クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:能登半島の海岸線は“後退”ではなく“前進”したと伝えるのが正しい

2024年01月13日

能登半島の海岸線は“後退”ではなく“前進”したと伝えるのが正しい


能登半島の海岸線が地震の影響で隆起し、“後退”したというニュースを見て、気持ちの悪い違和感を覚えたのは私だけだろうか?

noto coastline
最たるニュースは、テレ朝のこちら。

能登半島の北側で海岸線が約90kmにわたり後退 最大で240mも 地震の隆起で ― 2024-01-09

1日の能登半島地震の後、半島の北側で約90キロにわたり、海岸線が沖合に向けて後退したとする研究結果が示されました。


このほかにも「海岸線が後退」と記している記事が多数存在する(1月13日現在で16,900件)。

しかし、陸を観測の基準としていれば、「海岸線が前進」が正しいはずである。「海岸線が前進」と記している記事は、13日現在で1,970件のみ存在する。

英文ニュースでも「後退=retract」と記している記事が多く、「前進=advance」が少数派である。

しかし、これは最初に海岸線の隆起を伝えたニュースが「後退」と表現したためではないだろうか? 元日に起きた地震の報道がこういった表現の論理的正確性を検証しているどころではなかったことはわかるけれども、後から訂正することなら出来たはずだ。

海岸線は後退したのではなく前進したのだと訂正すべきだ。たかが言葉使いの誤りでゴチャゴチャ言っても仕方ないかもしれないが、災害の被害や影響を伝えるには論理的正確性が必要ではないか。

Correction for the people of the world: the Noto earthquake advanced the coastline, rather than retracted it.

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