クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:イケメンと何人付き合っても満たされなかった美女がブオトコと付き合って真の愛を知るケースが増加中?(英国)

2007年05月24日

イケメンと何人付き合っても満たされなかった美女がブオトコと付き合って真の愛を知るケースが増加中?(英国)


容姿に優れた人の方が社会的に優遇されやすい傾向があるのは歴然とした事実だが、すべての女性がイケメンに首ったけになるとは限らない。「livedoor ニュース - 【独女通信】なぜブオトコがモテるのか!?」の記事によると、イケメン崇拝の時代は終わり、ブサイクな男(略称“B男”)がモテる時代が到来しているそうだ。
イケメンは社会的に優遇されたり、女性からちやほやされたりするのを当たり前だと思って生きているので、いざ付き合ってみると女性への優しさに欠けていたり、ぬけぬけと別の女に乗り換えたりしがち。それに対し、B男はモテない不遇を乗り越えて生きてきた分、真摯に女性に尽くしてくれるらしい。

その結果、B男がモテる時代になりつつある、ということのようだ。実は、英国でも、これに若干似たことが起きている。これまでに何人ものハンサムな男と付き合ってきたが決して満たされることのなかった美女たちが最後にブオトコと出会い、本当の恋に落ち、真の愛を知る。そういうケースが増えてきているらしい。

Sun紙のオンライン版には、“We only date ugly men”(私たちはブオトコとしか付き合わない)と題する記事が掲載されている。この記事では、3人の美女を写真付きで紹介している。ここで、“美女”というのはレトリックではない。実際に写真を見ればわかるように、3人(特に最初の2人)は、まごうことなき美女である。

以下、この3人の美女と“野獣”の恋愛ストーリーをSun紙の記事に掲載されているとおりの順序で紹介していこう。

■ 禿げで歯抜けの彼を愛する美女セレナ

セレナ・マリアさんは、セクシーな唇をリップグロスでいっそう輝かせ、肩にかけたバッグを揺らしながら、待ち合わせ場所のバーに颯爽と入っていく。店内にいる男たちが彼女にいっせいに視線を浴びせる。どんなイケメンも、彼女の美しさに目が釘付けになる。さっそく彼女にドリンクをオファーしようとする男もいる。

だが、セレナさんは脇目も振らずに誰かが待つ席へ、つかつかと歩いていく。男性客たちが視線を動かす先にどんな美男が待ち受けているかと思えば、そこにいるのは風采の上がらない男。ずんぐりした体形、禿げた頭に、あばた面。

そう、店の客のうち、最も醜い容姿を持つ男がセレナさんの彼氏なのだ。セレナさんが隣の席にヒップを滑り込ませると、バーの中の暗がりに怪物じみて見えるほどブサイクな彼の顔が笑顔に変わる。ただし、白い歯を見せる笑みではない。歯が何本も抜けている。

周囲のイケメンたちは、その様子を目の当たりにして、自分たちがお呼びでないことを悟る。

セレナさんは、今の彼氏と出会うまで、何人ものイケメンと付き合ってきた。だが、ベッドの中でもベッドの外でも、がっかりさせられてばかりだった。もう金輪際イケメンと付き合うつもりはない。

「正統派のハンサムと付き合うことほど退屈なことはありません」セレナさんは言う。「モデルのような外見の男より、歯が抜けていて、頭が禿げていて、ピアスを入れているような男の方がいいわ」

「外見の悪い男は努力してくれます。(イケメンより)もっとかまってくれるし、お姫様みたいに大事にしてくれます。外見のいい男は自分のことばかり考えていて、結局、魅力に欠けています」

社会学者のダイアン・フェルミー博士らが最近実施した調査では、男性に魅力を覚える要因として外見を第一に挙げる女性は、3分の1にとどまることがわかった。外見の良い男性より、ユーモアのセンスがある男性や、仕事で成功している男性を好むと答えた女性の方がはるかに多かった。

また、ニューカッスル大学の研究チームによると、ブオトコは遺伝子プールを修復するために存在しているという。女性が付き合いたがる男性とは、古典的な美男子ではなく、病気に打ち克つ優れた遺伝子を持つ男性だということになる。

:この研究は、「美男美女ほど異性にモテて子孫を多く残しているはずなのに、世の中が美男美女だらけにならないのはなぜ?」の記事で取り上げた研究(同じくニューカッスル大学)と関連していると思われる。ただし、上の段落は、Sun紙の記述に準じている。もしかしたら、同じ研究にSun誌が解釈を加えたものかもしれない。


