2024年12月16日
KADOKAWA(旧角川書店)のサイトが2024年6月ごろからサイバー攻撃に遭っていた。旧角川書店時代には、ある有名小説家が「なんでも評点」を見出してくださり、角川で書籍化される話が進んでいた。角川の編集者の方とやり取りを続けたのだが、なかなか話がまとまらず、いつのまにかお蔵入りしてしまった。その後、漫画系の宙(おおぞら)出版の若き編集者から書籍化の提案があり、2008年に書籍化を果たしたのであった。
![詩伊奈&マァモ](https://livedoor.blogimg.jp/miccckey/imgs/5/8/58f75cf1.png)
KADOKAWAが運営しているWeb小説サイト『カクヨム』では、小説作者の自動マネタイズを実現するロイヤルティプログラムが用意されている。小説の書き手がPVと広告のクリック数に応じた報酬を得ることができるのだ。
つい最近、生成AIで漫画を作成して、印税で悠々自適の生活を―と誘うネットスキャムみたいな話に巻き込まれそうになった筆者だが、そんな話に引っ掛かりそうになること自体、情報弱者化しつつある証であり、カクヨムの “ロイヤルティプログラム” がすでに実現していることを知らなかった。
ともあれ、カクヨムに12月14日付けで入会し、400字詰め原稿用紙三百数十枚のSF小説を公開した。
『ジュブナイルズ 〜少女と幼獣の冒険記〜』と題するもので、すでに完成済みだ。カクヨムでは、露出を少しでも高めるために、最終話の43話まで毎日1話ずつ公開されるように予約している。最終話は25年1月25日に公開される。
URL: https://kakuyomu.jp/works/16818093090308314228
![ジュブナイルズsc](https://livedoor.blogimg.jp/miccckey/imgs/a/0/a0af2c8d.png)
本作には多数の人物が登場し、独特な用語が多数出現する。ここでは、新語や特別な意味で使われている用語について解説しておこう。
QH―Quake Henge(地震列石)の略語。産業革命以降、未来から時間飛来して人類の中に紛れ込んでいるルーラーたちが密かに開発してきた地震抑止システム。地震の予知にはAIが駆使され、地震の抑止にはストーンヘンジと同じ岩石の配置と構造が作用する。(列石が多い欧州は地震が少なく規模が小さい。関係あるのではないかと思うが、本作でそう書くのは自重しておいた)。
ルーラー―遠い未来からタイムスリップしてきた人類の子孫。産業革命以降のイノベーションは、現生人類に紛れ込んだルーラーがもたらしてきた。ルーラーは愛を理解できず、機械と生体の融合体であり、生物として当たり前の生殖を行わない。(これに関しては、別の小説を作成中)。
鼓舞者―恐竜の子孫、ディノサロイド。ルーラーと不可侵の約束を交わしているが、ルーラーを監視している。養殖した肥えたセミの幼虫(ニンフ)を“精米”して主食とする。
流浪民(ノマド)―古来、時の権力者に忍者として雇用されてきた一族。主人公詩伊奈とその父・翠が帰属している。流浪民は宇宙鳥と“共生”しており、デフォルトで予知能力と瞬間移動能力を持つ。さらなる能力者がごく一部に存在し、ハイパーノマドと呼ばれる。詩伊奈がハイパーノマドであり、サイコキネシス能力を持ち、あらゆる武器を無効化できる。核を無効化することさえでき、時間の経過を数十万倍〜数百万倍まで加速し、核物質に半減期を延々と繰り返させ、放射性を失わせる。
幼獣―世界各地で発生している古生物の幼獣。哺乳類と恐竜や翼竜が含まれる。鼓舞者がワームホールを通じて現代に送り込んでいると思われるが、その目的は定かではない。
ワームホール―QHが地震を阻止するたびに、地震のエネルギーから生成される。過去から未来へ繋がり、古生物の幼獣を運ぶ“横向き“のワームホールと、あの世とこの世を繋ぎ、ジャズドラマーのエルビンの実像、ソ連最後の大統領ホルビーの実体、粋の 両親の虚像をこの世に連れてくる“縦向き”のワームホールがある。
ネスト―映画制作会社ジュラ社が管理しているワームホール。多摩丘陵に所在。
治外法権エリア―東京都内に複数存在。現代でも治外法権っぽい歌舞伎町のほか、多数の工場跡を擁する江東区には、コロシアムでのギャンブルに人が集まる。人対人の格闘技戦のほか、ヴェロキラプトルなどの古生物狩りが人気のコンテンツ。狩られたラプトルの叩きは、併設のタオ飯店の名物料理。
