2016年07月23日
7月22日に日本でも配信が開始したポケモンGOは、事故や不法侵入を誘発しかねないという懸念をよそに、世界的大流行の兆しを見せている。7月中旬からPokemon GOがリリースされた英国のイルフラクーム(デボン州)では、肉眼で見え、手で触れることのできるBulbasaurs(フシギダネ), Spearows(オニスズメ)、Pikachus(ピカチュウ)、Treeko(キモリ)の3Dモデルが町中のポケストップでプレーヤーを待っている。
イルフラクームで暮らす36歳の男性マシュー・ビーマン(Matthew Beaman)さんは、英国でのポケモンGOの大成功とファンたちの熱意に感銘を受け、ポケスポットに辿り着いたファンたちに画面の中だけじゃないリアルな土産をプレゼントしたいと考えた。これらはいずれも緑色の樹脂製。最初にFacebookで写真を公開し皆の反響を確かめるなどしてから3Dプリンターでプリントしたものだ。
マシューさんは言う。「本当に大勢の人たちが外を歩き回ってポケモンを探していますよね。小さなピカチュウがイルフラクームのポケストップでみんなに見つけてもらうのを待っているわけです。道を歩いていて大声で"ありがとう"とお礼を言われたことだってありますよ」
まあ、これらの3Dモデルは、あくまで個人が自分の好意だけで(何の営利目的もなしに)配布しているものである。その出来映えや質感について云々すべきではないと思う。3Dモデルが草葉の陰からこっそりこちらを見ている姿が可愛らしく感じられるだけでもよいではないか。
だが、ポケスポットにもっと高品質な3Dモデルを広告付きで置いたらどうなるか? ポケモンのキャラクターは著作権法で保護されているので、あからさまなイミテーションを企業名付きで置くのには問題があると思うが、ゲリラ的に始める個人業者や中小業者は必ず現れる。まあ、いずれにせよ、ポケストップは今後、全世界的に新たな広告媒体になっていくのだろう。(参考:ポケモンGO、広告でも巨大ビジネスに 「提携店舗」受付開始へ | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン))
■ Source: Pok?mon GO fans get a real-life souvenir as man leaves 3D models out as treat for gamers - Mirror Online
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