クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:手足や頭と体のバランスは普通なのに、合成写真かと目を疑うほど小さい3歳少女ケナディ

2007年01月12日

手足や頭と体のバランスは普通なのに、合成写真かと目を疑うほど小さい3歳少女ケナディ


米国のABC Newsがカナダに住む3歳の女の子の話を取り上げている。ケナディ・ジャーディン-ブロムリーちゃんは、現在、3歳半だが身長は69センチ、体重は4.5キロしかない。数字だけ見ると、生後1ヶ月の赤ちゃんと変わりないサイズである。ところが、“プロポーション”は赤ん坊のものではない。
周りに人や比較の対象がない状態で撮影された彼女の写真を見ると、そんなに小さいとは思えない(写真および映像へのリンクは本稿後半部に示す)。かなり華奢ながらも、おおむね3歳児の体型をしているからだ。

だが、隣に大人がいたり、あるいは同年代の子供がいたりすると、合成写真かと目を疑うはずである。ケナディちゃんだけ別の次元からやって来たかのように見えてしまう。

一般的な3歳児の体の相似形を保ちながら身長69センチ、体重4.5キロまで縮小すると、ケナディちゃんのサイズとプロポーションになる。ケナディちゃんは、歩くこともできるし、多少発音しにくい音があるものの会話もできる。自分の身の回りのことも、だいたい普通の3歳児並にできるようになってきた(背が届かない場合は別として)。

ケナディちゃんは、カナダと米国を合わせても125人しかいないと言われる“原発性小人症 (primordial dwarfism)”患者の1人である。これは、誕生後に発育が遅滞する病気ではない。発育が遅滞することは、受胎の瞬間に既に決定付けられている。それゆえ、“原発性”という接頭語が付いている。

通常の妊娠期間を経ながらも、未熟児と間違われるほど小さな体で生まれてくる。ケナディちゃんの場合は、体重900グラムでこの世に生を受けた。手のサイズは普通の新生児の4分の1、足のサイズは3.8センチしかなかった。

母親のブライアンヌ・ジャーディン-ブロムリーさんは、彼女が生まれた直後のことをこう述懐する。「最初は泣き声が聞こえませんでした。でも彼女は生きていました。子猫みたいな泣き声がかすかに聞こえてきたのです」

病院のナースたちは、ケナディちゃんのことを「親指姫」と呼んで可愛がった。

実は、母親のブライアンヌ・ジャーディン-ブロムリーと父親のコート・ブロムリーさんは、遺伝子的にきわめて稀な組み合わせのカップルだった。健康体だし、身内に小人症の人がいないので知らなかったのだが、この2人は共に同じ遺伝子異常を持っていた。この2人の遺伝子を受け継ぐ子供は、4分の1の確率で原発性小人症になるのである。

夫妻の間には、もう1人男の子がいる。その子は、4分の3の方だった。ケナディちゃんは4分の1の方だった。

原発性小人症の世界的権威であるチャールズ・スコット博士は言う。「カップルが互いにこの遺伝子異常を持っていたことがわかるのは、原発性小人症の子供が生まれたときだけです。この遺伝子変異は、原因がまったく不明であり、防ぐことも変えることもできません。純然たる偶然の問題なのです」

ケナディちゃんが実際にどれほど小さな3歳児であるかは、彼女の写真を見ればわかる。衝撃を覚える人も少なくないだろう。

  • 写真へのリンク

    ケナディちゃんのプロポーションが赤ん坊のものでなく、なおかつ驚愕するほど体が小さいことが特によくわかる1枚にリンクしてある。このページから、ケナディちゃんのほかの写真を見ることもできる。また、後述する25歳の原発性小人症女性クリスティン・ライリーさんの写真も含まれている。

