クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:顔面が2つある女の子のその後を記録したドキュメンタリー発見

2022年07月10日

顔面が2つある女の子のその後を記録したドキュメンタリー発見


先日、「顔面が2つある赤ちゃん、どちらの口からも元気にミルクを飲む」で「現在のところ、この赤ちゃんに関する詳細情報はない」と書いたが、その後のリサーチで彼女がどうなったかを記録したドキュメンタリーを発見した。

女の子は、2つの顔面が見事に融合ている。だが、それぞれの表情には、シンクロしない突然性が散りばめられている。比較的大人に近い顔立ちが2つ重なっているかに見える。その容貌がヒンズー教の女神に似ているから―と人々が集まって来て「お布施」をしてくれる。

24分ごろ、「ミルクを飲まなくなった女の子を両親が病院に連れて行く。「生命維持のためブドウ糖を投与しなければならない」と医師が反応する。「女の子はすでに危険な状態にあるが、今すぐ手を尽くさないと、さらに悪化する可能性がある。今夜が峠だろう」

医療チームが懸命の処置にあたるが、女の子の表情は苦しそうに歪んでいる。光を当てても、瞳孔の反応が鈍い。

医療チームがさじを投げたかのように姿を消す。女の子は、まだ呼吸をしているようだが、両親が涙を流し始める。

この映像はドキュメンタリーという触れ込みなのだが、構成がわかりづらいし、音声の取り方も適当なのか、わざとなのか音声が聞こえにくい。ここから時系列が錯綜している。なぜかこのタイミングで一人の医師が現れ、「正常分娩でしたか?」、「ミルクを飲んでましたか?」と何を今さらな質問を続ける。「これから検査をしますので、何かわかるでしょう」

この後、赤ちゃんのレントゲン映像が現れる。両親のほか祖母や叔母らしき女性も現れ、異形の子が生まれたことについて淡々と回答している。実は、この後、悲劇的シーンを控えている。その前に時間稼ぎをする構成だったのか。

再生時間36分ごろ、6 hours laterのスーパーインポーズが現れる。不安を煽る効果音。母の横顔を濡らす涙。赤ちゃんが亡くなったのだ。途中で聞いたように思うのだが、女の子は生後2か月だったはず。両親の悲しみが映像を染め抜くエンディング。子供が飛び回り、牛が闊歩し、猿が姿を見せるインドの田舎町にスコールが降りしきる。時が悠久の流れを見せる場所に生を受けて、多くは短時間でこの世を去る脆弱な命。発展途上国では、異形であろうとなかろうと新生児の4割以上が死亡している。

この映像は、再生時間16分ごろから観ていただいた方がよいと思う。最初、16分あたりから再生する設定にした映像から作成した埋め込みリンクを貼っていたのだが、スマホからだと表示されないことがわかった。そこで、再生時間を指定しないバージョンに差し替えた次第。




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