(評)不幸中の幸い度
2007年08月22日
事故で脳の半分が破壊されて知的能力を失った青年が奇跡的に回復し、知能テストで稀に見る高得点を叩き出す
2005年7月のある日のこと、中国江蘇(チャンスー)省在住のワン・イーカイ君という19歳の少年が自宅近くの路上で突然の悲劇に見舞われた。ワン君は、同省西南大学への合格を果たしたばかりだった。9月から始まる大学生活 ― 前途洋洋たる未来が彼を待ち受けているはずだった。なのに、1台の自動車が無残にも彼を跳ね飛ばし、彼の頭蓋骨と大脳を破壊した。続きを読む
2007年06月08日
血液が緑色になってしまった男性
節足動物など、青い血を持つ生き物もいる。だが、人間の血液は赤いに決まっている。とりわけ動脈血は鮮やかな赤である。ところが、カナダ・バンクーバーのセントポール病院の医師たちは、深夜の緊急オペの直前、患者の動脈血を見て愕然とした。続きを読む
2006年11月11日
脳内に釘が打ち込まれてしまったのに痛みを感じなかった大工さん
“脳は痛みを感じない”というのは有名な話であり、真実である。映画『ハンニバル』でも、レクター博士がそう言いながら、頭蓋骨を取り外された哀れな男に自分自身の脳を食べさせるシーンがある。オーストリアで大工をしている30歳の男性も、脳に釘が刺さったが痛みをまったく感じなかったという。続きを読む
2006年11月08日
胸ポケットに入っていた小型バイブルがライフルの弾丸を食い止めて男性の命を救った
懐中時計やペンダントや銀貨やお守りが銃弾を止める。フィクションの世界でしばしば描かれる“九死に一生”シーンである。いや、実際に胸を撃たれたがブラの針金のおかげで命拾いした女性の話や、腹を撃たれたが分厚い脂肪のおかげで大事に至らなかった男性の話を当ブログで取り上げたこともある(リンクは本稿末尾)。今回は、2冊の小型バイブルが男性の命を救ったというお話。続きを読む
2006年10月18日
左の睾丸が屋根に釘付けになってしまった職人
われわれは何かに心を奪われると、その場に釘付けにされてしまったり、視線を釘付けにされてしまったりする。これはあくまで比喩的な表現である。だが、オーストリアには屋根に物理的に釘付けにされてしまった男性がいる。しかも、釘付けにされた部位は睾丸だった。続きを読む
2006年08月15日
5匹の子猫を熱した天ぷら油に入れてフライにしようとした男
日本や他のアジア諸国では、魚介類を生かしたまま加熱調理することがよくある。たとえばドジョウを生きたまま鍋に入れて加熱する料理がある。最終的にドジョウは豆腐の中に潜り込んで息絶える。アワビやサザエなどは、たいてい生きたまま火にかけられる。生きた食材(海老、鮎、白魚など)に衣を付け、熱した油の中に投入することもある。続きを読む
2006年07月23日
水中キスによる空気口移しで九死に一生を得た少年
7月15日のこと、米国フロリダ州オーランドの南フロリダ病院に14歳の少年アルジュウォン・ピプキン君が意識不明の重体で運び込まれてきた。脳のスキャンを取ったところ、異常が認められた。アルジュウォン君は、水中に少なくとも7分間沈んでいた。酸素不足により、脳が損傷した可能性があった。続きを読む
2006年04月06日
ジェットコースターに揺られたおかげで脳腫瘍が早期発見された女性
英国グロスターシャー州テュークスベリー在住の女性サリー・デアさんは、先日、家族旅行で米国フロリダ州を訪れ、“The Incredible Hulk(超人ハルク)”という名の付いたジェットコースター(写真左)に乗った。コースターから降りた後、サリーさんは激しい頭痛に襲われた。さらに、視界がかすんでしまった。続きを読む
Miccckey
1960年代生まれ。大阪在住。ハイテク、IT、メディカル関連など、お堅い分野のトランスレータ。ふと気がつけばキャリアは20年に迫ろうとしている。普段は制約の中で仕事をしていて、その反動でこのブログを始めたのだが、結局いろんな制約の中で記事を綴る日々。