なんでも評点:没落記

没落記

2022年06月13日

没落記(1)

私生活のことを書かないのがルールだったが、2019年3月に飲み屋で倒れて(と言っても足がふら付いただけだが、店主が心配して救急車を呼んでくれた)入院した日から、私の人生はねじ曲がりの極致を迎えた。入院した翌日ぐらいに症状が悪化。1週間ほど、記憶がない。友人たちが駆けつけてくれたが、あまり憶えていない。続きを読む

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2022年06月14日

没落記(2)

仕事の途絶え方が半端なかった。仕事が止まったことを元妻に相談したところ、「脳の障害でよほどひどいものを出したから干されたんじゃないの」と返ってきた。もしかして、そうなのかと一瞬狼狽えたが、担当者が別人に変わったみたいに冷たくなった。
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2022年06月16日

没落記(3)

「没落記(2)」で「最近人のやさしさに触れて心洗われることが増えた。人がやさしいことを再発見した」と書いた。人のやさしさ――それはたとえば、野良猫に対する優しさだ。私は、昔から野良猫に好かれやすい。こちらから餌などをオファーしなくても、意味不明な人懐こさで野良に接近してこられることがある。たとえば、下の写真がそうだ。続きを読む

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2022年06月19日

没落記(4)

私はフリーランス翻訳者という定職に就きながら、実は、麻雀打ちだった時代が長い。早稲田の学生だったころに、仲間とのかったるい麻雀に嫌気がさしてフリー雀荘へのデビューを果たした。しかも、生まれて初めて入店したのが、西武新宿線野方駅前にあった頭文字Fの雀荘。ヤーさんが我が物顔で出入りしているマナーのへったくれもない危険な雀荘だった。レートはさほど高くなかったが、イカサマが横行。まあ、いたいけない大阪出身の貧乏学生が無法地帯でもまれて成長した。続きを読む

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2022年07月02日

さらばロードバイク:いかにして自転車に乗れなくなったか

私は、10代のころに自転車を乗りまくっていた。小学校時代にストップランプやフラッシュなどの電飾品を装備した自転車を買ってもらって嬉しそうに乗りましていたが、高校入学後はロードバイクを手に入れてガンガン乗り始めた。当時住んでいた大阪南部には、関西サイクルスポーツセンターがあり、その周囲の起伏のある地形とともに自転車に乗るのにちょうどよい環境が整っていた。
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