2009年04月26日
南ア・ヨハネスブルグ郊外のアイボリー・パークの民家で、その朝母親が目を覚ますと、同じベッドで眠っている2歳の娘の様子がおかしかった。顔を反対側に向けた姿勢でベッドの上に横たわっているのだが、寝息が聞こえない。まさか・・・。母親が慌てて娘の体に手をかける。
娘の体の冷たさにぎょっとする間もなかった。こちらを振り向かせた娘の顔は原形をとどめていない。あの愛くるしい目も鼻も唇も存在しない。顔面の肉の95%が消えている。
母親は半狂乱になり、娘の名を叫んだ。その騒ぎを聞きつけた隣人が救急隊を呼ぶ。隊員たちが現場に駆けつけると、顔のない小さな女の子の亡骸がベッドの上に横臥していた。周囲には、少しだけ血痕が残っていた。
「ネズミよ。ネズミの仕業だわ。ネズミが娘の顔を囓ったのよ」と母親が救急隊員たちに訴えかけた。
母親が受けたショックは計り知れない。彼女は現在、トラウマ・カウンセリングを受けている。
なお、この2歳の女の子は母親が前夫との間にもうけた子で、現在は母の新しい夫とともに暮らしていた。その前の晩もいつものように母と継父と3人でベッドに入り、眠りに就いた。
娘が死んでいることに母親が気づいたとき、継父はすでに仕事に出た後だった。継父は、妻の連れ子の顔がネズミに囓り取られていたことに気づかず家を後にしたという。本件が起きたのは、4月24日の朝のことである。
しかし、本当にネズミの仕業なのだろうかという疑問が湧く。最近、確かに南アではネズミが異常発生していて問題になっている。しかし、眠っている女の子がネズミに顔を囓られたら、痛みで目を覚まして悲鳴を上げるはず。仮に女の子が声一つ上げなかったとしても、女の子の顔を囓っている最中のネズミたちが物音や声を出すはず。
同じベッドで眠っていた継父が異変に気づかず仕事に出てしまったというのも解せない。
以前、何度か取り上げたことがあるが、南アでは生きた人間から体の一部(舌、唇、眼球、性器など)を切り取る事件が多発している。切り取られた組織や器官は、呪術的な儀式やミューティ(muti)と呼ばれる伝統薬の材料に使われる。特に赤ん坊や無垢な子供の体の一部を使って作ったミューティには抜群の効果があると信じられている。
本件を伝えているSAPA(South African Press Association)の記事には「Rats eat toddler's face」というベタな(母親の訴えどおりの)見出しが付いているが、ネズミが犯人だと断定するのはまだ早いのではないだろうか。
それにもし本当にネズミの仕業だとしたら、2010年のサッカーワールドカップ開催は本当に大丈夫なのだろうか。本件はヨハネスブルグ近郊で起きた事件である。ヨハネスブルグを宿泊地に選んだ海外からのサッカーファンたちは、試合を見終えた後、凶悪事件の被害に遭わないよう細心の注意を払いながらホテルに無事たどり着いたのはよいが、今度は人肉の味を覚えた凶暴なネズミたちに襲われるのではないかと心配で一睡もできないかもしれない。
■ Source: Rats eat toddler's face
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母親は半狂乱になり、娘の名を叫んだ。その騒ぎを聞きつけた隣人が救急隊を呼ぶ。隊員たちが現場に駆けつけると、顔のない小さな女の子の亡骸がベッドの上に横臥していた。周囲には、少しだけ血痕が残っていた。
「ネズミよ。ネズミの仕業だわ。ネズミが娘の顔を囓ったのよ」と母親が救急隊員たちに訴えかけた。
母親が受けたショックは計り知れない。彼女は現在、トラウマ・カウンセリングを受けている。
なお、この2歳の女の子は母親が前夫との間にもうけた子で、現在は母の新しい夫とともに暮らしていた。その前の晩もいつものように母と継父と3人でベッドに入り、眠りに就いた。
娘が死んでいることに母親が気づいたとき、継父はすでに仕事に出た後だった。継父は、妻の連れ子の顔がネズミに囓り取られていたことに気づかず家を後にしたという。本件が起きたのは、4月24日の朝のことである。
しかし、本当にネズミの仕業なのだろうかという疑問が湧く。最近、確かに南アではネズミが異常発生していて問題になっている。しかし、眠っている女の子がネズミに顔を囓られたら、痛みで目を覚まして悲鳴を上げるはず。仮に女の子が声一つ上げなかったとしても、女の子の顔を囓っている最中のネズミたちが物音や声を出すはず。