■モデル仲間が首を傾げるほどのブオトコを愛するヴァネサ

ヴァネサ・アプトンさん(28歳)は、一児の母だが15歳のときからモデルをしている。シングルマザーだった4年前にコリン・ケインさん(34歳)と出会った。

ヴァネサさんはプロのモデル。ビキニ姿で背を反らし、バストを突き出して魅惑的なポーズを取れば、カメラマンが「いいね、いいね、素敵だよ、きれいだよ」と彼女をおだてながらシャッターを押す。

その手のほめ言葉は、もう聞き飽きている。しかも、男性モデルと一緒に仕事をすることも多い。周りには、いい男だらけなのだ。

「どうせカッコいい男性モデルとくっついてしまうんだろう・・・みたいなことを世間の人に言われてばかりです。でも、私にとっては、ルックスだけでは不十分。私をその気にさせてくれる男性モデルは、ほとんどいません」とヴァネサさん。

4年前、ボクシングの試合でラウンドガールを務めたときに、リングのコーナーでセコンドをしていたコリンさんと出会った。スキンヘッド、潰れた鼻、瞳は青いが小さな目。お世辞にも美男子とは決して言えない風貌の男だった。

彼と最初に目が合ったとき、性的に強く惹きつけられるものを感じた。そして、彼はヴァネサさんが見ている前で、上半身裸になった。贅肉のない引き締まった体を目の当たりにして、ヴァネサさんは心を奪われた。まさしくタイプだった。

彼が着ているもの(つまりトランクス)をそのときその場で剥ぎ取ってしまいたい衝動に駆られたほどだという。

解説1:写真を見れば分かるように、ヴァネサさんはとびきりの美女である。そんな美女が初めて見た男性に性欲を覚えたことをあけっぴろげに言葉にしている。「トランクスを引き摺り下ろして、むしゃぶりつきたい」という意味と取ってもいいだろう。

だが、彼女が少し変だから、そこまで露骨なことを言うわけではない。性に自由なイギリスの感覚なら別におかしくないだろう。

これもまた文化の違いみたいなものである。日本ではいくら性的なタブーが減ってきたとはいえ、美女がここまであからさまに自分の性的な欲望のことを言葉にすることは考えにくい。しかし、実際のところ性的に成熟した女性であれば、こんなふうに特定の異性に性的な衝動を覚えることがあるわけだ。それは日本でも同じである。

とはいえ、その見極めは難しい。男性の方が勝手に勘違いして、その後、トラブルに発展するケースが非常に多いわけである。


ヴァネサさんは言う。「仕事のときは、男性モデルがたくさんいます。その多くは美男子です。でも、シャープな顎のラインや、いかにもイタリアの種馬みたいなルックスには、引いてしまいます。彼らは、とてもまともな人たちなんだけど。

「私は個性的な外見の男が好きなんです。内に秘めたものを持ってそうに思い、興味をそそられてしまいます。そして、頭の禿げた男にも何かを感じてしまう。私を本当に狂おしく突き動かしてしまうほどの何かです。特に、ジョークで笑わせてくれる男性だったら最高です」

そして、試合の後の打ち上げのとき、コリンさんがヴァネサさんに話しかけてきた。ヴァネサさんは、クスクス笑いながら楽しく談笑した。そして、誰かから聞たらしく、彼はヴァネサさんが腰痛持ちだということ知っていた。

コリンさんは、にこにこ笑いながら「マッサージを試してみないか」とヴァネサさんを誘った。「僕はスポーツセラピストなんだよ」

解説2:コリンさんがマッサージのプロだとしても、この申し出が下心ありありなのは見え見えである。実際、“マッサージ”は、男性が女性と性的な接触を持とうとするときの口実としてしばしば使われる。だが女性が本当にマッサージ以外のことを想像していない場合は、トラブルに発展しがちである(その一例)。


だが、ヴァネサさんは、いったんその申し出を断った。その代わり、電話番号を交換することにした。その後、数週間が過ぎても、毎日ののようにコリンさんのことを考えていた。

そして、ついに決心して彼に電話をかけた。「やっぱり、マッサージしてもらおうかな」と。

コリンさんのマッサージは本当に上手だった。なんと2時間半もかけて、ヴァネッサさんの筋肉の凝りを丹念にほぐしてくれた。もうヴァネサさんの心は決まった。誰かが彼のルックスをどうこう言うかもしれないけど、そんなことはもうどうでもいい、と。

