なんでも評点:(評)不公平さ

(評)不公平さ

2007年07月07日

2人の美女にそれぞれ声をかけ「あなたは実に美しい」と絶賛した32歳の男が捕まる

美しい花。美しい景色。美しい芸術作品。美しいものに心惹かれ、「美しい!」と絶賛の言葉を投げかける。心洗われるひとときである。だが、路上で美女と擦れ違ったときも、同じように自分の気持ちを正直に表してよいかというと、相手もまた美意識を持つ存在であるだけに難しいところである。続きを読む

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2007年05月31日

ナースたちは仕事がきつすぎて性生活を楽しんでいるどころではないことが調査により判明

2002年に英国のオンライン就職情報サービス会社Fish4jobsが実施した調査では、男性が付き合いたいと思う女性の職業No.1がナースだった。米国で行われた同様な調査でも、ナースは上位にランクインしている。日本でも、ナースは白衣の天使とも呼ばれ清楚なイメージがある反面、セクシーな存在と見られることも少なくない。続きを読む

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2007年03月30日

男性の肛門に棒を出し入れして起訴された元五輪代表女子水泳選手

台湾代表としてオリンピック等の国際大会に出場した輝かしい経歴を持つ元女子水泳選手が、男性の肛門に棒を出し入れするなどしたとして起訴された。被告となった沈寶尼(シェン・パオニ)は、1970年代から1980年代にかけて台湾の有力女子水泳選手としてオリンピックやアジア大会などに参加した。現在に至るまで未だ破られていない7つの台湾記録の保持者である。続きを読む

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2005年11月17日

普通のホテルで愛し合っている最中の恋愛カップル、全員逮捕される

恋愛に司直が介入するケースは、日本ではありえない。日本は恋愛に自由な国である。婚姻関係のあるなしで恋愛や肉体関係が制限を受けることもない。唯一“年齢認証”があるだけである。しかし世界には、肉体関係を伴う非婚/未婚カップル間の恋愛がご法度とされる国々もある。続きを読む

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2005年07月27日

14歳の少年がバスト手術を受けた理由

男子の二次性徴は12歳から14歳にかけてがピークだと言われる。通常は、声変わり、体毛の発毛、精通(射精)などが起き、大人の男の体へと変貌していく。しかし、14歳の米国人少年カイル・リッチ君の体には、女子の二次性徴とみまがう変化が起きた。

乳房が膨らんできたのである。カイル君が両性具有だからなのではない。彼は、「女性化乳房(gynecomastia)」と診断された。これは、れっきとした男性の乳房が何らかの原因によって膨らむ現象である。

カイル君の膨らんだ胸が同年代の少年たちの注目を浴びないはずがなかった。下品な言葉ではやしたてられることにカイル君は心底うんざりしていた。

「毎日が憂鬱でした」とカイル君は言う。「自分の部屋にぽつんと座って、なんで自分だけこんな目に遭わないといけないのかと思い悩みました」。
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2004年09月19日

ネコ殺しビデオ撮影事件を題材にしたドキュメンタリ@トロント映画祭《不公平さ8》

このネコが惨殺された9月9日に開幕したトロント映画祭のことは、日本語Webを見てもあちこちで言及されているのに、どうしてこれが日本に伝わっていないのだろうかと不思議に思う話題がある。

『Casuistry: The Art of Killing a Cat』と題されたドキュメンタリのことである。この題名を訳すなら「詭弁: ネコ殺しというアート」とでもなるだろう。

トロント映画祭の参加作品と上映日程を掲示しているBell - The Toronto International Film Festivalサイトには、このドキュメンタリのデータが以下のように示されている。

FILM TITLE:
Casuistry: The Art of Killing a Cat

Programme: Real to Reel
Director: Zev Asher
Country: Canada
Year: 2004
Language: English
Time: 91 minutes
Film Types: Colour/Digital Betacam

SCREENING TIMES:
Tuesday, September 14 06:00 PM CUMBERLAND 3
Friday, September 17 03:15 PM CUMBERLAND 3


上の上映日(SCREENING TIMES)欄を見れば分かるように、既に上映は終わっている。だが、カナダでは、このドキュメンタリを上映することに反対する声が高まっていた。数千通の投書が寄せられ、「上映すると殺す」という脅迫まであった。9月14日には、動物保護団体Freedom for Animals主催によるデモが行われ、100人近くが参加した。

