2023年07月30日
近年のAIの発展は、ロボットをロマンチックな存在へと変える可能性がある。もう16年も前から「やがて人間がロボットと結婚する時代が来る」と予測されていたのだが、まだロボットと結婚する人はほぼ皆無だし、ロボットとの婚姻を法的に認める国は現れていない。世界的にLGBTが認知されている中、日本を含む各国で同性婚が認められるなら、人間と人工物たるロボットの結婚も法的に認められる日が近づいているのだろうか?

現在のロボット婚を巡る状況は以下のようだ。
以上の情報から、技術の進展により人間がロボットと結婚する時代が来る可能性があると考えられる。しかし、この問題には倫理的な問題も含まれる。
上記のデビッド・レビー氏は、ロボスタサイトの記事「100年以内に”人×ロボット”の子孫が誕生する可能性を示唆 」に取り上げられている。私は、2007年に書いた記事「「やがて人間がロボットと結婚する時代が来る」と大胆予測した英国人科学者(それが、まさしくデビッド・レビー氏)がいるので、“生殖方法”を考えてみる」で人間とロボットが結婚した場合に人類を絶滅させないために、疑似的に人間とロボットの間での生殖を実現する方法を考えた。
我ながら上のアイデアはいまだに色褪せていない。実現されていないから色褪せないのかもしれないが。世間から隔離された秘密のラボで、密かに人間〜ロボット間の疑似生殖が研究されているのだろうか? まあしかし、人間がロボットと結婚する生物〜非生物間結婚は先進国だから取り沙汰される話なのだろう。
一部の発展途上国では、人間と動物間の異種婚が公然と行われている。当ブログの昔のメインコンテンツは、そういった異文化の奇習だった。代表的な記事を4つだけ挙げる。
・犬歯が伸びすぎた8歳少女、近所の犬と強制結婚
・33歳の男性が10歳のメス犬とめでたく結婚、大勢の村人たちの祝福を受ける
・水浴び中に自分の体に巻きついてきたヘビと結婚すると言って聞かない15歳少女
・ヤギと交わっているところを取り押さえられた男が結納金を支払ってヤギと結婚
ロボット婚はとかくコストがかかる。異種婚はコストがかからない。娘を嫁がせるのに高額な結納金がかかるインドの場合だと、娘が蛇と結婚すれば結納金がタダで済む。
これから先の世界は、非生物と結婚する富裕国と異種の動物と結婚する貧困国に分断されていくのだろうか。その分断に待ったをかけるのは、発展途上国でも普及が加速しているスマートフォンなのだろうか。スマートフォンで動作するゲームなどのアプリが人類の未来を握っているかもしれない。
- ロボット技術の進展により、外見や体が本物の人間と同じヒューマノイドが今後開発される。AIの進歩は、ロボットに人間のような言動をさせることができる。パートナーロボットが単にセックスロボットの機能を持つだけでなく、生身の人間と同じく感情豊かで、人間に共感する(かのように人間には見え、相手が機械だという意識を持てなくなる)。こうして、ロボットと結婚するための障壁がなくなる。
- 人工知能の専門家であるデビッド・レビー氏は、ロボットを配偶者に選択するのは抗えない時代の流れであり、人間とロボットの結婚も2050年頃までに合法化されるだろうと主張している。
- 哲学者の黒崎政男氏は、機械が人の知性を超える世界は我々の適応力を超えると指摘しており、AIの進化は他者の尊重、自由や平等といった、人間社会のあり方を変えてしまいかねないと警鐘を鳴らしてる。
以上の情報から、技術の進展により人間がロボットと結婚する時代が来る可能性があると考えられる。しかし、この問題には倫理的な問題も含まれる。
上記のデビッド・レビー氏は、ロボスタサイトの記事「100年以内に”人×ロボット”の子孫が誕生する可能性を示唆 」に取り上げられている。私は、2007年に書いた記事「「やがて人間がロボットと結婚する時代が来る」と大胆予測した英国人科学者(それが、まさしくデビッド・レビー氏)がいるので、“生殖方法”を考えてみる」で人間とロボットが結婚した場合に人類を絶滅させないために、疑似的に人間とロボットの間での生殖を実現する方法を考えた。
- 生殖能力を持つ「夫ロボット」 ― これは比較的実現が容易だろう。人間のドナーから提供された精子を妻の体内に注入する機能をあの部分に組み込めばよいのではないかと思われる。
- 生殖能力を持つ「妻ロボット」 ― これは実現が難しそうだ。しかし、「妻ロボット」のあの部分に精子採取装置を組み込んでおくという方法が考えられる。この場合、採取した精子は、ロボットと結婚している別の女性に提供され、「夫ロボット」に充填された後、彼女の体内に注入されるわけである。
- 子ロボットを産むロボット ― そもそも「夫ロボット」や「妻ロボット」は人間そっくりの姿をしたアンドロイドとなるはずである。ならば、ロボットのパートナーである人間の遺伝形質を引き継いだ子ロボットを産ませれば、あたかも“2人”の間に本当の子供が生まれたように感じさせることができるかもしれない。しかも、「夫ロボット」が妻の子を産むことさえ可能だ。
赤ん坊として生まれた子ロボットをその後徐々に成長させる仕組みなど、技術的な課題も山積みだろうと思われる。というか、このパターンが実現されたら、何世代かのうちに人類がロボットに取って代わられかねない最悪のシナリオになるだろう。
我ながら上のアイデアはいまだに色褪せていない。実現されていないから色褪せないのかもしれないが。世間から隔離された秘密のラボで、密かに人間〜ロボット間の疑似生殖が研究されているのだろうか? まあしかし、人間がロボットと結婚する生物〜非生物間結婚は先進国だから取り沙汰される話なのだろう。
一部の発展途上国では、人間と動物間の異種婚が公然と行われている。当ブログの昔のメインコンテンツは、そういった異文化の奇習だった。代表的な記事を4つだけ挙げる。
・犬歯が伸びすぎた8歳少女、近所の犬と強制結婚
・33歳の男性が10歳のメス犬とめでたく結婚、大勢の村人たちの祝福を受ける
・水浴び中に自分の体に巻きついてきたヘビと結婚すると言って聞かない15歳少女
・ヤギと交わっているところを取り押さえられた男が結納金を支払ってヤギと結婚
ロボット婚はとかくコストがかかる。異種婚はコストがかからない。娘を嫁がせるのに高額な結納金がかかるインドの場合だと、娘が蛇と結婚すれば結納金がタダで済む。
これから先の世界は、非生物と結婚する富裕国と異種の動物と結婚する貧困国に分断されていくのだろうか。その分断に待ったをかけるのは、発展途上国でも普及が加速しているスマートフォンなのだろうか。スマートフォンで動作するゲームなどのアプリが人類の未来を握っているかもしれない。
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