今度は、男と女としてデートする約束をした。もう2人を止めることはできなかった。最初のデートで互いの体を求め合った。

それから4年もの時が経過した今も、熱い関係が続いている。ヴァネッサさんは、毎日が幸せでたまらない。ただし、モデル仲間にコリンさんを紹介すると、「なんで彼なの? 彼のどこが素敵なの?」みたいな反応が返ってくることもある。

「でも、私には彼女らの言わんとするところがさっぱりわかりません。私の目から見れば、彼ほど魅力的な男はいません。彼は私にとって完全無欠な男なんです。

私の5歳の息子、ジェームズも彼のことが大好きです。コリンとの間にも子供を作りたいなと思っています」

■ 異形の63歳を愛する25歳のイネサ

アーチストのイネサ・ヴァイシュートさん(25歳)は、列車の中でバリントンさん(63歳)と出会った。写真を見ればわかるように、まさに異形(いぎょう)の男。髪も長くてボサボサ。その巨顔は、アパッチ族指導者として知られたジェロニモを髣髴とさせる。

イネサさんは、最初に彼を見つけたとき、その異様な風貌に引き付けられてしまった。目が合うと、自然に会話が始まった。イネサさんもアーチストなら、彼の職業もアーチストだという。40代後半くらいだろうと思われた。

「彼には何かを感じました。目的の駅に着くまで、彼と会話を続けました。話しているとますます、彼に惹かれてしまったのです。ボサボサの髪に、大きな鷲鼻。でも、彼の瞳を見つめていると吸い込まれそうになりました」

2人は、電子メールアドレスを交換し合った。メールを頻繁にやり取りするようになった。そして数ヵ月後に最初のデート。ところが、城のような場所にそのまま宿泊してしまい、2週間も2人きりで過ごした。

バリントンさんの実年齢が63歳というのは驚きだった。38歳もの年齢差。しかし、バリントンさんはエネルギーの塊。25歳のイネサさんですら根を上げることがあるほどの絶倫。彼はイネサさんのことを「マイ・ベイビー」と呼ぶ。

2人が仲良く町中を歩いていると、好奇の視線が集まる。でもイネサさんは気にしない。「私にとって、彼は年寄りでもなければ、ブオトコでもありません。神様が引き合わせてくれた運命の人です」とイネサさん。

「彼と付き合う前は、同年代の男性と付き合ったりしていました。でも芸術家肌な上、人目を引きやすい私は、同年代の男性の手に負えなかったようです。

「でも、バリントンは嫉妬心を抱くこともなく、精神的に不安定になることもありません。他の男性が私になれなれしく話しかけてくると、むしろ彼は誇りに思うと言っているほどです。一緒にいてこんなに心安らげる人は彼が初めてです。私たちは2人ともアーチスト。同じ情熱を共有しているのです」

しかも、2人は最高の性生活を謳歌している。1日も欠かさず愛の営みを持ち続けている。「彼はだてに年を食っていません。豊富な経験を活かして私を悦ばせてくれます」

2人が一緒に外出すると、バリントンさんの顔を唖然として眺めている女性がいたりする。「でも、彼が醜いから凝視しているのではないと思います」とイネサさん。

「女性たちは、彼のことを物色しているのでしょう。彼のふさふさした髪に指を沿わせてみたいとか、密かな想像を楽しんでいるに違いありません。素敵な彼氏がいる私にジェラシーを覚えているに違いありません。

「モデルのようなパーフェクトなルックスにばかり心を奪われていても、退屈なだけです。どんなにハンサムな俳優やモデルより、バリントンの長い髪と個性的な顔立ちが私を腰砕けにさせるのです。

「バリントンと一緒に過ごしていられる私は幸せ者です。彼は、まさしく私が捜し求めてきたソウルメイトなんです」

■ 総括

上記3人の美女がブオトコを選んだ理由には、共通部分がある。要するに外見に優れた男性は、中身が伴っていないことが多い。逆に、外見が悪くても魅力的に感じられる男性がいたとしたら、それは内面からほとばしる魅力であり、もはや他の男のことを考えられないほど愛してしまうことがある・・・ということになるだろう。

冒頭で言及した「livedoor ニュース - 【独女通信】なぜブオトコがモテるのか!?」の記事に書かれている内容を読むと、妥協の産物的な一面もありそうに感じられる。どこかで妥協しなければ彼氏ができない(あるいは長続きする付き合いができない)・・・という視点がありそうに思われる。

ところが、上記3人の美女は決して妥協しているわけではない。1番目のセレナさんの場合は、いまいち彼のどういう点に惹かれているかが明確ではないが、ヴァネサさんの場合は、何より心と体の相性が最高なのだろう。

