クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:親に捨てられて絶望した南京の17歳少年が高さ60mからジャンプするも、上着がパラシュートのように膨らんで生還

2007年03月18日

親に捨てられて絶望した南京の17歳少年が高さ60mからジャンプするも、上着がパラシュートのように膨らんで生還


両親が離婚し、どちらも自分を要らないと言う。そんな辛い目に遭った中国南京の17歳の少年ユー君が橋の上に立った。水面まで60メートル以上の高さ。絶望に打ちひしがれた彼は、誰にも気づかれることなくジャンプした。
その高さから落下すれば、水面もコンクリートに等しい。普通なら、命はないはず。若い命があっけなく散ったかに思われるところだが、われわれが生きているこの世界では、たまに不思議なことが起こる。

ユー君はジャンプしてから数時間後に岸辺で倒れているところを発見され、救出された。病院に運ばれたが、彼が負った怪我は、わずかに肋骨1箇所の軽微な骨折だけ。命にまったく別状なし。

専門家たちは、ユー君が着ていたジャケットが彼の命を救ったと見ている。ユー君がジャンプした橋の付近は強い風が吹いていた。その風がジャケットを膨らませ、パラシュートのように機能させたのではないか、というのだ。

どの程度、落下にブレーキがかかったかはわからない。まさか、本物のパラシュートのように、ふんわり落ちたわけではないだろう。だが、なにはともあれ、ユー君は致命的な衝撃を免れる程度までソフトに着水した。

紙一重指数10■■■■■■■■■■


ユー君は、命拾いしたことで、もう死のうとは思わなくなった。その代わり、自分を捨てた両親を相手取って訴訟を起こす決心を固めたという。

本件のソースは、中華日報のオンライン英語版であるChina Dailyサイトに掲載された短い記事である。もう少し詳細な情報がないと取り上げにくいと思い、見送ることにしていたのだが、やはり取り上げることにした。

当ブログでは、なぜか中国の10代の少年にまつわる話をお伝えすることが多い。列車さえも止められるという降龍十八掌を実際に試してみようとした広西チワン族自治区の17歳少年。チャットで恋に落ちた相手とリアルで会ってみたら19歳の美女ではなくて落胆のあまり自ら命を絶った青島の17歳少年。

そして、「世界を救うことを宿命付けられたドラゴン、それが僕の真の姿」と言い残し、短剣2本を携えて家出した青島の16歳少年ワン君の話もお伝えした。ワン君は、ありもしない力が自分に宿っていると思い込んでいた。だから、両親と自ら決別して家を飛び出した。

一方、ユー君の場合は、両親に捨てられた自分の無力さに絶望し、自ら命を絶つことを選んだ。だが、奇跡としか言いようのない偶然の力が彼をもう一度この世に引き戻した。




■ Source: Boy, 17, fails in jump off bridge

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この記事へのコメント

1. Posted by ゆぅ   2007年03月18日 21:25
4 両親からぶんだくって、自分の幸せの為の資金調達に使ってねー
2. Posted by     2007年03月19日 00:06
この子にとてつもないくらい数多くの良いことばかりおきますように。優しい伴侶を見つけますように。子孫がより豊かに繁栄しますように。
3. Posted by mw   2007年03月19日 10:59
17歳だと十分自立も可能だし勝てるかどうか微妙な気が。

自殺しようとした事実自体は裁判で有利に働きそうだけど。
4. Posted by wan   2007年03月19日 12:47
将来は、傭兵のパラシュート部隊決定!
5. Posted by     2007年03月19日 17:15
17歳だと学生で、離婚によって就学できなくなるとすれば、悲観もするわなあ。

あるいは一人っ子として親離れできてなかったのか。

将来ビッグになって、親を見返してやれ!
6. Posted by 夏   2007年03月23日 18:09
3 親が受け取り拒否するって
事は学生じゃなかったのでは?
7. Posted by Cheap Louboutins   2011年07月04日 18:15
的を得るを射るだと馬鹿にして指摘する頭の悪い人が多いことでしょう

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