同じベッドで眠っていた継父が異変に気づかず仕事に出てしまったというのも解せない。
以前、何度か取り上げたことがあるが、南アでは生きた人間から体の一部(舌、唇、眼球、性器など)を切り取る事件が多発している。切り取られた組織や器官は、呪術的な儀式やミューティ(muti)と呼ばれる伝統薬の材料に使われる。特に赤ん坊や無垢な子供の体の一部を使って作ったミューティには抜群の効果があると信じられている。
本件を伝えているSAPA(South African Press Association)の記事には「Rats eat toddler's face」というベタな(母親の訴えどおりの)見出しが付いているが、ネズミが犯人だと断定するのはまだ早いのではないだろうか。
それにもし本当にネズミの仕業だとしたら、2010年のサッカーワールドカップ開催は本当に大丈夫なのだろうか。本件はヨハネスブルグ近郊で起きた事件である。ヨハネスブルグを宿泊地に選んだ海外からのサッカーファンたちは、試合を見終えた後、凶悪事件の被害に遭わないよう細心の注意を払いながらホテルに無事たどり着いたのはよいが、今度は人肉の味を覚えた凶暴なネズミたちに襲われるのではないかと心配で一睡もできないかもしれない。
■ Source: Rats eat toddler's face
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1. ヨハネスブルグ!? [ 店長さんの日記 ] 2009年05月05日 23:44
なんでも評点:眠っていた2歳の女の子が目、鼻、唇を含む顔面の95%をネズミに食べ尽くされる?(ヨハネスブルグ郊外)さすがわ、ヨハネスブルグと言っておきましょう。前の会社でUKオフィスに南ア出身の社員がいました。彼が言うには、自動車強盗避けに車内からのスイッチでフ...
この記事へのコメント
2. Posted by あ 2009年04月26日 08:48
ネズミだったとしても、
あまり出血してないという事もあるので、
就寝直後に既に別な理由で死亡してたんじゃないでしょうかね?
生きて動いてる人間をかじるってあまり聞きませんし。
あまり出血してないという事もあるので、
就寝直後に既に別な理由で死亡してたんじゃないでしょうかね?
生きて動いてる人間をかじるってあまり聞きませんし。
3. Posted by 気になるな 2009年04月26日 09:51
母親の顔が囓られていないのはおかしいし、顔だけなんてありえない。
続報お願いします。
続報お願いします。
4. Posted by れ 2009年04月26日 13:17
土人過ぎる
5. Posted by ・ 2009年04月26日 21:04
いやいや。
ネズミが寝ていた赤ん坊の鼻を食いちぎるとかは昔からよくある話だが。
現在の先進国じゃ滅多にはないだろうけど、昔はイギリスなんかでも普通にあった。
ネズミが寝ていた赤ん坊の鼻を食いちぎるとかは昔からよくある話だが。
現在の先進国じゃ滅多にはないだろうけど、昔はイギリスなんかでも普通にあった。
6. Posted by ロザリィ 2009年04月27日 03:37
カオにバターでもつけてたとか・・?
ホラーだな、コワ
ホラーだな、コワ
7. Posted by 名前 2009年04月27日 03:45
アフリカだもんな〜
8. Posted by るる 2009年04月27日 09:26
こういう記事の経過、その後って分かったら載せてもらえるんですか?
10. Posted by 江戸川コナン 2009年04月27日 22:19
睡眠薬を飲ませてから、ネズミにかじらせた?
そう…つまり計画殺人
つまり
犯人は…
お前だっ!
(父親)
そう…つまり計画殺人
つまり
犯人は…
お前だっ!
(父親)
11. Posted by な 2009年04月27日 23:05
母親カワイソス(´・ω・`)
犯人じゃなきゃな
犯人じゃなきゃな
12. Posted by チッチ 2009年04月28日 00:51
こわいよぉ


絶対ネズミじゃない気がするっ



絶対ネズミじゃない気がするっ
13. Posted by ちゃこ 2009年05月03日 17:22

14. Posted by あいすくりーむ 2009年08月28日 00:53
鳥肌たった´;ω;`