拶してこられたら一応挨拶を返すが、結局、最後までどこの誰だかわからなかったりする。
■ News Source: IOL - A Step Beyond - Sheepish portraits can calm woolly nerves
イギリスの科学者たちがそういう実験を行ったところ、羊にほかの羊の写真を見せると羊のストレスが緩和されることがわかった。
人間が愛する人の写真を見て心和まされるのと共通性があるという。本当だろうか?
人間を1人ずつ暗い部屋に入れ、ストレスを与える。心拍数を計り、採血し、息遣いなどのレベルをチェックする。そこで写真を見せる。三角形の写真、羊の写真、そして人間の写真。
ほかの人間の写真を見せると、人間のストレスが軽減されると言い切れるだろうか。赤の他人の写真の方がまだマシかもしれない。「最愛の人」のはずの家族などの写真を見せると、逆にストレスが高まることだってあるのではないか。むしろ、ネコやイヌの写真の方がストレス緩和効果が高いかもしれないくらいだ。
人間社会って、相手が家族だろうが友人だろうが恋人だろうが同僚だろうが上司だろうがスポーツ仲間だろうが、共感と反感が微妙に入り混じった緊張感の上に成り立っている。羊社会とはちょっと違うのではないか。よって本件の共通性は、3ポイントくらいにしか評価できない。
ところで、羊は一般に考えられているほど、お馬鹿ではないようだ。
上記の科学者たちが行った別の実験によると、羊は、自分以外の羊の顔を少なくとも50頭分は記憶できるらしい。正面から見た顔だけでなく、横顔も記憶するという。
人間の場合、他人の顔を覚える能力については、個体差が大きい。水商売で成功するには、一回でも店に来てくれた客の顔を覚えられる能力が大事だというが、筆者の場合、あんまり人の顔を覚えるのは得意ではない。特定のシチュエーションとセットでなら、まだ覚えている。
たとえば、相手がいつもの場所で仕事をしているのであれば、思い出せる。だが違う場所でばったり会ったりすると、さっぱり分からなかったりする。挨拶してこられたら一応挨拶を返すが、結局、最後までどこの誰だかわからなかったりする。
■ News Source: IOL - A Step Beyond - Sheepish portraits can calm woolly nerves
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