(評)ずさんさ
2005年10月01日
包皮切除手術に失敗、ペニスが真っ黒焦げに
9月8日のこと、カンさんという中年男性が広告を見て、金山(チンシャン)地区の病院で受診したところ、医師はマイクロ波による“日焼け療法”(注)を彼に薦めた。医師の言葉を信じて彼はすぐに手術を受けた。
注:元記事(リンクは下記)は中国語を英語に翻訳したもので、microwave heliotherapyと記されているが、おそらくマイクロ波を一定時間照射する手術法ではないかと思われる。ググっても、それらしきヒットはない。
1時間後、カンさんは自分のペニスが真っ黒焦げになっていることに気づいた。もちろん、ひどく痛んだ。排尿も困難な状態になっていた。だが医師は定時になると、何の処置もせずにそそくさと帰ってしまった。続きを読む
2005年08月15日
7歳で無賃乗車、7年間も家に帰れなかった少女
鉄道公安官は彼女に300ルピー(日本円で約720円)の罰金を支払うよう命じた。だが無賃乗車していた7歳の少女である。罰金なんか支払えるはずがない。
非情にも鉄道公安官は、7歳少女に「では、お前は刑務所行きだ」と言い渡した。禁固9日間の刑が下された。しかし、刑期が終わっても彼女が家に帰ることはできなかった。
そのまま、ジャールカーンド州の施設に収容されてしまったのである。彼女が自分の故郷に戻れるまでに7年もの歳月を待たなければならなかった。
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2005年01月09日
公衆の面前で少年たちに“おかず”にされてしまった超ミニ女性の訴え無視される(南アフリカ)
爆弾テロがあちこちで発生していたのはもちろんのこと、夜道を歩いていたらネズミ花火のように流れ弾が飛んでくる。路上で殺し合いをしているのを目撃したこともあれば、黒人が運転していた車にひき逃げされた白人が血だらけになって立ち上がって、逃走する車に発砲したり、ハイウェイで黒人を轢き殺してしまった日本人が警察に出頭したら、害虫駆除の表彰状を贈りたいくらいだみたいな歓迎をされた話を聞かされたり、仲良くしていた現地在住の日本人が公園で銃の試し撃ちをするのに付き合わされたり、レストランで晩飯を食べていると、黒人を撃ち殺してしまったと蒼白な顔をした新米警官が店に飛び込んできたり、で見に行くと、まだ死んでいなくて首に開いた穴から空気音がひゅーひゅー聞こえていたり、あげくのはては、一応武道の心得もあるこの俺様が蛮刀を持った強盗3人組に羽交い絞めにされたり、で、奴らが金を奪って逃げた後、一部始終を車の中から目撃してた白人のおはばさんが「銃を持っているから連中を撃ちに行こう」と声をかけてきたり・・・こんなのあくまで一部に過ぎないぜ。
(記事全文は、こちら)
複文が少なく一文が短い最近の「なんでも評点」の文体とは、まったく異なるので驚く人がいるかもしれない。いや、意図的に上のような文体で“回想”してみただけのことなのだ。筆者がかつてアパルトヘイト撤廃以前の南アフリカで暮らしていたころのことを。
久しぶりに南アフリカ発のニュースを取り上げてみようと思う。ただ、このニュース、表現の仕方に気を使わないと18禁扱いされてしまうおそれがある。“節操のない話を節度のある表現で”というのが当ブログのモットーでもあるので、なんとか工夫してみよう。続きを読む
2004年07月24日
胃じゃなくて大腸用なんですが、ま、いいか《ずさんさ9》
アルバイト先の病院は、勤務先の大病院とは違い、何もかもこじんまりしている。入院施設は全100床ほど。その半分が療養型。入院患者のほとんどは老人なのだ。
アルバイト初日、W医師は連日の睡眠不足がたたって、頭がぼーっとしていた。最初の患者を検査室に迎え入れ、胃カメラをモニターシステムに接続し、検査を開始したのだが、なんだかファイバースコープが細いような気がした。患者の食道に挿入したのだが、いつもよりスムーズに入る。なんか変だぞ。すると、検査室の隅で器具を消毒していたナースがそそくさとやって来てW医師の背中をこづく。黙ったまま、メモ書きをこっそり彼に見せた。「それは大腸用です」と書かれていた。
げ。W医師は、うろたえた。まさか肛門から挿入される器具(というか、既に何度も肛門から挿入された器具)をあなたのお口から食道を通過して胃まで入れてしまいましたとは言えないぞ。しかし、どんなことがあっても平静を装うのはわりと得意な方だ。
患者に向かってにこやかに話しかけ、「このファイバースコープは患者さんの胃の容積にマッチしていないので、別のと取り替えますね」とでまかせを言った。ボケが出始めたご老人には、どうせわかりゃしないだろうと心の中の悪魔が囁いていた。
年老いた患者は、「うぐ。うぐ。おえ。おえ」と苦しげに了承とも不服とも取れない声を出した。ファイバーを食道から胃に通されているから、そんな声しか出せないのだ。
初日からえらいミスをしてしまった。W医師は、あのナースに口止めしておかないと、せっかくの高収入アルバイトがふいになってしまうかもしれないし、この病院の院長に大目玉を食らうのは必至だと焦燥に駆られた。何かおごってやればいいのだろうか。しかし下心があると思われるのも嫌だし。
その日のアルバイトが終わったころ、例のナースがW医師に声を掛けてきた。「先生、気にしなくて大丈夫。うちの病院の場合は、どっちのファイバースコープも同じ消毒液に浸す方式になっていますから」大病院勤務のW医師は耳を疑った。ナースが続ける。「大丈夫ですってば。今までこのやり方で問題なんて起きてないし、患者さんの家族も患者を収容してくれる病院がほかになかなか見つからないから多少のことでは文句言わないんですよ。先生は大病院でお勤めだから、ちょっとびっくりなさるかもしれないけど」