カナダはもとより、欧米の新聞ではこの話が頻繁に報じられていた。Googleで「The Art of Killing a Cat」を検索すると、多数の英語記事がヒットする(検索結果)。だが日本語サイトでは、現時点で、 シネマトピックスサイトが1件ヒットするのみである。しかもデモがあったことを簡単に報じているだけでドキュメンタリの詳細については触れていない。

■ ネコ殺しビデオもドキュメンタリに含まれているのか?
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2004年08月29日

先行車両がいたにも関わらず速度違反で捕まる《不公平さ10》

橋昨年の秋のことだが、筆者はいつものように車を運転し、いつも通る橋の上の道路を走っていた。制限速度50キロだが、いつもの車の流れは+20キロほど。先行車両と少し距離が離れていたが、筆者はいつもの流れのとおりに時速70キロ程度で走行していた。先行車両が速度をさらに上げて、遠くに去っていく。そのとき筆者も速度を上げておくべきだったのかもしれない。

橋を渡り終えてしばらくすると、後ろで赤い回転灯が点灯し始め、サイレンが鳴る。まさか自分が取り締まり対象だとは思わなかった。左に避けてパトカーを先に行かせようとしたが、マイク越しに筆者に停車を命じてくるではないか。

「そこを右折してから、左に寄せて停車しなさい」

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2004年07月13日

180円ラーメンの秘密《不公平さ5》

180円ラーメン筆者の住んでいる関西には、もうかなり店舗数が多いのだが、現在急速に全国展開を繰り広げている180円の「びっくりラーメン一番」は皆さんも試してみましたか? 価格破壊の限界に挑戦しているともいえるこの外食チェーン、安かろう・まずかろうのイメージを与えがちだと思うが、ラーメンにうるさい筆者が週に1回はびっくりラーメンを食しているほどである。

お味は?

カップ麺でも180円以上するものが珍しくないのだが、これよりはるかに不味い500円ラーメンはおろか、これよりはるかにまずい800円ラーメンだって存在すると断言してもいいだろう。

そりゃ、思い出すだけでよだれが出そうな味ではない。だけど、マクドのハンバーガーや今は亡き吉野家の牛丼みたいなファーストフード的発想とは別の次元の食べ物だと思う。

近頃、食べ物の健康度を示す指標としてよく言及される「品目数」にしても、吉牛は、調味料を別とすれば、飯、肉、たまねぎの3品目でしかなかった。ラーメンはもともと品目数が多い食べ物なのだ。そのラーメンでここまでの価格破壊をしながら、ラーメンとしての必要最低限の品目数を立派に維持している。

スープを別として、麺、もやし、かまぼこ、ねぎ、豚肉、メンマ、ノリの7品目である。無料で用意されている「おろしにんにく」を加えれば8品目にも達する。

低価格の秘密

麺は自社工場で製造している。これにより材料費を抑えているようだが、この麺がそこそこ旨いのだ。

何より、人件費の大幅な節減に成功している点に注目すべきだ。

従業員はすべて素人だという。どの店舗にも包丁を置いていないという驚くべき事実。トッピング材料はあらかじめカッティングされた状態で各店舗に運ばれてくるらしい。

麺をゆでる器具も自動化されている。決まった時間になると自動的に湯の中から麺を入れたザルが上がってくる。から揚げや餃子もメニューにあるが、これらを調理する器具も自動化されている。

そうそう、通常、ラーメン屋で餃子を頼むと、ラーメンを食べ終わったころに餃子が出てくることが多いが、びっくりラーメンでは、ラーメンとほぼ同時に餃子が出てくる。その秘密は食べている限りよくわからないが、短時間で調理が完了するように設計された餃子のようである。味も悪くない。ただ少しやわらかい気がする。そこらに秘密がありそうだが。

数字のトリックもある?