イネサさんは、プライドが高くて、かなり扱いづらい女性なのだろうと推察する。同年代の男の手には負えないわけである。このタイプの女性は、自分をうまく扱ってくれる男性を求めている。だが、めったやたらとそういう相手に巡り会えない。千載一遇の相手と巡り会えたイネサさんは、本当に幸せなはず。本人が言うように、まさにソウルメイトかもしれない。




■ Source: We only date ugly men

【関連記事】


この記事の先頭に戻る

Google
WWW を検索 評点




トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 神楽書堂‐ニュースログ‐  [ 神楽書堂‐ニュースログ‐ ]   2007年05月24日 21:10
 
2. とうとう俺の時代がやってきたようだ。  [ はぐれオヤジがあらわれた・・・コマンド・・・どうする・・・たたかう・・・ ]   2007年05月25日 21:07
イケメンと何人付き合っても満たされなかった美女がブオトコと付き合って真の愛を知るケースが増加中?(英国) どうやら時代がやっと俺についてきたようだ。 まぁ、微妙に気になるのがあくまで「ブオトコ」であって「キモオタヒッキー」ではないところだ・・・。 ...
3. ちょー久々にカテゴリ追加。  [ SELFISH PRAYER ]   2007年06月09日 17:38
なんでも評点さんより。 ・イケメンと何人付き合っても満たされなかった美女がブオトコと付き合って真の愛を知るケースが増加中?(英国) ・男性は女性の姿を見るだけで幸せになり、その女性が魅力的なら努力とお金を惜しまない ― 神経経済学実験で判明 ・男...

この記事へのコメント

1. Posted by ゴッキー撲滅委員会   2007年05月25日 10:42
4 理解出来ない…
禿げで歯無しの
オサ〜ンと付き合う
美女なんて…(‐o-;)
なんだかブサイク=性格いいってイメージ
強いけど、実際モテない人々は性格ネジ曲がってる人多い気がする…疑い深くて、褒めても裏読みして素直に受け入れなかったり…
大概は顔と性格は比例する。
仮に性格むちゃくちゃ良いブサイクがいても(皆無に等しいが…)
アタシは性格悪いイケメン選ぶ。
皆はどうですか?
2. Posted by     2007年05月25日 20:39

長くつきあう相手なら、顔は関係ないような気がします。特に女性の場合は。

>>B男はモテない不遇を乗り越えて生きてきた分、真摯に女性に尽くしてくれるらしい。

管理人さんの文章にあるように、自分を愛してくれて“構ってくれる”(←ここ重要)男性に長く惹かれるんじゃないかな。
大抵の女は、根っこはファザコンで、いつまでもお姫様として扱って欲しいと望んでる幼稚なとこあるから。
3. Posted by ふむふむ   2007年05月31日 08:05
>ただし、モデル仲間にコリンさんを紹介すると、「なんで彼なの? 彼のどこが素敵なの?」みたいな反応が返ってくることもある

やっぱりブオトコがもてるって言うのは
特殊な例ってことなんでしょうね。
4. Posted by 死人   2007年06月03日 01:18
ちょっと俺英国逝ってくる
5. Posted by      2007年06月03日 02:32
>2
まさに。構ってくれる人大好き。オタでも許容範囲だけど、二次元とか自分のことしか考えられないオタは無理。
6. Posted by ∞   2007年06月03日 03:30
わたしとしては、物知りで話上手な筆者さんが不細工でも、オジサンでも惚れるかも
女にかまってくれそうかどうかは、微妙
ときどき更新休んで知らんぷりしたりするし
7. Posted by 25   2007年06月22日 18:37
日本と英国の精神的成熟度の違いについて。
ライブドアニュースもっともらしいこといってるけど、要約すると「イケメンと付き合うのは色々大変だからちょいブサでも妥協するわ!でもキモメンは嫌!」ってことでしょw

>1 一般的な現代日本女性の意見だと思われます。素直でよろしい。

>2 理知的で優しい方ですね。付き合って下さいw

>5 少し脳みそを使う練習をなさってください。いい人ぶりたいのは解るけど、自分を把握してない時点で1の方よりかなーりレベル低い。
正直貴方のような方が一番むかつきます。

8. Posted by 内弁慶ならぬネット弁慶   2007年12月01日 20:53
3 >>7
愚かしいのはお前の方だ。恥を知れ。
その様な発言は貴様がすることでもないし出来ることでもない、ましてやこのような場所ですべきことではないな。(目立つぞ!
誰かの真似でもしているのか?(止めておけ…
猿真似だな。(二番煎じが成功した例は…

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
◎-->