2004年08月22日
何かに一度失敗すると、似たようなことに過敏になってしまう。たとえば、海でゴムボートがパンクして溺れそうになったら、もう二度とゴムボートには乗りたくないと思ってしまう。そういうタイプの人がいる一方で、ゴムボートがパンクしたのは、その製品自体に問題があったからで、別のを買えばよいと考えるタイプの人もいる。この前の金曜のこと、イギリス南西部の海岸でゴムボートが沖合いに流されて戻れなくなった30歳の父親と8歳の息子が海岸警備隊に無事救助された。たしかに「無事」ではあったが、救助隊にしたら、こんなに歯がゆいことはなかった。その歯がゆさ、堂々たる満点の10ポイントであったという。
なぜなら・・・
その前日の木曜日には、パンクしたゴムボートを修理しようとして干潟に乗り上げ、泥に足を取られて動けなくなった親子を救助したばかりだったからだ。その救助には、50人もの隊員が動員された。で、木曜の親子と金曜の親子は同じ親子だったのだ。
あれだけ危険な行動を慎むように言って聞かせたのに、その翌日にはもう新しいゴムボートを購入して海に出かけている。確かに金曜にはゴムボートはパンクしなかったし、干潟で立ち往生もしなかった。その代わり、はるか沖合いに流されて、大西洋の藻屑と化そうとしていた。
■ News Source: IOL - A Step Beyond - UK rescuers save man and son - twice
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