なんでも評点:「絶頂に達したふり」「発射したふり」をしたことのある男性が5割もいるという調査結果

2007年03月09日

「絶頂に達したふり」「発射したふり」をしたことのある男性が5割もいるという調査結果

別に役者でなくても、われわれは日常生活のさまざまな局面で演技をする。受け狙いでわざとボケたふりをすることもあれば、内心腹立たしく思っている相手に愛想良く接することもある。言葉や表情を取り繕うだけで済まないケースもある。たとえば、異性とベッドの上で愛し合っているときがそうだ。

女性は、しばしばベッドの中で演技をすると言われている。感じているふり、イったふり。それは、あたかも女性の専売特許であるかのように信じられてきた。厳密には女性もオーガズムに達したときは、肉体的な変化が起きている。

だが、その変化をパートナーの男性が冷静に吟味することはできないのが普通だ。とりわけ男性の側が自分の欲求を満たす以外に気が回らない場合は、相手の女性が本当に絶頂感を覚えていようがいるまいが関係なかったりもするだろう。

だから女性がベッドの上で演技するのは、決して難しいことではない。だが、男性の体は、原則として、絶頂に達した瞬間に発射するようにできている。ゆえに男性がイったふりをするのは容易ではない。絶頂の証が発射されていなければ相手が信じてくれない。

ところが、カナダの出会い系サイトLavalifeが実施したアンケート調査で、驚くべき数値がはじき出された。アンケートに回答した男性9,100人のうち、絶頂に達した演技をしたことがあると回答した男性がなんと48パーセントもいたのである。

Lavalifeのオンラインマガジンで、本件に関する記事を最近執筆した寄稿編集者のアンブローズ・ディアス氏によると、コンドームを着用している場合は誤魔化しが利きやすいらしい。なるほど、使用後のそれを相手に見せずに、ティッシュでくるむなりして、そそくさとゴミ箱に捨てればいいわけだ。

ディアス氏は言う。「私が調べたところでは、コンドームを着用していないときに演技した男性は、“今日は、なんか量が少なかったみたい”とか言って誤魔化すようです」

ディアス氏によれば、男性が“イったふり”をする理由の多くは、女性がそうする場合と似ているという。「今日は疲れている」とか、「もう途中でいいから早く済ませたい」とか、「今夜は気分が乗らない」などといった理由である。

また、「これ以上勃起力を持続できそうにない」と“中折れ”の予兆を感じたときや、「お互い愛情なんかなくて体だけの関係だなあ」としらけた気分になったときに演技する男性もいる。

上記のアンケート調査では、 6,350人の女性からも回答が得られている。演技したことがあると回答した女性の比率は、男性の48パーセントをはるかに上回る82パーセントに達した。やはり、ベッドの上での演技は、女性にとって常套手段のようである。

ともあれ、男性が絶頂に達した演技をするには、絶頂に達した証の提示を女性側から求められないことが大前提となるだろう。疑わしいと思ってチェックする女性もいるかもしれない。そもそも女性の側も実は演技していて、お互いに演技だったりするかもしれない。なんだか“本末転倒”の匂いがしないでもない。

まあしかし、この手の演技には、ネガティブな面だけでなくポジティブな面もある。相手を思いやって演技する人（男女共に）もいるはずだからだ。ひたすら絶頂めがけて突き進むだけが男女のまぐわいではないだろうし。

本末転倒度５

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男性がイったふりをしないといけないような状況でも、ちゃんと使い物になっているということの方が不思議に見えなくもない。バイアグラに頼ったりしているケースもかなり含まれているのだろうか？

なお、本稿は、カナダの出会い系サイトLavalifeの宣伝を目的とするプレスリリース記事の情報に基づいている。海外のソーシャルニュース・サイトで話題を集めているのを見つけたので取り上げることにした。どちみち日本にいるわれわれには関係ないがLavalifeの宣伝は大成功だろう。

■ Source: http://www.techweb.com/show
PressRelease.jhtml?articleID=X586370

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