ネオテニー化―鼓舞者のテクノロジーらしいが謎に包まれており、古生物の幼獣はネオテニー化―処置を受けてから現代に送られる。マンモスやティラノサウルスが中型犬ぐらいの大きさで成長を止めるなど、本来のサイズより遥かに小さく、愛らしい姿をしている。前頭部に小さな雲母片を付けており、詩伊奈の発する念動波を反射&増幅する。
ほかにもあると思うが、代表的なものを挙げた。
つい最近、生成AIで漫画を作成して、印税で悠々自適の生活を―と誘うネットスキャムみたいな話に巻き込まれそうになった筆者だが、そんな話に引っ掛かりそうになること自体、情報弱者化しつつある証であり、カクヨムの “ロイヤルティプログラム” がすでに実現していることを知らなかった。
ともあれ、カクヨムに12月14日付けで入会し、400字詰め原稿用紙三百数十枚のSF小説を公開した。
『ジュブナイルズ 〜少女と幼獣の冒険記〜』と題するもので、すでに完成済みだ。カクヨムでは、露出を少しでも高めるために、最終話の43話まで毎日1話ずつ公開されるように予約している。最終話は25年1月25日に公開される。
URL: https://kakuyomu.jp/works/16818093090308314228
![ジュブナイルズsc](https://livedoor.blogimg.jp/miccckey/imgs/a/0/a0af2c8d.png)
本作には多数の人物が登場し、独特な用語が多数出現する。ここでは、新語や特別な意味で使われている用語について解説しておこう。
QH―Quake Henge(地震列石)の略語。産業革命以降、未来から時間飛来して人類の中に紛れ込んでいるルーラーたちが密かに開発してきた地震抑止システム。地震の予知にはAIが駆使され、地震の抑止にはストーンヘンジと同じ岩石の配置と構造が作用する。(列石が多い欧州は地震が少なく規模が小さい。関係あるのではないかと思うが、本作でそう書くのは自重しておいた)。
ルーラー―遠い未来からタイムスリップしてきた人類の子孫。産業革命以降のイノベーションは、現生人類に紛れ込んだルーラーがもたらしてきた。ルーラーは愛を理解できず、機械と生体の融合体であり、生物として当たり前の生殖を行わない。(これに関しては、別の小説を作成中)。
鼓舞者―恐竜の子孫、ディノサロイド。ルーラーと不可侵の約束を交わしているが、ルーラーを監視している。養殖した肥えたセミの幼虫(ニンフ)を“精米”して主食とする。
流浪民(ノマド)―古来、時の権力者に忍者として雇用されてきた一族。主人公詩伊奈とその父・翠が帰属している。流浪民は宇宙鳥と“共生”しており、デフォルトで予知能力と瞬間移動能力を持つ。さらなる能力者がごく一部に存在し、ハイパーノマドと呼ばれる。詩伊奈がハイパーノマドであり、サイコキネシス能力を持ち、あらゆる武器を無効化できる。核を無効化することさえでき、時間の経過を数十万倍〜数百万倍まで加速し、核物質に半減期を延々と繰り返させ、放射性を失わせる。
幼獣―世界各地で発生している古生物の幼獣。哺乳類と恐竜や翼竜が含まれる。鼓舞者がワームホールを通じて現代に送り込んでいると思われるが、その目的は定かではない。
ワームホール―QHが地震を阻止するたびに、地震のエネルギーから生成される。過去から未来へ繋がり、古生物の幼獣を運ぶ“横向き“のワームホールと、あの世とこの世を繋ぎ、ジャズドラマーのエルビンの実像、ソ連最後の大統領ホルビーの実体、粋の 両親の虚像をこの世に連れてくる“縦向き”のワームホールがある。
ネスト―映画制作会社ジュラ社が管理しているワームホール。多摩丘陵に所在。
治外法権エリア―東京都内に複数存在。現代でも治外法権っぽい歌舞伎町のほか、多数の工場跡を擁する江東区には、コロシアムでのギャンブルに人が集まる。人対人の格闘技戦のほか、ヴェロキラプトルなどの古生物狩りが人気のコンテンツ。狩られたラプトルの叩きは、併設のタオ飯店の名物料理。
ネオテニー化―鼓舞者のテクノロジーらしいが謎に包まれており、古生物の幼獣はネオテニー化―処置を受けてから現代に送られる。マンモスやティラノサウルスが中型犬ぐらいの大きさで成長を止めるなど、本来のサイズより遥かに小さく、愛らしい姿をしている。前頭部に小さな雲母片を付けており、詩伊奈の発する念動波を反射&増幅する。
ほかにもあると思うが、代表的なものを挙げた。
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