クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:私も執筆していたあの著名サイトが完全消去

2025年01月09日

私も執筆していたあの著名サイトが完全消去


昨年春に、ワタシがライターとして採用されて署名入り記事が何本か掲載されたテック系サイト『Techable』が12月31日に跡形もなく閉鎖(消去!)されていたことを当時の担当者から昨夜届いたメールで知って驚いた。Techableは、東証上場企業のPR Timesが運営していたサイトである。過去の記事が相当に蓄積されていたのが、すべて消去されているのだからインターネット上で見られる終焉劇として類を見ない。何が閉鎖の理由なのか知らないが、ライティング界がAIによって浸食されていることが理由の1つであることは推察できる。
未だにAIの荒波に呑まれず健在なライターの知人もいるが、今や実務系ライティングはAIとどう付き合うかがカギとなっている。Techableに執筆した記事は、一切AIに文を書かせず、完全に手作業で書いたのだが、編集部によるファクトチェックがどうやらAI頼りのライティングを想定しているらしくて、ぎすぎすした関係になり、執筆を取りやめることになった。

どうせAI頼りと疑われるのなら、ずる賢くAIを活用すべきかもしれない。しかし、ライティングの発注元がAIをどう考えているかは企業ごとにまちまちであり、コンセンサスが確立されていない。翻訳に関してはガチの実務派だったが、ライティングは私が自分の主観を交えても良いクリエィティブ系が多かった。実務ライティングは経験や発注者との付き合いが浅い。ということも踏まえて、『カクヨム』サイトにノベルの執筆を始めた次第である。⇒小説(ミッキー大槻) - カクヨム

カクヨム

カクヨムは一銭のお金にもならんことはない。一銭ぐらいにはなる(笑)。なんでも評点を20年続けていて、アボセンスを食らうまで3年ぐらいの間、年に数百万稼げていた。、カクヨムで17年続けていたら通算で少なくとも20万円は稼げていただろう。もっとも、カクヨムが作者にページビューと広告クリックに応じた報酬を支払うようになったのは数年前のこと。

産業翻訳がAIによって完全に合理化(省人化)された今、昔取った杵柄は粗大ごみとして処分し、海外のAIトレーニング業者の求人にチャレンジしていくつもり。


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