2004年08月12日

そのままレースに出てしまうと、スイムを終えて上がってきた女子選手がシースルー状態で観衆の目にさらされることになり、トライアスロン (triathlon) どころか「アイアスロン(eye-athlon)」になってしまうと SUN 紙が揶揄している。
この問題への対策として、裁縫師が大急ぎで水着の胸の部分にライクラのパッチを縫い付けたとのこと。ほかの部分については修正を加えていない模様。
ちゃんと対策できているかどうかにひとかどならぬ関心のある方は、女子トライアスロン(8月25日)をお見逃しなく。
しかし、この修正、現場の選手から苦情があったから直したというよりは、運営側の配慮のようである。選手にしたらレースに必死なのだから、透けているのではないかとびくびくしたりはしないだろう。それどころじゃないって感じ。よって、透けていたらどうしようと気にする「びくびく度」は最低点の1と思われる。
イギリス人はこういうことをわりと気にするようだが、ドイツ人なんかは過去の例を見ても平気っぽい。また、これは泳いだ後、陸上に上がって自転車に乗り込むトライアスロンだからこそ取られた対策かもしれない。
ちなみに、筆者は大昔、10代のころ競泳をしていたが、その当時ですら女子競泳着(特に淡色系や緑系)は透けて見えるものだった。そういうものだと思っていたし、ストイックな若者?だったので別に何とも思わなかったぞ。
本来、人間の闘争心や性的欲望を昇華させるのがスポーツの役割だったようにも思う。ワールドカップ参加のサッカーチームの監督が禁欲令を出したりするのも、そのへんに根がありそうだ。まあしかし、新体操やシンクロなど、1980年代以降は、性的アピールが加味されたスポーツも増えてきた。
【8月14日付記】
この記事に予想外の大反響。女性アスリートの肉体美に惹かれる男性が多いからにちがいないということにしておこう。
ネタ元の英国SUN紙には、有名女子選手数名を選りすぐって、セクシーフォト付きで5段階評価する記事が掲載されている。見たい人は、ここをクリック。
【8月16日付記】
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■ News Source: The SUN Newspaper Online - Girls in Games eye-athlon
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