クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:パリで子供向けに「臭い・汚いエキスポ」開催

2004年11月28日

パリで子供向けに「臭い・汚いエキスポ」開催


幼いころ、シモネタというのは、ウンチやオナラに関する話だと思っていた。たぶん、大人の会話に首を突っ込んだときに、大人がそんなふうに誤魔化したのを真に受けたからだろう。

シモネタが本当におしっこやウンチやオナラに関する話なら、幼児はシモネタ大好き。汚い話は子供を笑わせる。幼児がカレーライスをウンコライスと呼んでも大人は怒ってはいけない。

フランスならではのエスプリが利いているかもしれない子供向けの博覧会が11月30日から来年の5月8日までパリで開かれる。題してCrad'expo。Cradはフランス語で「ばばちい物」の意味。


Crad'expoは、人間の体の中で呼吸や消化がどのように行われているかを子供たちにわかりやすく説明することを狙いとしている。オナラ、糞便、尿など、大人が顔を背けそうな話題を子供たちのボキャブラリで、子供たちが楽しめるように説明しようとしている。下記がCrad'expoのオフィシャルサイト。



たとえば、ゲームやシミュレーションなどを通じて、以下の現象の仕組みを教えてくれる。

  • おならシミュレーション
    オナラはどうして音がするのか。お尻の穴が振動して音が鳴る仕組みをシミュレートできる。



  • 食物ピンボールマシン
    どの食べ物を食べると、おならが出やすくなるかとかを教えてくれる。

  • おしっこゲーム
    プレーヤーは腎臓の役を演じる。血液から老廃物を取り除く。どれだけ取り除けたかによってスコアが出る。

  • くしゃみゲーム
    大きな鼻の模型の中に、異物を模した玉を入れる。玉が5つ入ると、くしゃみさせるのに成功する。


このほか、実際に人間の体から発するくさい匂いを嗅げる装置もあるらしい。おそらく、そのうち日本のテレビなどでも、Crad'expoのことが取り上げられそうに思う。この子供向け博覧会がフランスで好評を博したとして、日本にもやってくる可能性はあるだろうか。

ここのところ、当ブログはライブドア運営の対応をめぐるゴタゴタのことばかり書いていたが、そもそもこの騒動の根底には「臭い物にはふたをしろ」的発想があったと思う。臭い物に蓋をするのが日本の文化だと決め付けるのは言いすぎだと思うが、Crad'expoをそのまま日本で再現できるかというと、ちょっと難しそう。

ありえる度3■■■□□□□□□□


当ブログの全記事一覧を見る



この記事の先頭に戻る

Google
WWW を検索 評点




miccckey at 02:39│
はてなブックマーク - パリで子供向けに「臭い・汚いエキスポ」開催
Comments(0)TrackBack(0)clip!
(評)ありえる度 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
◎-->