さて、辛口評価で知られる「なんでも評点」がここまで「びっくりラーメン」をべた誉めにするなんて、裏があるんじゃないかと勘ぐられてしまいそう。もちろん、ちゃんと突っ込みを入れますよ。

180円(外税)というのは、あくまで醤油ラーメン(品名「びっくりラーメン」)の価格である。塩ラーメンや味噌ラーメンは100円アップの280円となる。ライスも120円。餃子は180円。各種トッピングも100円〜200円する。

180円ラーメンの代金だけ払って帰っていく客は少数派だろう。結局、一人当たりの代金は500円前後にはなっているのではないかと思われる。

ラーメン本体が180円に対し、チャーシューをトッピングすると200円アップになってしまうのは、不公平の匂いがする。「看板に偽りあり」とは決して言わないが、180円の数字だけに釣られて店に入ってくる客が多いのは事実だろう。

まぎらわしいとも言わないが、醤油ラーメンとその他の品目の価格設定には不公平感がある。考えてもみてほしい。一番働きのいい醤油ラーメンさんが、端役のライスくんと60円しか価格が違わず、脇役の餃子ちゃんと同価格だなんて、自分の働きに対する評価が低すぎる、いつか辞めてやると内心憤慨しているのではないか。しかも、普通なら同程度の価格設定のはずの塩ラーメンさんとは100円も差をつけられてしまっている。なんという不公平であろうか。(もっとも、実際には、びっくりラーメンの塩ラーメンは醤油ラーメンよりトッピングが多いのですけどね)。

よって、この不公平さは5ポイントくらいに評価したい。ただし、この不公平さは「びっくりラーメン」のビジネスモデルに折り込み済みの不公平さであり、決して批難されるべきものではない。

これからは、このような不公平さがビジネス成功の鍵を握ってくるかもしれない。ライブドアが無料でブログを使わせているのにも、こういう発想との関連性がありそうだ(blog Proにしても、サイドバー下部に金色バッチがおごられ、俺は金払ってるぞとふんぞり返る特権を得ながら月々たったの250円だしね)。

あるいは、一番働く奴の給料を一番低くするとかね。もっとも、旧公社/国有企業系の現民間企業なんかでは、公社/国有企業時代からの生き残りの一番働かない年代の人らがろくすっぽ仕事も出来ないのに高給取りだったりするそうで、いまさら新規な案でもなさそうですがね。

なお、3杯でも540円だからといって、びっくりラーメンを3杯食べるのは、あまりお勧めできない模様である(こちらを参照)。

【10月18日追記】

180円ラーメン記事を見にいらっしゃった方へ: 当ブログには、このほかにもレアな話、どのサイトよりも早く紹介する海外珍ニュースが満載。たとえば、最近のお勧め記事は次のとおり。




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2004年07月10日

食文化をめぐる不公平さ《不公平さ8》

アクセスログでこのブログにヒットした検索ワードの一覧を見ていると、なんとも言えず奇妙なものを見つけた。「食用娘」である。なんで、そんなものがヒットするのか? さっそくgoogleで「食用娘」と検索すると、 「なんでも評点」がトップでヒットするではないか。

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2004年06月06日

絶滅危惧種のゴキブリ《不公平さ評点 5》

たとえ、ゴキブリでも絶滅寸前なら保護してあげないと・・・という優しい気持ちになれますか?

オオゴキブリ

「オオゴキブリ(学名: Panesthia angustipennis spadica)」さんです。体長約40mm、山林部で暮らしていて、朽木の中に幼虫や成虫が群棲し、腐朽木部を食べているそうです。幼虫や成虫が群棲しているなんて、気持ち悪いですね。気持ち悪いのですが、準絶滅危惧種として『愛知県版レッドデータブック』に記載されているそうです。(詳細については、上の麗しきお姿をクリックしてみてください)。

さらに、オーストラリアにも、絶滅寸前のゴキブリが一種いるそうです。学名はPanesthia lata、通称は生息地にちなんでLord Howe cockroachなどと呼ばれているそうです。こちらも山林で暮らしていて、朽木を食べるそうです。残念ながら、こちらは麗しきお姿のお写真が見つかりませんでした。絶滅に瀕している原因は、Lord Howeという島に本来棲息していなかったネズミの一種を移入したからだそうです。

どちらも人間の暮らしには干渉してきていない、控えめなゴキブリさんですね。人間の世界と同じく、ゴキブリの世界でも「あつかましさ」が足りないと損をするみたいですね。

さて、あなたなら、保護してあげようと思いますか?

「えー、ゴキブリなんて、地球上から完膚なきまでに駆除して絶滅させればいいじゃないか」というお答のあなたの不公平さは満点の10と評価させていただきます。

と言いたいところですが、筆者にしても、学生時代、アパートで寝ているときにゴキブリがパジャマの中に入ってきて素肌の上を這い回ったという経験があって以来、ゴキブリを見ると文字通り身の毛がよだつ気がするほど。よって、不公平評点は半分に減らして5点くらいとしておきましょう。



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