    ※携帯電話から閲覧している人やリンク先にアクセスできない人は、こちらをご覧あれ

  • 映像へのリンク

    最初30秒ほど、コマーシャル映像が流れるが、その後、キャスターと上記のスコット博士が登場した後、ケナディちゃんの映像とクリスティン・ライリーさんの映像が流れる。

  • Kenadie Jourdin-Bromley's Official Site

    両親が立ち上げた公式サイト。ケナディちゃんを写したプロ級の写真が多数収録されている(ページ上部の [Photo] メニューをクリック)。


ケナディちゃんが生後まもないころ、医師たちは彼女の“予後”を心配していた。長く生きることはできないのではないかと危惧していた。しかし、こうして彼女なりの3歳の姿まで“成長”することができた。

だが、発育遅滞に伴う問題をいろいろ抱えており、健康状態がいつ悪化するかもしれない。原発性小人症に特有の“細い骨”は折れやすい。そして、脊柱側弯症にもかかりやすい。心臓にも疾患が生じやすい。

最も懸念され、ケナディちゃんの生涯に渡って常に警戒が必要なのは、動脈瘤である。原発性小人症の人は、血管の細さゆえ、動脈瘤が出来やすい。脳の動脈瘤が破裂すれば死を意味する。

ケナディちゃんが成長していくにつれて、心理的な問題もある。外に出れば、好奇の目で見られる毎日が続く。やがては、自分が人と違っていることに思い悩むようになる時期が来る。

そんな苦難を乗り越えてきた25歳のクリスティン・ライリーさんのことも、本稿のソースとしたABC Newsでは取り上げられている。クリスティンさんは、身長は107センチまで“成長”した。

ABC Newsサイトのページ(上記のリンク先)には、クリスティンさんの画像と映像も収録されている。25歳の彼女は、最年長の原発性小人症患者の1人だという。クリスティンさんは、ケナディちゃんに向けたメッセージを記者に託した。

「自分の気持ちに正直でいること。・・・やってみたいことがあれば、何にでも取り組むのよ。ほかの人がどう反応しようと、くじけないことよ」

けなげさ9■■■■■■■■■□


【付記】

原発性小人症は、健常者とほぼ変わりないプロポーションを維持しながら“成長”していくのが大きな特徴だという。25歳のクリスティンさんの写真や映像を見ても、そのことは如実である。縮尺が違うとでも表現すべきだろうか。

だが“縮尺”が小さくても、体を作っている細胞の大きさは変わらない。それゆえ、骨や血管にいろいろと無理が生じるということのようだ。




■ Source: Medical Mystery: The Smallest People in the World - Primordial Dwarfs Face Unique Challenges

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1. ホーム/2007-01-12  [ とんかつ3号 隠れ亭 ]   2007年01月12日 08:15
おはようございます。なんだか、昨日はいつもよりもこのサイトに検索で辿り着いた人が多かったので、検索キーワードがなんだったのかを調べてみたら…パンチラでした。パンチラなんてキーワード、一体何処に書いたんだか。全く覚えがありません。 それでは今朝も元気に朝の.....
2. 今日のオモシロ↓  [ オモシロ ]   2007年01月12日 16:31
【仰天】手足や頭と体のバランスは普通なのに、合成写真かと目を疑うほど小さい3歳少女ケナディ ブラックジャックで見た病気はほんとにあったんですね 【芸能】千原ジュニアの苦難救った「想像力」 顔変わったのは整形だったんですね 【珍事件】 目覚めたら…ごみ収...
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この記事へのコメント

1. Posted by 真ん中ミヤ   2007年01月12日 18:44
5 ブロムリーchan☆
小さな妖精だね。

健常者となんら変わらないんだから、好奇の目で見て欲しくない。
頑張って欲しいね☆
2. Posted by かし   2008年01月15日 21:09
健常者と何ら変わらないわけがない
差異が存在するのを隠蔽するのは辞めた方が良い
何を頑張れと言うのだ
それにしてもなんてクソ可愛いんだ…!
3. Posted by ロン   2011年02月13日 22:13
私も138センチしかないよ。でもちゃんと家庭もっていて子供もいるよ! 若い頃は好きな事を沢山したし結婚と出産にも挑戦したし何事もポジティブにやれば身長なんて何て事はないよ。
4. Posted by click   2014年05月11日 19:24
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