クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:米国の学校教師が能登半島地震で被災したホストファミリーと22年ぶりにオンラインで再会

2024年01月08日

米国の学校教師が能登半島地震で被災したホストファミリーと22年ぶりにオンラインで再会


1月1日に日本で発生したマグニチュード7.6の地震後、アリゾナ州のベテラン教育者アン・ハンソンさんは、震源地から海を挟んだ対面にある魚津市に住む元ホストファミリーの運命を慌てて探った。
何十年も前のEメールアドレスは知っていたが役に立たないとわかった後、アンさんは魚津市の情報をインターネットで探し、魚津市役所のウェブサイトを見つけた。フォームに記入すると連絡を取れるらしいので期待して待った。

魚津

その期待がかなった。24時間も経たないうちに、22年前に彼女が世話になったホストファミリーの主人だったキヨカワ・アキヒコさんからメールが届いたのだ。
注:ホストファミリーの主の名が原文ではAkihiko Kiyokawaとなっているが、後の文ではこの人物をthe womanとかsheと呼んでいることから、正しくはAkiko Kiyokawaかもしれない。しかし、漢字もわからないし(Googleでそれらしき名前を調べてみたが該当なし)、カタカナでキヨカワ・アキヒコと表記しておく。


この「思いもよらなかった偶然がもたらした幸運」(serendipity)について、キヨカワさんは語った。「たまたま、私の親しい友人で英語がわかる人がいて、アンさんのメッセージを見つけ、私に転送してくれたんです。その人が見落としていたら、私たちが22年ぶりに連絡を取り合うことはなかったでしょうね」

「オンラインで提供された画面に自分の情報を入力したときから、キヨカワさんに辿り着く確率が非常に高いと感じていましたよ」とアンさんはGood News Networkに語った。「でも、美しい魚津の市役所のの誰かが、キヨカワ・アキヒコ氏を見つけるために時間を割いてくれるだろうと信じていました」

彼女は自分がフルブライト記念基金の卒業生であることを示す件名を注意深く記入した。フルブライト記念基金を通じて相互理解を深めるために来日したアメリカ人教師が日本で敬意を抱かれていること知っていたからだ。

件名 「フルブライト記念基金2001年修了生アン・ハンソンより、あなたと日本のために祈りを捧げます」

「2001年から私をホストファミリーとして受け入れてくださった魚津ご在住の親愛なるキヨカワ様ご一家の皆様」と書いてアンさんは、愛すべきホストファミリーと22年ぶりにつながった。

キヨカワさんのご友人が私のメッセージを“偶然”見てくれたことに感謝しています。でも、私とキヨカワさんにとって、この再会は単なる偶然ではなく、奇跡なんです」とアンさん。

キヨカワさんご一家は家を失ったが、それでも震災に遭いながらも良い知らせを受けたと話した。

「幸い怪我もなく、命拾いしました」とキヨカワさんは書いている。「このような状況で、アメリカからお見舞いのメッセージが届くとは思ってもいませんでした。これは本当に奇跡的な出来事で、ニュースになるべきだと思います。大切にしたいと思います。"

30年間教育者および作家として人生を生き、奇跡を信じるアンさんは私たちの電子的再会に対するキヨカワさんの解釈にこれ以上ないほど同意している。

「キヨカワさんのご友人がちょうどいいタイミングで市役所にいて、私のメッセージを見つけ、キヨカワさんに転送してくれました! まさに奇跡です。ニュースにする価値があります」

注:今のところ、日本語でニュースになっていないと思われる。





Source: Japan Earthquake ‘Miracle’ Reunites Arizona School Teacher With Her Japanese Host Family After 22 Years


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