2004年08月31日
ケニアのナイロビに住むエダー・オデラ夫人は、過去5年のうちに13人の子供を生んだと主張している。仮に「彼女は不妊治療を受けていて、排卵誘発剤の影響により5つ子を2回産んで、3つ子を1回産んだ」というのならわからないでもないだろう。しかし、彼女の年齢は56歳なのだ。5年前ですら、ゆうに51歳だったことになる。もちろん不妊治療を受けていたはずもない。彼女の主張によれば、4ヶ月おきに子供を1人ずつ産んだという。しかも、男性との性行為を伴わずに生まれた子供も含まれているという。
この話には、イギリスからやってきたギルバート・デヤ牧師とその妻も絡んでいる。牧師は自ら大司教と名乗っており、胡散臭さは満点の10ポイントに相当しそうな勢いである。
デヤ牧師は、閉経後の女性や不妊症の女性でも、悪魔祓いをすれば妊娠が可能になると主張している。デヤ牧師の妻がオデラ夫妻のためにお祈りをすると、奇跡が起こったのだという。
神の仕業によりこの世に生を受けたのだとして、彼らはその子供たちを「ミラクル・ベイビーズ」と呼んでいる。
これが本当なら確かに「奇跡」だ。しかし、当然のことながら「ありえる度」は最低点の1(絶対にありえない)である。ありえない話を真実だと主張する人がいたら、犯罪の隠れ蓑にしようとしているのではないかという疑いが当然のことながら浮上する。
子供の人権問題に取り組んでいる慈善団体からは、チャイルド・トラフィッキング(性的略取を目的とした子供の人身売買)の疑いが指摘された。現地の警察当局が両夫妻(付記参照)の身柄を拘束すると共に、「ミラクル・ベイビーズ」を保護し、DNA鑑定を受けさせることになった。
オデラ夫妻の家にいた13人の「ミラクル・ベイビーズ」(乳児から4歳児まで)に加え、デヤ牧師夫妻の家からも8人の「ミラクル・ベイビーズ」が保護され、その総数は21人に上った。
うち12人の子供たちに対して、DNA鑑定が実施された。その結果は言うまでもない。オデラ夫人とは何の血縁関係もないことが明らかになった。残りの9人に対してもDNA鑑定がまもなく実施される。
地元当局は、4名の容疑者を子供の人身売買の疑いで追求している。この裏には、国際的な人身売買シンジケートが関与していると見られている。悪魔祓いを標榜する本人(ギルバート・デヤ牧師)が実は悪魔だったわけだ。似たようなことは日本でもあるが。
21人の「ミラクル・ベイビーズ」の最年少は生後3ヶ月、最年長は14歳である。地元当局は、報道陣に対し、21人の子供たちのクローズアップ写真を公開した。生後3ヶ月から14歳までの子供が行方不明になっている親がいたら、ぜひ警察署を訪れてほしいと声明している。
これらの写真を見ると、笑っている子供もいる一方で、泣き叫んでいる子供もいる。これらの写真は、ケニア全国の警察署にも配布されている。
その後の続報によると、うち1名、4歳の子供が実の両親に再会できたという。
この話については、また改めて続報を収集し記事を起こすつもりである。
【9月3日付記】
この記事の執筆時には、情報がはっきりしなかったため「両夫妻の身柄」が拘束されたと書いたが、これは間違いでした。デヤ牧師は2年前からケニアに戻らず母国イギリスで活動しているとのこと。この事件に関しては、もう少し全容が明らかになってから別記事を起こします。
【Source/Replated Articles】
デヤ牧師は、閉経後の女性や不妊症の女性でも、悪魔祓いをすれば妊娠が可能になると主張している。デヤ牧師の妻がオデラ夫妻のためにお祈りをすると、奇跡が起こったのだという。
神の仕業によりこの世に生を受けたのだとして、彼らはその子供たちを「ミラクル・ベイビーズ」と呼んでいる。
これが本当なら確かに「奇跡」だ。しかし、当然のことながら「ありえる度」は最低点の1(絶対にありえない)である。ありえない話を真実だと主張する人がいたら、犯罪の隠れ蓑にしようとしているのではないかという疑いが当然のことながら浮上する。
子供の人権問題に取り組んでいる慈善団体からは、チャイルド・トラフィッキング(性的略取を目的とした子供の人身売買)の疑いが指摘された。現地の警察当局が両夫妻(付記参照)の身柄を拘束すると共に、「ミラクル・ベイビーズ」を保護し、DNA鑑定を受けさせることになった。
オデラ夫妻の家にいた13人の「ミラクル・ベイビーズ」(乳児から4歳児まで)に加え、デヤ牧師夫妻の家からも8人の「ミラクル・ベイビーズ」が保護され、その総数は21人に上った。
うち12人の子供たちに対して、DNA鑑定が実施された。その結果は言うまでもない。オデラ夫人とは何の血縁関係もないことが明らかになった。残りの9人に対してもDNA鑑定がまもなく実施される。
地元当局は、4名の容疑者を子供の人身売買の疑いで追求している。この裏には、国際的な人身売買シンジケートが関与していると見られている。悪魔祓いを標榜する本人(ギルバート・デヤ牧師)が実は悪魔だったわけだ。似たようなことは日本でもあるが。
21人の「ミラクル・ベイビーズ」の最年少は生後3ヶ月、最年長は14歳である。地元当局は、報道陣に対し、21人の子供たちのクローズアップ写真を公開した。生後3ヶ月から14歳までの子供が行方不明になっている親がいたら、ぜひ警察署を訪れてほしいと声明している。
これらの写真を見ると、笑っている子供もいる一方で、泣き叫んでいる子供もいる。これらの写真は、ケニア全国の警察署にも配布されている。
その後の続報によると、うち1名、4歳の子供が実の両親に再会できたという。
この話については、また改めて続報を収集し記事を起こすつもりである。
【9月3日付記】
この記事の執筆時には、情報がはっきりしなかったため「両夫妻の身柄」が拘束されたと書いたが、これは間違いでした。デヤ牧師は2年前からケニアに戻らず母国イギリスで活動しているとのこと。この事件に関しては、もう少し全容が明らかになってから別記事を起こします。
【Source/Replated Articles】
- BBC - 'Miracle babies' seized in Kenya
- allafrica.com - DNA Tests Show It's a Miracle Con
- allafrica.com - 'Miracle' Boy Identifies Parents
- allafrica.com - 'Deya Babies' Are Victims of Trafficking
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1. 横浜の人口もこの方式で倍増!! [ 横浜探索日記 - webmasterさんのブログ - 横浜みなとみらい線の沿線情報MM21LINE.COM ] 2004年08月31日 13:50
横浜も人口に歯止めがかかっているというニュースを先日お伝えしたが、 4ヶ月おきに五年間で13人の子供を生むという偉業を成し遂げた女性 の話がコチラデス 「なんでも評点」 5年間で4ヶ月おきに13人産んだと主張している女性《ありえる度1》 これで横...
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2. Posted by mouse click the next document 2014年05月10日 21:55
e-cigarette flavors なんでも評点:5年間で4ヶ月おきに13人産んだと主張している女性《ありえる度1》
3. Posted by just click the up coming site 2014年05月11日 18:46
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