2024年02月02日
米国ジョージア州サバンナ市の賃貸住宅で、コウモリが大量発生し、4人家族が家から逃げ出したとのことである。住人のグラント夫妻は、1年前にシカゴから転居してきたが、今年の1月18日までは、新居で平和に暮らしていた。
奥さんのモニカさんは、サバンナ・モーニング・ニュースの取材を受けて、「サバンナにはコウモリがたくさんいるから大丈夫、何も問題ありません ― というわけには行きません」
夫妻によると、1月18日以降の数日間、コウモリとの遭遇が続いた。問題ないどころか、屋内を飛び回る小動物が大量発生したのである。
サバンナ市のテレビ局WTOC-TVのインタビューを受けたモニカさんは語る。「コウモリなんて動物園でしか見たことないし、家の中でコウモリが群れをなしているなんて想定外です。通気口にもう1匹がいるのを見たとき、これはダメだ。この家は、何かがおかしい ― と痛感しました」
この家を見た駆除業者は、「今までに見てきた中で最悪のケースです」と言い放った。
夫妻には、2歳と8カ月の2人のお子さんがいる。一家4人が近所の家に身を寄せており、沿岸保健局の勧めに従って狂犬病予防注射を受けている。夫妻は何とか転居費用を工面しようとしている。
サバンナ市は、この物件に条例違反の張り紙をした。市の広報担当者によると、条例執行官は家主と協力してコウモリ問題の解決に努めているとのこと。
米国では、最近の寒波の影響で、コウモリが暖を求めて民家に侵入うしているらしい。しかし、コウモリが人間の暮らす家の屋内に定着するのは珍しいはずだ。日本でもコウモリは雨戸などに住み着いたりする。
コウモリは、死亡率100%の 狂犬病を媒介することが知られている。コウモリは、コロナウイルスの自然宿主である可能性が疑われていて、インフルエンザ ウイルスにも関係しているらしい。
本件を伝えているUPIの記事にはYouTube映像も添付されているのだが、家の中を飛行性小動物が飛び回っている“おぞましさ”がイマイチ伝わりにくい動画なので、別の映像を添付しておこう。こんな生き物の群れが飛び回っている家では、さすがに暮らせない。
SOURCE: Watch: Family driven out of Georgia home by colony of bats - UPI.com
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夫妻によると、1月18日以降の数日間、コウモリとの遭遇が続いた。問題ないどころか、屋内を飛び回る小動物が大量発生したのである。
サバンナ市のテレビ局WTOC-TVのインタビューを受けたモニカさんは語る。「コウモリなんて動物園でしか見たことないし、家の中でコウモリが群れをなしているなんて想定外です。通気口にもう1匹がいるのを見たとき、これはダメだ。この家は、何かがおかしい ― と痛感しました」
この家を見た駆除業者は、「今までに見てきた中で最悪のケースです」と言い放った。
夫妻には、2歳と8カ月の2人のお子さんがいる。一家4人が近所の家に身を寄せており、沿岸保健局の勧めに従って狂犬病予防注射を受けている。夫妻は何とか転居費用を工面しようとしている。
サバンナ市は、この物件に条例違反の張り紙をした。市の広報担当者によると、条例執行官は家主と協力してコウモリ問題の解決に努めているとのこと。
米国では、最近の寒波の影響で、コウモリが暖を求めて民家に侵入うしているらしい。しかし、コウモリが人間の暮らす家の屋内に定着するのは珍しいはずだ。日本でもコウモリは雨戸などに住み着いたりする。
コウモリは、死亡率100%の 狂犬病を媒介することが知られている。コウモリは、コロナウイルスの自然宿主である可能性が疑われていて、インフルエンザ ウイルスにも関係しているらしい。
本件を伝えているUPIの記事にはYouTube映像も添付されているのだが、家の中を飛行性小動物が飛び回っている“おぞましさ”がイマイチ伝わりにくい動画なので、別の映像を添付しておこう。こんな生き物の群れが飛び回っている家では、さすがに暮らせない。
SOURCE: Watch: Family driven out of Georgia home by colony of bats - UPI.com
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