2007年01月09日
米国アリゾナ州ピマ郡で、最近、何軒もの民家でトイレに白いネズミが現れるのがしばしば目撃されている。便器の中から突然、白いネズミが飛び出してくる。
住民たちによれば、ネズミは下水本管からトイレの排水管の中を上ってきて、便器の中に姿を現すのだという。その姿が目撃されたのは一度や二度のことではないので、“トイレ・サーフィン・ラット”という呼び名も付いた。
トイレの排水管は、常に水が流れているわけではない。水が流れていないときなら、上ってくることも可能かもしれない。だが、住民たちは、白ネズミは水が流れていても泳いで上ってくるのだと信じている。
下水本管から便器に至るまでの排水管の中には、ネズミが流れに耐えて踏ん張るような場所はない。もし水が流れていても逆流をものともせずに泳ぎ登って来るというのが事実だとすれば、もしかすると薬物投与や遺伝子操作によって能力を増強されたネズミだったりするかもしれない。
というのも、白いネズミが目撃された民家はいずれも、アリゾナ大学の敷地に隣接して建っている。アリゾナ大学の敷地内には、目撃されているのと同じような白いネズミ(ラット)を実験動物として使用している研究施設“Arizona Health Sciences Center (AHSC)”がある。
能力を増強されたネズミかどうかはともかく、住民たちの多くは、研究施設から逃げ出してきたラットがトイレに出没しているのではないかと見ている。しかし、大学側はその可能性を否定している。白いネズミ(ラット)はペットショップでも売られているではないかと指摘する関係者もいる。
AHSCのスポークスマン、ジョージ・ハンフリー氏によると、大学の研究者たちは、“実験試料”の取り扱いに関する厳しいガイドラインを順守しているので、実験動物が逃げ出すことはありえないという。ハンフリー氏は言う。「目撃されているという白いネズミと私共を結び付ける証拠は何もありません。いわれのない都市伝説が出来上がってしまうと困ります」
ピマ郡の保健局では、狂犬病やペストの危険は少ないだろうとしながらも、“トイレ・サーフィン・ラット”を手で触れたりしないように呼びかけている。
なお、保健局が“狂犬病やペストの危険は少ない”と見ているのは、この状況(this situation)から判断されることだという。「この状況」とは何だろうか? つまりは、保健局でも、ラットは研究施設から逃げ出したものではないかと見ているということのように思われる。大学の敷地に隣接した民家で目撃されているのだから、大学がいくら否定しようと一番に疑われるのは、やはり敷地内の研究施設なのだろう。
ただ、本稿中ほどで付け加えたように“薬物投与や遺伝子操作によって能力を増強されたネズミ”の可能性だって皆無とはいえないだろう。ホラーやSFなどのフィクションなら、これはあくまで導入部であり、これから恐るべきストーリーが展開されたりするところである。
■ Source: White Rats Pop Up in Toilets
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下水本管から便器に至るまでの排水管の中には、ネズミが流れに耐えて踏ん張るような場所はない。もし水が流れていても逆流をものともせずに泳ぎ登って来るというのが事実だとすれば、もしかすると薬物投与や遺伝子操作によって能力を増強されたネズミだったりするかもしれない。
というのも、白いネズミが目撃された民家はいずれも、アリゾナ大学の敷地に隣接して建っている。アリゾナ大学の敷地内には、目撃されているのと同じような白いネズミ(ラット)を実験動物として使用している研究施設“Arizona Health Sciences Center (AHSC)”がある。
能力を増強されたネズミかどうかはともかく、住民たちの多くは、研究施設から逃げ出してきたラットがトイレに出没しているのではないかと見ている。しかし、大学側はその可能性を否定している。白いネズミ(ラット)はペットショップでも売られているではないかと指摘する関係者もいる。
AHSCのスポークスマン、ジョージ・ハンフリー氏によると、大学の研究者たちは、“実験試料”の取り扱いに関する厳しいガイドラインを順守しているので、実験動物が逃げ出すことはありえないという。ハンフリー氏は言う。「目撃されているという白いネズミと私共を結び付ける証拠は何もありません。いわれのない都市伝説が出来上がってしまうと困ります」
ピマ郡の保健局では、狂犬病やペストの危険は少ないだろうとしながらも、“トイレ・サーフィン・ラット”を手で触れたりしないように呼びかけている。
なお、保健局が“狂犬病やペストの危険は少ない”と見ているのは、この状況(this situation)から判断されることだという。「この状況」とは何だろうか? つまりは、保健局でも、ラットは研究施設から逃げ出したものではないかと見ているということのように思われる。大学の敷地に隣接した民家で目撃されているのだから、大学がいくら否定しようと一番に疑われるのは、やはり敷地内の研究施設なのだろう。
不可解度7 | ■■■■■■■□□□ |
ただ、本稿中ほどで付け加えたように“薬物投与や遺伝子操作によって能力を増強されたネズミ”の可能性だって皆無とはいえないだろう。ホラーやSFなどのフィクションなら、これはあくまで導入部であり、これから恐るべきストーリーが展開されたりするところである。
■ Source: White Rats Pop Up in Toilets
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1ド
この記事へのコメント
1. Posted by 鱈 2007年01月09日 20:01
排水管といえば。以前、ある熱帯魚店の排水管で熱帯魚が
びっしりと大量繁殖していたという話を聞いたことがある。
死んだと思って捨てたのが実は生きてて、水温などの条件も
ある程度よかったらしいが、何といってもその魚種の生命力が
異常に強かったのが勝因であろう(なんていう魚だったかな)。
排水管おそるべし。そこには暗黒の夢があるロマンがある。
びっしりと大量繁殖していたという話を聞いたことがある。
死んだと思って捨てたのが実は生きてて、水温などの条件も
ある程度よかったらしいが、何といってもその魚種の生命力が
異常に強かったのが勝因であろう(なんていう魚だったかな)。
排水管おそるべし。そこには暗黒の夢があるロマンがある。
2. Posted by 紫陽 2007年01月10日 19:43
こりゃ、ゴ○ブリなんか捕まえても、迂闊に排水管へは流せませんね……。
3. Posted by 真ん中ミヤ 2007年01月10日 20:25

も、もし奴等が大量繁殖して、日本にまで進出したらアタシ終わった…
ってか研究施設が絶対怪しい!筋肉増強系の薬物だろうね。ってかちゃんと管理して欲しいわよよね!
4. Posted by これは・・・。 2007年01月14日 16:12
怖いな…。
5. Posted by 2007年01月14日 16:45
ナッティー・プロフェッサーみたいだw