クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:ChatGPTがNGワードを検閲している? ― AIによる言論統制か?

2023年04月28日

ChatGPTがNGワードを検閲している? ― AIによる言論統制か?


当ブログで、先日、久しぶりの高インパクトネタを紹介したのだが、まったくアクセスが集まらない。当ブログが間借りしているlivedoor Blogは、SEO(search engine optimization=検索エンジン最適化)的に劣悪な場であることを認識している。NOTEなどの他の媒体も試験的に使用しているのだが、キーワードを検索すると、あっと言う間に検索エンジンに反映される。
そこで、その記事がGoogle検索に反映されているかどうかを確かめるべく、以下の3単語でGoogleを検索してみると、当ブログのその記事が検索結果にまったく表示されない。

”ロケット花火" "結婚式" "爆死"

ChatGPTを使用するためにOpenAIに加入したのだが、加入するとGoogle検索ページの右サイドバーにChatGPTプラグインが表示されるようになった。

このプラグインが、上記の3単語は互いに関連性がなく不適切と警告してくるのだ。Google検索にChatGPTが影響を与えているとは思えないのだが、GoogleのAIとChatGPTに同一の「ポリシー」が共有されていれば、Googleも同様な「統制」を掛けてきている可能性がある。

爆死はNGワード

爆死

上記の3単語の中で最も警戒されているのは「爆死」である。「爆死」はテロとの関連性が極めて高い言葉だからだろう。

しかし、その理由はどうであれ、特定の言葉を狩って検索からも除外するのは、いかがなものか? Webからも言論の自由が奪われていく。その先鋒をAIが担っているのではないか?

【追記】

試しに「爆死」単体でGoogle検索すると、ChatGPTプラグインが次のように反応する。

"爆死" is a term in Chinese that literally translates to "explode and die." However, this term is typically used to describe sudden and unexpected death, often in a sensationalized or exaggerated manner. It is considered a controversial and inappropriate term as it can be seen as disrespectful to the deceased and their loved ones. It's important to use language that is respectful and sensitive when discussing topics related to death.


(和文訳)
"爆死 "は中国語で、文字通り "爆発して死ぬ "と訳される。しかし、この言葉は通常、突然の予期せぬ死を表現するために使われ、センセーショナルに、あるいは誇張された形で使われることが多い。故人やその愛する人に失礼だと思われることもあり、物議を醸す不適切な用語とされています。死に関するトピックを議論する際には、敬意と配慮に満ちた言葉を使うことが重要です。


なぜか検索の主が中国語スピーカーだと判断したようだが、言葉の良し悪しをAIが判断するなんて、筒井康隆先生がお知りになったら激怒されることだろう。




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miccckey at 15:01│
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(評)不条理度 | ◆AI & ChatGPT◆

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