2004年09月04日
英国ウェールズ地方でとんでもない新記録が樹立された。達成者は、レベッカ・デントンさん、37歳、2児の母。新記録樹立に対するご褒美は、向う5年間の運転禁止である。
ある日のこと、彼女は南ウェールズの精神病院を自動車で訪ね、入院している友人マーチン・ウィリアムスさんをパブに誘い出した。そこで、べろんべろんになるまで飲んだ後、「そうだ、海に行こう!」とひらめいた。
ある日のこと、彼女は南ウェールズの精神病院を自動車で訪ね、入院している友人マーチン・ウィリアムスさんをパブに誘い出した。そこで、べろんべろんになるまで飲んだ後、「そうだ、海に行こう!」とひらめいた。
目的とする海岸までの距離は130キロ。英国でもトップクラスの交通量を誇るM4高速に乗り入れ、30キロ地点でいったんサービスエリアに立ち寄った。ここから新記録樹立への逆走が開始される。日本でもよくある例のパターンである。サービスエリアへの入り口から発進してしまったのだ。彼女のトヨタ・セリカは130キロの速度を維持しながら、3レーンの東向き車線を西に向かって爆走。当然のことながら、正しい向きに走ってくる自動車と衝突しそうになる。衝突しそうになったほかの車のドライバーが警察に通報した。
警察は、さすがにレベッカさんと同じように逆走するわけにはいかないので、正しい車線にパトカーを走らせ、彼女を追跡した。停止を命じても、助手席のマーチンさんが手を振って応えるだけ。レベッカさんはパトカーを見ようともしない。
やむなく、警察は、レベッカさんのセリカの行く手にタイヤをパンクさせる装置を投入した。こうして捕り物劇は終わったが、レベッカさんは呼気検査を拒否。
レベッカさんは「私は正しい方向に走っていたわよ。逆走していたのはほかのドライバーじゃないの!」とのたまわったそうな。もっとも彼女自身、精神科への通院歴があり向精神薬を服用した上に酒を飲んでいた。このため、地元の裁判所は、彼女に実刑判決を下さず保護観察処分にすることを決定した。
彼女が達成した逆走距離は、なんと50キロ。英国での新記録だそうだ。ほかの車と衝突せずに逆走した最長距離である。しかも、警察が停止させなければ、この記録はもっと伸びる可能性があった。それ以上逆走すると、ほかの車を巻き添えにしてしまう可能性はもっと高かったわけだが。
彼女のセリカとの衝突を危機一髪で回避したほかのドライバーが味わった「はた迷惑さ」は当然のことながら満点の10ポイントである。
| はた迷惑さ10 | ■■■■■■■■■■ |
■ News source: IOL - A Step Beyond - 'Madam, you're going in the wrong direction'
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