2004年09月09日
このブログでは、ノルウェーのニュースサイト「Aftenposten Norway, Norwegian news in English」をときどきネタ元として使わせてもらっている。筆者はノルウェーに行ったことはないのだが、一応60年代生まれの筆者がまだ20代前半だったころ、ある意味において北欧は若者たちの憧れの的だった。北欧を旅すれば、夢のような体験ができると信じられていた。Aftenposten Norwayサイトを先ほどチェックすると興味深い記事が2つ。
- Record number sexually abused by women
(女性による性的虐待が激増)
- Norwegian sexologists unveil "penis atlas"
(ノルウェーのセクソロジストがペニスアトラスの制作を発表)
ここでは、上の2つの記事の内容を「なんでも評点」流に紹介しよう。興味のある人は続きを読んでください。
■女性による性的虐待が激増しているって?
ノルウェーには「Incest Center for Men」という機関があり、男性からの相談を受け付けている。この組織の名称を直訳すれば「男性のための近親相姦(相談)センター」である。近親相姦に関する悩みがある男性は、このセンターに電話すれば解決の手助けをしてもらえるかもしれないというわけだ。
同センターでは、現在進行中の近親相姦に関する相談がもともと大半であり、自分が子供のころに女性から受けた性的虐待に関する相談など、6年前には皆無だった。しかし、1998年ごろから、そういう相談が急増したという。
現在では、子供時代に(肉親の)女性から性的な行為を強要された体験を持つ大人(またはハイティーン)の男性からの相談が、同センターに寄せられる相談の3分の1に上っている。この増加傾向は今後も続きそうだという。
オスロの「National Resource Center on Violence and Traumatic Stress(暴力とトラウマに関する国立資料館)」のゲイル・ボーゲン氏は、調査の結果、子供に対する近親相姦の10パーセントは肉親の女性、つまり母親もしくは姉(妹も?)から仕掛けられたものであることが判明しているという。逆に言うと、90パーセントは父親や男兄弟から仕掛けられたものなわけだが。
ボーゲン氏はこんなふうに噛み砕いて説明している。3、4歳の息子に母親が「おちんちん」をきれいにしないといけないから、お母さんが洗ってあげるわねと言ったとする。息子が幼いときだけならまだしも、息子が十代になるまで母親による「ちんちん洗い」が続いたとすると、第三者はそれを一種の性的虐待だと考えるだろう。しかし、当事者の少年が性的虐待だったと気づくのは、たいがい大人になってからだ・・・と。
女性が性的虐待を行う場合はカモフラージュが容易なのだ。まあ、ずっと昔にこのブログに書いたように、おばさんが男子便所に入っても性犯罪に直結されないのと共通する根っこがあるかもしれない。
今まで表に出てこなかっただけで潜在的に、女性による性的虐待があったのではないかというわけだ。しかも、ノルウェーに限らず、ほかの国々でも似たようなことが言えるのではないかとボーゲン氏は語っている。
しかし、なんだか釈然としない話である。親子や兄弟なら当然のスキンシップまで悪者視されてしまうことになりかねない。一緒に風呂に入る習慣のある日本の親子なんて、ノルウェーの人たちから見たら、ほとんど近親相姦に近いものがあるかのように見えてしまうのではないか。彼らから見れば、その「まぎらわしさ」は8ポイントほどに相当するであろう(って、例によって、こじつけっぽい結論だが)。
それにしても、少なくとも筆者が若かりしころ、ノルウェーは性的に解放された楽園の1つだったはず。そんな楽園にも、性的に屈折してしまう大人が多いとはちょっと意外に思う。
■ペニスアトラスって何だ?
