2026年06月01日
「工作員のスケッチ」という仮題で創作大賞への応募を検討していた小説、正式題名を『南回帰線を舞うひとひらの蝶』と決定し、7月8日の締め切りまでになんとか完成させようとしています。投稿対象部門は「ミステリー」になるかと思いますが、ミステリー仕立てになるかどうか。サスペンスがより近い内容になると思われます。
珍しく最初にあらすじの原案が出来ました。AI全盛の風潮に流されず、あえて古めかしい文言であらすじを書きました。AIはおろか、GUIコンピュータや携帯端末すらなかった1980年代の話ですから。
【あらすじ】
20代前半の若さでアフリカ任務に就いた御堂響は、南回帰線を舞う蝶のごとし。1980年代、南アフリカの人種隔離政策下で“名誉白人”と扱われることに甘んじながら、周辺のコミュニズムに感染したアフリカ人国家の役人たちを堕落させる工作活動の日々を送る。
南アでは無軌道な暴力、内戦国ではコミュニズムと資本主義の武力衝突に脅かされる響は、平和の国の使者またはエコノミックアニマルのエージェント(工作員)として蝶のように舞い続けるほかない。
ジンバブエで武器商人から兵器を入手した元傭兵フェイショートがモザンビークの秘密警察に追われ、同行していた響も拘束される。運命やいかに。
