2007年02月11日
土葬の習慣がないわれわれ日本人にとって、棺(ひつぎ)は火葬までのひとときを過ごす場所に過ぎない。だが、欧米など土葬が一般的な国々では死んでから一生、もとい永遠に棺の中で過ごさなければならない。ゴージャスでラグジュアリーな棺へのニーズもあるわけである。
ロシアのFun Reportsサイトの記事経由で知った情報だが、イタリアのCofanifunebriという棺メーカーのサイトでは、一部の高級棺の商品写真にセクシーな水着姿あるいはセミヌード姿のモデルを起用している。
同社のサイトの商品ページにアクセスし、“Fashion line coffins”の列にある商品名をクリックすると、たとえば下のような写真が表示される。
“Fashion line coffins”(ファッショナブル棺)というすっ呆けたネーミングもさることながら、男性諸氏の場合は、モデル嬢に誘(いざな)われているような印象を受けるだろう。棺桶の蓋は、いわば死後の世界への扉。「さあ逝きましょう」と、われわれを扉の向こうに誘っているのか。
いや、現世でもっと楽しみましょうと誘っているようにしか見えないという意見が多勢を占めるのではないかと予想する。
また、健康的な水着モデルたちは、死の対極にあるという見方もできよう。死を象徴する棺の周囲に彼女らを配することによって、コントラストと意外性を生み出す。というのが、これらの写真を担当したフォトグラファーなりアートディレクタなりの真の狙いなのかもしれないが、やはり単純に話題づくりが目的と見るのが妥当なところか。
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同社のサイトの商品ページにアクセスし、“Fashion line coffins”の列にある商品名をクリックすると、たとえば下のような写真が表示される。

いや、現世でもっと楽しみましょうと誘っているようにしか見えないという意見が多勢を占めるのではないかと予想する。
また、健康的な水着モデルたちは、死の対極にあるという見方もできよう。死を象徴する棺の周囲に彼女らを配することによって、コントラストと意外性を生み出す。というのが、これらの写真を担当したフォトグラファーなりアートディレクタなりの真の狙いなのかもしれないが、やはり単純に話題づくりが目的と見るのが妥当なところか。
脱力度7 | ■■■■■■■□□□ |
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1. イカスねーちゃんが、棺桶をアピールする [ ちょっと楽しむレシピ ] 2007年02月12日 19:27
「さあ逝きましょう」と言わんばかりにセクシーなモデルが誘いをかける棺の広告写真全文はココね日本だったら、不謹慎なと怒られそうですね。まー死をどう捕らえるかにもよるでしょう。宗教的な考えが色々あると思います。日本の場合どちらかと言うと、マイナスのイメージ...
この記事へのコメント
1. Posted by 志願者 2007年02月11日 03:11

もう少し生きてみようと
2. Posted by 詠み人知らず 2007年02月11日 03:56
腰を突き出し誘う汝ら棺桶のなかでも俺は起ち続けると知ってか
3. Posted by 真ん中ミヤ 2007年02月11日 18:33

イケメンがmodelなら買うかも(笑
4. Posted by # 2007年02月12日 08:49
やっぱり火葬がいい