なんでも評点:初教壇に立った新任女教師が自己紹介もそこそこに下半身裸になってしまう

2007年11月16日

初教壇に立った新任女教師が自己紹介もそこそこに下半身裸になってしまう

初仕事、初デート、初運転、初舞台、初教壇・・・その他もろもろの初体験。何事も最初が肝心だ。だが意識して硬くなりすぎると、本来の実力を発揮できないことがある。極度の緊張から、よりによって絶対に避けるべき行動に出てしまい、自らのデビューをぶち壊す人も稀にいる。

米国ジョージア州メーコン市内のブルース小学校で、11月14日、代用教員として採用された女性が4年生の児童たち20人を前にして初教壇に立った。彼女は、身元調査と素行調査の結果、代用教員にふさわしい人物であると確認され、今年の10月から代用教員リストに登録されていた。

彼女自身、教壇に立つ日が来ることを心待ちにしていたはずだ。限りない未来へ向けて羽ばたいていこうとする子供たちの前に立ち、教師としての仕事をまっとうする自分の姿を心に思い描いていたはずだ。

一方、児童たちは児童たちで、新しい女の先生に興味津々だったはず。若い先生かな？　美人かな？　優しい先生だといいな・・・とか。そして、教室に先生が入ってきた。教壇に立った。でも、何か変だ。先生の様子がおかしかった。

どんなに想像力豊かな子供でも想像できそうにない異様な展開が一気に進行した。新しい女の先生は、子供たちが見守る前で自分の下半身を覆っていた衣服に手をかけ、下着も脱ぎ捨て、あっという間に下半身裸になってしまったのである。驚いた児童たちが教室から飛び出して行った。

ほかの教室で授業をしていた先生が騒ぎを聞いて、問題の教室に駆け込んだ。新任の代用教師が下半身を完全に露出させていた。意識朦朧とした様子で、呼びかけにも応答がなかった。

新任教師のあられもない姿を見せつけられた4年生クラスの児童20人は、学校専属の心理カウンセラーのカウンセリングを受けた。事件について説明する父兄宛ての手紙を全校児童が家に持ち帰った。初教壇で下半身裸になった女性代用教師は即刻、代用教員リストから外された。

「前代未聞の不祥事です」と、地元の学校監督局のシルビア・マギー副監督官は認める。「呼びかけに応答しなかったことから、彼女は何らかの治療薬の投与を受けていた可能性があります。私どもとしては、彼女を今後も当地区の代用教員の任に就かせないことが最善だと考えております」

この代用教員自身、初授業開始早々から、自分が教壇の上で下半身裸になるなどとは想像だにしなかっただろう。初教壇に際して極度の緊張感に襲われたこと、そしておそらく何らかの向精神薬を摂取していたことが引き金となって、“絶対にしてはならないこと”をやらずにはいられない倒錯状態に陥ったのかもしれない。

あるいは、彼女自身、初教壇の日を心待ちにしながら、どこかで大失敗をやらかすのではないかという不安を抱いていた、という推理もできそうだ。その不安を抑圧し続けたまま初教壇の日を迎えた。そして、実際に教壇に立って児童たちを目にすると、その抑圧された不安が投薬の影響もあり、とんでもない形で解放されてしまったのだ、と。もしそうなら、教壇で裸になる自分自身の姿を何日か前に悪夢に見ていた可能性もありそうだ。

■ Source: http://www.macon.com/149/story/187318.html

【関連記事】