2007年09月30日
英国カーディスのカレッジで芸術を専攻している19歳の女子学生ジェシカ・コリンズさんは、ドイツのワーキングホリデー・ビザを取得し、ドイツ各地の大聖堂の写真を撮影して回っていた。彼女は、小さな銀色のピアスをへそに入れていた。そのピアスが弾丸と化して彼女の腹部を貫いたのは、9月23日のことだった。
ジェシカさんがへそに入れていたのは、一般的なスタッド型ピアス(湾曲しているのが普通だが棒状のピアス)。通常の状態では、スタッドの両端が皮膚の外に出ている。このようなピアスが弾丸のように腹部を貫くとは想像しがたい。
その日、ジェシカさんは知人が運転する車に同乗していたのだが、その車がミュンヘン市内の路上で衝突事故を起こしてしまった。ジェシカさんは、ちゃんとシートベルトを締めていた。しかし、そのシートベルトが衝突の瞬間、彼女のお腹、ちょうど銀色のへそピアスが入っている箇所を強烈に締め付けた。
シートベルトに押さえ付けられたスタッドはピアス穴から外れ、彼女のへそ付近から腹部の皮膚、皮下脂肪、腹膜を貫通し、腹腔内に入った後、脊柱の手前で止まった。ピアスが弾丸と化して、彼女の腹部を貫いたのである。
腹部を銃弾で撃たれた場合、損傷が重要な臓器や大動脈に及ぶと、死に至る可能性が高い。ジェシカさんの場合は、弾丸と化したピアスが臓器や大動脈をそれたようなのだが、大量の出血があった。病院への搬送が遅れると失血死に至るおそれがあった。
しかし不幸中の幸いというか、直後に現場を通りがかった車の運転手が非番中の救急救命士だった。その救急救命士がすぐに救急本部に連絡を取り、救急ヘリを手配してくれた。そのおかげで、ジェシカさんは生死を分ける最初の1時間のうちに緊急手術を受けることができた。
手術は成功し、ジェシカさんは命の危険を脱した。最初の5日間を集中治療室で過ごしたが、現在は元気に会話ができるまで回復している。
ジェシカさんが友達付き合いをしている女の子はみんな、へそピアスを入れているという。ジェシカさんは、自分の身に起きたことをそんな彼女らにも知ってもらいたがっている。(右の写真はへそピアスを入れた女性の一例。ジェシカさんではない)。
事故の知らせを聞いて英国からドイツ・ミュンヘンの病院に駆けつけた母アマンダさん(37歳)は、「娘が助かったのは奇跡でした」と話している。「事故の後、迅速に処置を受けることができたからこそ、娘は助かったのだと思います」
「ピアスが弾丸のように娘のお腹を貫きました。顔にも、ひどい怪我を負ってしまいました。最初に見たとき、あまりに変わり果てた姿に目を疑いました。体中が傷だらけでした。頭蓋骨の中にも出血が見られるとのことでした。でも、娘は順調に回復しています」
ともあれ、後続車両にたまたま救急救命士が乗っていなかったら、手遅れになっていた可能性が高そうである。まさに、不幸中の幸いだった。その一方で、ジェシカさんがへそにピアスを入れていなかったら、命にかかわるほどの大怪我を負うことはなかっただろう。
■ Source: Crash girl's belly stud horror
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その日、ジェシカさんは知人が運転する車に同乗していたのだが、その車がミュンヘン市内の路上で衝突事故を起こしてしまった。ジェシカさんは、ちゃんとシートベルトを締めていた。しかし、そのシートベルトが衝突の瞬間、彼女のお腹、ちょうど銀色のへそピアスが入っている箇所を強烈に締め付けた。
シートベルトに押さえ付けられたスタッドはピアス穴から外れ、彼女のへそ付近から腹部の皮膚、皮下脂肪、腹膜を貫通し、腹腔内に入った後、脊柱の手前で止まった。ピアスが弾丸と化して、彼女の腹部を貫いたのである。
腹部を銃弾で撃たれた場合、損傷が重要な臓器や大動脈に及ぶと、死に至る可能性が高い。ジェシカさんの場合は、弾丸と化したピアスが臓器や大動脈をそれたようなのだが、大量の出血があった。病院への搬送が遅れると失血死に至るおそれがあった。
しかし不幸中の幸いというか、直後に現場を通りがかった車の運転手が非番中の救急救命士だった。その救急救命士がすぐに救急本部に連絡を取り、救急ヘリを手配してくれた。そのおかげで、ジェシカさんは生死を分ける最初の1時間のうちに緊急手術を受けることができた。
手術は成功し、ジェシカさんは命の危険を脱した。最初の5日間を集中治療室で過ごしたが、現在は元気に会話ができるまで回復している。
事故の知らせを聞いて英国からドイツ・ミュンヘンの病院に駆けつけた母アマンダさん(37歳)は、「娘が助かったのは奇跡でした」と話している。「事故の後、迅速に処置を受けることができたからこそ、娘は助かったのだと思います」
「ピアスが弾丸のように娘のお腹を貫きました。顔にも、ひどい怪我を負ってしまいました。最初に見たとき、あまりに変わり果てた姿に目を疑いました。体中が傷だらけでした。頭蓋骨の中にも出血が見られるとのことでした。でも、娘は順調に回復しています」
ともあれ、後続車両にたまたま救急救命士が乗っていなかったら、手遅れになっていた可能性が高そうである。まさに、不幸中の幸いだった。その一方で、ジェシカさんがへそにピアスを入れていなかったら、命にかかわるほどの大怪我を負うことはなかっただろう。
■ Source: Crash girl's belly stud horror
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この記事へのコメント
1. Posted by かずきんぐ 2007年09月30日 03:18
事故ってのは何が起こるかわかりませんから怖いですね。
ニップルピアスも…?
ニップルピアスも…?
2. Posted by あ 2007年09月30日 10:20
体に穴を開けてファッションだどうだこうだというのにどうも抵抗あるなぁ。
3. Posted by あず 2007年09月30日 20:10
怖いですね…
自分の友達もピアスを空けたらアレルギーで耳が腐食しかけたとか言って慌ててました。
というか一番の驚きはお母さんの年齢…笑
自分の友達もピアスを空けたらアレルギーで耳が腐食しかけたとか言って慌ててました。
というか一番の驚きはお母さんの年齢…笑
5. Posted by 導才 里奈 2011年07月07日 10:37
しね
6. Posted by 名無し 2012年11月10日 01:59
自分からへそピアス しようとしてしにそうとか馬鹿じゃん 体とか目にピアス穴 ける人の神経おかしい
7. Posted by just click the up coming internet page 2014年05月12日 14:38
vg e liquid なんでも評点:へそピアスが弾丸と化して19歳女子学生の腹を貫通、脊柱に達する