2022年07月04日
ケニアで14歳のときに10人の同級生を放火で殺害した19歳の少女に懲役50年の刑が言い渡された。犠牲者1人あたり5年を積算して50年という量刑だという。おそらく2017年に日本でも広く伝えられたケニアの高校寮放火事件の容疑者と同一の少女だと思われる。

日本では、2019年に京都アニメーション放火殺人事件、2021年に北新地ビル放火殺人事件と近年、2つの大きな放火事件が起きた。
日本の二例が共に社会への不満や孤立に動機が根差しているように、ケニアのこの少女も、学校への不満から犯行に及んだとされる。
日本の法律なら、死者が出た放火は死刑になる可能性が高い。ケニアでは、事実上、死刑は廃止されているわけだが、日本で同じ事件が起こされた場合、少年法が作用するのだろうか。
【Source】
●18-year-old girl jailed 50 years for death of 10 classmates in fire outbreak
この記事の先頭に戻る