2023年04月26日
アスレチックスの藤波投手がリリーフに配置転換されるようだ。金本政権以降、不調の藤浪をウォッチしていた1阪神ファンとして、成熟した彼は佐々木主浩投手のようにリリーフ投手として才能を活かせる投手に見えていた。ただ、アスレチックスとの契約がローテーション投手限定であるかに見えていたので、心配していた。リリーフ投手としては、阪神にいたときのように剛速球で結果を残せると期待している。
さて、藤浪を「藤波」と誤植するのはいい加減にしてもらいたい。ググるとわかるが、かなり有名なメディアのサイトでも「藤波」誤植が多い。下のリンクはGoogle検索の2ページ目である。1ページ目に出てくるような一流サイトの場合、さすがにこの誤植は後からこっそり修正されている模様。
"アスレチックス" "藤波"
藤浪を藤波と誤植する原因は、AI翻訳ではないかと睨んでいる。日本国内に彼がいたころは、ここまで誤植はなかった。たとえば、A's Move Shintaro Fujinami To Relief - MLB Trade Rumorsの記事をDeepLで訳すと、次のように「藤波」が突然のドラゴンスープレックスを決める。
Oakland signed Fujinami to a one-year, $3MM deal over the winter. It was one of the more intriguing low-cost dice rolls of the offseason. Fujinami had shown excellent arm speed and quality strikeout stuff at times in his career in Japan. That had often been paired with huge walk totals to the point that his NPB club, the Hanshin Tigers, frequently moved him between the top roster and their minor league club.
オークランドは冬に藤波と1年$3MMの契約を結んだ。これは、オフシーズンの最も魅力的な低コストでのサイコロの目の一つであった。藤波は、日本でのキャリアにおいて、優れたアームスピードと質の高い奪三振を見せることがあった。しかし、その反面、四球が多く、NPBの阪神タイガースでは、トップロースターとマイナーリーグを頻繁に行き来していた。
実際、AI訳と人力訳を対比する形で藤浪に関する英文記事を翻訳してきたのだが、この藤波違いが頻発している。たとえば、「藤浪の炎上に関するすがすがしい記事を紹介 ― Command issuesはコマンドの問題じゃなく制球難なので注意」の記事のAI翻訳欄には藤波が計7回出現している。
最近利用しているクラウドワークスでは、AI翻訳のこういった悪い癖に気付かずに本業の原稿を納品してしまい(AI可の案件だったが)、お客様の怒りを買って辛辣なコメントを頂いたことがある。そのコメントは、私のプロフィールを見に来た人の目に入る。以来、成約率がガタ落ちになった気がするのだが、自業自得であろう。
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