2004年09月02日
ブログ新語紹介第4弾。今回は、Blog Glossary(ブログ用語集)からGの項を飛ばして、H〜Jの項の用語をピックアップする。
Gの項にはGoogle Bomb(グーグル爆弾)の記載があったが、ブログの政治的運用に関しては筆者自身まったく興味がないので、ブロガーやネットワーカーの心理とブログの分類に関する用語に焦点を絞ることにしたい。
Gの項にはGoogle Bomb(グーグル爆弾)の記載があったが、ブログの政治的運用に関しては筆者自身まったく興味がないので、ブロガーやネットワーカーの心理とブログの分類に関する用語に焦点を絞ることにしたい。
- Hitnosis [ヒットノシス]
カウンターはアップしているだろうか。あるいは新しいコメントは付いているだろうか。気になって仕方がない。自分のブログをブラウザで開いたままにしておき、ひっきりなしに画面を更新してしまう。そういう心理状態を指す用語である。
ネタ元記事によれば、1万ヒットや10万ヒットなどの記念のヒット数に達する目前や、自分のブログに予想外に多数のコメントが付いたときに、この心理状態になりがちだと書いてあるが、そういう理由がなくてもヒットノシス状態になってしまうブロガーは多いのではないだろうか。
たとえば、「これは絶対話題になる」みたいなネタを投稿した後とか。あるいは、あえて地雷を踏むような記事を投稿してしまい、批難のコメントが殺到するのではないかと戦々恐々としているときとか。
筆者の場合、ブログを始めて間もないころはヒットノシスになりがちだった。最近はブラウザ画面をやたらと更新したりはしない。アクセスログで確認している。ん? しかし、しょっちゅうアクセスログをチェックするのもヒットノシスの一種かもしれないぞ。
- Journal blog [日記ブログ]
journalという英単語はジャーナリズムを連想させるため、Journal blogはジャーナリスティックなブログの意味に思えるかもしれない。
しかし、Journal blogとは、あくまで個人的な日記風のブログのことである。ネタ元記事には「圧倒的大多数のブログは日記だが、日記ブログのほとんどは、ごく少数の読者にしか読まれていない」と書かれている。
実際にはそうでないケースもあると思う。有名人の日記にアクセスが集まるのは当然として、個人の日記ブログでも多数のファンが付いているものが現実に存在する。次の用語からしても、英語ブログ界では、日常生活のことを淡々と書く日記に対する評価が低いようである。
- Kittyblogger [キティ・ブロガー]
「キティ」と聞くと、条件反射的にキティちゃんを連想してしまい、今話題のキティの日記のことかと思う人がいるかもしれないが、違います。
本来、Kittybloggerという用語は自分が飼っている猫のことをブログに書く人のことを意味していたが、最近では、「日常生活のことを日記ブログに書き綴る人」の意味で使われることが多いらしい。上の項にも書いたが、やや蔑視的な含みがある表現とのこと。
■ネタ元 - samizdata.net - Blog Glossary
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