クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:「私が死んだら私の愛犬6匹すべてを安楽死に」という大女優の遺言が実行に移される(南ア)

2007年05月16日

「私が死んだら私の愛犬6匹すべてを安楽死に」という大女優の遺言が実行に移される(南ア)


南アフリカ共和国で、ある有名な女優が亡くなった。彼女の遺言状には「私が死んだら、私の愛犬6匹をすみやかに安楽死させよ」と記されていた。
彼女の名は、ハンナ・ボタ。南アの最長寿メロドラマとして知られる“Egoli”でエルザ・ピエナールという怒りっぽい女性の役を演じ続けてきた。去る4月16日に享年84で永眠した。

ハンナは、自宅で小型犬4匹と大型犬2頭、計6匹の犬たちと一緒に暮らしていた。そして彼女が残した遺言状には、自分の死後に6匹の犬をすべて安楽死させることを指示する条項が含まれていた。

動物愛護に重きを置く欧米諸国や日本では、さすがにこのような遺言条項は法的に無効になるのではないかと思われる。だが、動物以前にそもそも人間が十分に“愛護”されているとは言いがたい南アの話である。

小型犬4匹は、既に安楽死させられた。彼らは薬物を加えたミンチを与えられた後、ハンナのベッドの上で永遠の眠りに就いた。

大型犬2頭は、まだ処分されておらず、ハンナ宅の番犬として生かされている。ハンナ宅の売却が決まり次第、安楽死させる予定だという。

本件を伝えている南アのBeeld紙の記事には、遺言に従って犬たちを安楽死させることの是非については、一切記述がない。遺言に従うのは当然のことのように書かれている。

だが、欧米の動物愛護活動家たちがこれを聞いて黙っているだろうか? 今後の成り行きが注目される。

そもそも、現地で有名な女優が飼っていた犬たちなのだから、いくらでも引き取り手は見つかりそうな話である。犬たちの埴輪でも作って彼女と一緒に埋葬すればよいのに。




■ Source: Egoli star's dogs put to sleep

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この記事へのコメント

1. Posted by なずな   2007年05月16日 17:28
よほど寂しかったのでしょうか、愛犬を冥途に同伴させるとは。
2. Posted by りほ   2007年05月17日 06:25
3 「ぬいぐるみ」などではなく「埴輪」とはw

女優は孤独な職業だとよく言いますが…
単にバカ飼い主という可能性もあるのがなんとも。
3. Posted by まさ   2007年05月17日 11:58
http://www.mars.dti.ne.jp/~pike/docs/extra/doctor/juuisan_ex03.html

こういう記述も見つけましたので
「自分が管理できないから安楽死させる」
ということなのではないでしょうか?
南アと欧米ではまた違うと思いますが。
4. Posted by 飛ぶ鳥を落す勢いの野鳥保護団体   2007年05月18日 05:41
犬好きではなく、自分の為に犬がいるという利己的な人間だったんでしょう。

いずれにしろ、相手の立場に立って物を考えられる人じゃなかったんだなぁ

犬が死んだ時に後を追って死ぬ勇気は無かったのか?
5. Posted by 七   2007年08月07日 08:14
忠犬ハチ公の話を思えば
犬が仕える人間は生涯にただ一人。
主人が死ぬときは愛犬もろとも、って考えてもいいんじゃないの。

結局犬は「モノ」だし。

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