クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:ドイツのテレビ局がニップルピアス装着シーンを朝から生放送《はた迷惑さ9》

2004年09月12日

ドイツのテレビ局がニップルピアス装着シーンを朝から生放送《はた迷惑さ9》


今、イギリスやドイツから全世界に波及するかのように「BIG BROTHER(ビッグブラザー)」と呼ばれる形態のTV番組が加熱・増殖しているという。INTERNET Watchサイトに連載されていた「アウトバーン通信 〜独国的電網生活」(2000/10/27〜2001/04/27)には、ドイツにおけるBIG BORTHERフィーバーが報告されていた。若手芸人がガラス張りの家で生活するなどといった番組は日本にもあるが、それと比べ物にならないほど過激なのだ。

さて、日本の皆さんは、世界中に繁殖しつつあるTV企画「BIG BROTHER」現象をご存知だろうか。個人のプライバシー侵害とも言えるTV企画は、むしろ日本がお家芸(失礼)のような気もするのだが、この「BIG BROTHER」は、日本では同様の条件での実現は難しいかもしれない。簡単に説明すれば、あらゆる場所にテレビ・カメラが設置(計28台)された簡易住宅(コンテナと呼ばれている)で、男女同数の挑戦者が生活する。彼らはいかなる時もマイクを身につけなければならず(コンテナに設置されているマイクは計60個)、その行動は24時間、すべてチェックされることになる(後に1日1時間だけ“カメラ・マイクなしの部屋”に入ることが認められた)。そしてトイレを除くすべての場所で捉えられた映像が公開(放映)される、というものだ。
【引用元】第9回 国民性が妙に理解できるプライバシー・ゼロのTV企画「BIG BROTHER」に見る、ドイツ人の実態 (2001/01/12)


さて、ドイツでは、9月9日、BIG BORTHER系の番組で朝っぱらからとんでもないシーンが生放映され物議をかもしている。23歳の女性が台の上にトップレスで横たわり、乳首にピアスを入れるシーンが流されたのだ。同じシーンの映像は9月10日にも再放映された。

下のリンクをクリックすると、問題のシーンのビデオキャプチャを見ることができるが、18禁とすべき内容なのでご注意いただきたい。



当然のことながら、現地でも議員や青少年保護団体から批難の声が湧き起こっている。しかも、ピアスを入れるシーンだけではないのだ。もっと加熱している。上の引用文(3年前の記事)には、「トイレを除くすべての場所で捉えられた映像が公開(放映)される」とあるが、この制限すら今では既に取り払われているようである。実際に、次のような映像がTVで堂々と流されているというのだ。これも18禁扱いにすべきであろう。



見たい人は見ればいいのだろうが、視聴者にあまり選択権のないTVで(しかも朝っぱらなどから)こういう映像を流されるのは「はた迷惑」である。9ポイントに相当するだろう。

はた迷惑さ9■■■■■■■■■□


さて、日本にもBIG BORTHER方式を奥ゆかしくローカライズしたかのような番組なら既に存在する。「あいのり」がその代表であろう。しかし、あの番組を見ていると、なんとなく「歯がゆい」感じがしないでもない。男女が集団生活しているのに、話がきれいすぎると思うからだ。かといってBIG BORTHERは行き過ぎだと思うけど。




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