クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:ここに大量に眠っているネタを生成AIで漫画化/アニメ化してみようか?

2024年12月05日

ここに大量に眠っているネタを生成AIで漫画化/アニメ化してみようか?


ここに大量に眠っているネタを生成AIで漫画化/アニメ化してみようか?

AIにフィクションを書かせると、わりにまともなものが出力されるのを知っている。しかし、AIが作るお話には決定的な欠点がある。個性がないのだ。AIに与える設定が同じである限り、多少のばらつきはあっても、ほぼ同じストーリーが返される。芥川作家が執筆に AIを使っていることを認めて話題になった(芥川賞作家・九段理江さん「受賞作の5%は生成AIの文章」発言の誤解と真意、AIある時代の創作とは:東京新聞デジタル)。

無個性のAIは創作を滅ぼすと信じる私は、最近、某2社の新人賞に向けて書いたノベルで、現在うすうすその兆候があるのに皆が口を閉ざしている動きを予言した。

近いうち、AIのプロンプトで日本語がサポート外になる

2024年11月現在、膨大な数のAIサービスが存在する。最近の情報に疎いChatGPTではなく、Perplexityに訊くと

現在、数百種類以上のAIサービスが存在していると言われています2。具体的な数字は明確ではありませんが、2024年の最新情報によると、少なくとも30種類の代表的な生成AIサービスやツールが確認されています3。これらは以下のカテゴリーに分類されます:

・文章作成
・会話(汎用型、ライティング特化、メンタルケア特化)
・画像作成
・音声合成
・動画作成


とのこと。来年には数千 に達するだろう。

多数のAIサービスがニューラル機械翻訳(NMT)を使用していることで、ネットワークへの負荷が増大している。Microsoftなどは、ローカルに(オンプレミスで)動作するNMTの開発と導入を進めているが、AIがネットワークによって進化/普及してきた流れに逆行するように見える。

実際に、最近リリースされた(画像や動画などの)生成AIサービスは、日本語プロンプトを正式にサポートしていないものが多い。やがてChatGPTなどのメジャーなAIサービスでも、日本語の正式サポートが打ち切られ、プロンプトで正式にサポートされる言語は英語、中国語、スペイン語だけになるだろう。完全に日本語が拒否されるかもしれないが、最近の画像/動画生成AIのように日本語は限定的にしかサポートされなくなるだろう。―ただし、これは私の書いたノベルでは、地震予知にAIが活用されているため、1秒たりともレイテンシ(待ち時間)が許されない。ゆえにニューラル機械翻訳(NMT)を犠牲にするほかないという設定である。

最近、私は、シナリオから漫画を作る生成AIに並々ならぬ関心を寄せている。当ブログが漫画にしたら面白いネタの宝庫だし、私自身、脳内に無尽蔵なネタを抱えたままコロナ禍前まで実務系の仕事にっ忙殺されてきた。

さっそくComic AI Generator - 日本語UIにサインアップしてみた。当ブログの大昔の記事をほじくり返す。下の文を英語に訳したのだが、オウムをparrotと訳すと、なぜか女の子が登場するのでbirdに変えてみた。

翼長80センチのオウムが民家の中に現れ、男性の頭に止まった。その家でオウムを飼っていたわけではなく、“どこからともなく”現れたのである。
A parrot with an 80-centimeter wingspan appeared inside a private home and landed on a man's head. The household did not keep parrots, and it had seemingly appeared out of nowhere.


Mysterious Parrot

Birdとしか言ってないのにオウムを描いてくれた。なんとか漫画の1ページ目が出来上がった。

無料版のAIなので仕方ないが、処理速度は遅い。

さて生成AIによる漫画作成のオンライン教室にも参加してみた。その主催者のYouTubeを下に貼っておく。AI懐疑派の私だが、AIはうまく活用できる人に明るい未来を約束してくれることだけは理解している。



なお、この動画は1年前に撮られたものである。「半年前」というワードは「一年半前」と聞かないといけない。このジェームズさん、日本語ネイティブですな。それとも、未来人で超小型携帯通訳機を使っているのか?


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miccckey at 22:34│
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