Dinamoという出版社が、男性性器に関する正しい理解を広めるために「ペニスアトラス」なる本を制作・出版することを発表したとのこと。4名のセクソロジストが執筆に当たり、100人の男性の写真が収録される。ペニスの秘密をさまざまな角度と視点から解き明かす書物になるという。
100人の男性というのは、正確に言うと、100本の男性器である。弛緩時と怒張時の両方の画像をセットにし、サイズデータと共に掲載する。重さ、長さ、形状、色など、さまざまな基準から分類したカタログになるらしい。
さて、この本、日本で出版されるのだろうか。医学書の一種という扱いにすれば、無修正でもかまわないだろう。売れるかどうか。まだ出来上がっていない書籍であり、中身を見たわけでもないのでなんともいえないが、話題性はかなり高いものになるだろう。続報があれば、また紹介してみたい。
【9月15日付記】
ペニスアトラスの詳報を掲載しました。ここをクリック。
ノルウェーには「Incest Center for Men」という機関があり、男性からの相談を受け付けている。この組織の名称を直訳すれば「男性のための近親相姦(相談)センター」である。近親相姦に関する悩みがある男性は、このセンターに電話すれば解決の手助けをしてもらえるかもしれないというわけだ。
同センターでは、現在進行中の近親相姦に関する相談がもともと大半であり、自分が子供のころに女性から受けた性的虐待に関する相談など、6年前には皆無だった。しかし、1998年ごろから、そういう相談が急増したという。
現在では、子供時代に(肉親の)女性から性的な行為を強要された体験を持つ大人(またはハイティーン)の男性からの相談が、同センターに寄せられる相談の3分の1に上っている。この増加傾向は今後も続きそうだという。
オスロの「National Resource Center on Violence and Traumatic Stress(暴力とトラウマに関する国立資料館)」のゲイル・ボーゲン氏は、調査の結果、子供に対する近親相姦の10パーセントは肉親の女性、つまり母親もしくは姉(妹も?)から仕掛けられたものであることが判明しているという。逆に言うと、90パーセントは父親や男兄弟から仕掛けられたものなわけだが。
ボーゲン氏はこんなふうに噛み砕いて説明している。3、4歳の息子に母親が「おちんちん」をきれいにしないといけないから、お母さんが洗ってあげるわねと言ったとする。息子が幼いときだけならまだしも、息子が十代になるまで母親による「ちんちん洗い」が続いたとすると、第三者はそれを一種の性的虐待だと考えるだろう。しかし、当事者の少年が性的虐待だったと気づくのは、たいがい大人になってからだ・・・と。
女性が性的虐待を行う場合はカモフラージュが容易なのだ。まあ、ずっと昔にこのブログに書いたように、おばさんが男子便所に入っても性犯罪に直結されないのと共通する根っこがあるかもしれない。
今まで表に出てこなかっただけで潜在的に、女性による性的虐待があったのではないかというわけだ。しかも、ノルウェーに限らず、ほかの国々でも似たようなことが言えるのではないかとボーゲン氏は語っている。
しかし、なんだか釈然としない話である。親子や兄弟なら当然のスキンシップまで悪者視されてしまうことになりかねない。一緒に風呂に入る習慣のある日本の親子なんて、ノルウェーの人たちから見たら、ほとんど近親相姦に近いものがあるかのように見えてしまうのではないか。彼らから見れば、その「まぎらわしさ」は8ポイントほどに相当するであろう(って、例によって、こじつけっぽい結論だが)。
| まぎらわしさ8 | ■■■■■■■■□□ |
それにしても、少なくとも筆者が若かりしころ、ノルウェーは性的に解放された楽園の1つだったはず。そんな楽園にも、性的に屈折してしまう大人が多いとはちょっと意外に思う。
■ペニスアトラスって何だ?
Dinamoという出版社が、男性性器に関する正しい理解を広めるために「ペニスアトラス」なる本を制作・出版することを発表したとのこと。4名のセクソロジストが執筆に当たり、100人の男性の写真が収録される。ペニスの秘密をさまざまな角度と視点から解き明かす書物になるという。
100人の男性というのは、正確に言うと、100本の男性器である。弛緩時と怒張時の両方の画像をセットにし、サイズデータと共に掲載する。重さ、長さ、形状、色など、さまざまな基準から分類したカタログになるらしい。
さて、この本、日本で出版されるのだろうか。医学書の一種という扱いにすれば、無修正でもかまわないだろう。売れるかどうか。まだ出来上がっていない書籍であり、中身を見たわけでもないのでなんともいえないが、話題性はかなり高いものになるだろう。続報があれば、また紹介してみたい。
【9月15日付記】
ペニスアトラスの詳報を掲載しました。ここをクリック。
| 当ブログの全記事一覧を見る |
この記事の先頭に戻る