なんともずさんな話である。この話の4分の1くらいは独自に取材した実話なのだ。日本の医療の暗部である。ずさんさ評点は、ほぼ満点の9ポイントを与えたい。
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2004年07月16日
まだ生きているのに死んでいることになっていた《ずさんさ8》
ロシア人のルンコフさんは、ある日、パスポートを更新するために警察を訪れたところ(ロシアでは警察でパスポートを更新するらしい)、「お前はもう死んでいる」と言われたそうな。「あんたの死体は奥さんが確認済みだよ」
ルンコフさんは2001年に前の妻と離婚したのだが、ルンコフさんの死体を「確認」したのはその前妻。
今年、モスクワでは地下鉄爆破事件があった。少なくとも40名が死に、100名以上が負傷したあのテロ事件である。その遺体の1つを前妻が自分の夫だと確認したのだという。この前妻は盲人だという。目が見えない人がどのように死体を「確認」したのかは不明だが、ともあれ、前妻は1万ポンド(約200万円)の遺族補償金を受け取っていた。詐欺の疑いがあるということで、現在警察の取調べを受けている。
「あんたはもう死んでいるんだからパスポートは更新できないよ」と言われずにすんだだけマシかもしれないが、なんともずさんな匂いがする話だ。遺体確認は目が見えない前妻だけに任されたのか。どうしてほかの肉親を立ち合わせなかったのか。
本件のずさんさは、8ポイントと評価しておこう。
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2004年07月09日
オペレーション・ドリブル - 南アサッカー協会のオフィシャルも八百長に加担《ずさんさ10》
■ 元記事: Soccer referees are evading us, say police [July 08 2004 at 01:24PM]
南アの警察が展開しているオペレーション・ドリブルなるサッカーの八百長 (match-fixing) 審判掃討作戦。筆者はサッカー通ではないのだが、南アにもプロリーグがあるんだね。
南アの警察のいい加減さをよく理解していないと分かりづらいのだが、この記事の見出しは、容疑者の審判数名が逃走中であることを意味している。なんでも、審判の家にがさ入れしたところ、嫁はんしかおらず、トンズラされていたなんてことが真面目に書いてある。
とはいえ既に4名の審判(うち1名は引退している)が逮捕されているらしい。オペレーション・ドリブルは、South African Football Association (SAFA) の要請の下に進められているが、4名のうち1名は、審判を引退しており、当のSAFAのオフィシャルなのだそうだ。SAFAは、日本で言えばJFAに相当する。
さすが南ア! このずさんさ、三菱自動車とどっちが上か比較しづらいが、満点の10を与えてもいいだろうね。
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2004年06月17日
お体を大切に>ライブドアスタッフの皆様
当ブログも例外ではないことが判明。「過去の記事」リンクからアクセスできるはずの6月分アーカイブファイルの内容が消滅しています。全ファイルの再構築を実行してみたけど、結果は同じ。もっとも、どの記事もカテゴリからはアクセスできる模様。
この記事を投稿した時点で、アーカイブファイルが復旧する可能性もあるかなあと思っていますがね。【投稿後付記】やっぱり直ってない。しばらく様子を見ます。どうせ問い合わせても返答ないだろうしね。似たようなトラブルはあちこちで起こってるはずだから。
ライブドアのリスク管理の甘さはどうしようもない気がしますが、まあ、90年代後半以降に頭角を現してきたIT関連ベンチャにはありがちなこと。ライブドアさんは典型例と言えるけど、似たような体質はこの世界に蔓延しているのでしょう。というわけで、近いうち、ライブドアさんをモデルにした寓話を書こうかと思っています。別にライブドアさんだけを攻撃するつもりでもないですからね。
余談ですが、筆者はかつてパソ通の世界でかなり活発に活動していた時期があります。もう10年も前のころかな。あのころ、パソ通の運営会社(具体的にはNIFTYだったけど)って、支配者然としていて、こんなふうに運営会社の悪口を書こうものなら、いつIDが削除されるかわかったものではありませんでした。
さて、実は、私もライブドアのスタッフの皆さんと同じく、時間に追われています。夕べだって2時間しか寝てないし、今夜は徹夜かもしれない。というわけで、仕事に戻るとします。
2004年06月10日
なるほど、そういうことか - Livedoor のコメント多重投稿《ずさんさ評点 8》
最近はあまり更新もされてないみたいだし、なんでこのブログが総合ランキング上位なのか分からなかったが、なんだそういうことか。
システムには必ず穴があって、その穴を突かれるとこういことになるという好例かもしれません。
このケース、ここまで事態がひどくなるまで放置したLivedoorさんのずさんさ評点は8と評価します。
「お金のない人ばかりが収容される病院」「洗面器7千円」「女性の紙袋からこぼれた数十枚の500円玉」・・・このミステリー、あなたならどう解きますか?
Miccckey
1960年代生まれ。大阪在住。ハイテク、IT、メディカル関連など、お堅い分野のトランスレータ。ふと気がつけばキャリアは20年に迫ろうとしている。普段は制約の中で仕事をしていて、その反動でこのブログを始めたのだが、結局いろんな制約の中で記事を綴る日々。