2007年01月03日
町中のショウウィンドウ。自分の大好きなものがそこに飾られていたりすると、目が釘付けになり足を止める人も多いだろう。米国ミシガン州のロナルド・A・ドットソンという39歳の男はマネキンをこよなく愛する。いや“こよなく”などという穏当な表現は不似合いだ。ウィンドウの中にセクシーな衣服をまとったマネキンが置かれていると自分を抑えることができなくなる。


ドットソンはウィンドウガラスを叩き割った。だがマネキンを自分のものにすることはできなかった。ファーンデール市警の警官たちが現場に駆けつけ、あえなく御用となってしまった。
実は、ドットソンは過去に何度も同じような行動に及んでいる。1993年、まだ25歳だったときにもファーンデール市で婦人服店に侵入して、ランジェリー姿のマネキン3体を持ち去ろうとした。店の裏の路地にいるところを発見され、御用となった。
2000年7月にも、同じくファーンデール市で婦人服店に侵入し、ショートヘア姿にピンクのドレスをまとったマネキンを持ち出そうとして捕まっている。このほか、オークパーク市でも同様な事件を何度か起こして有罪となっている。
そして、2006年10月9日にフレンチメイド服姿のマネキンをわがものにしようとして捕まったわけだが、6年のブランクがあったことになる。このブランクは、実は2000年7月の事件による服役期間に一致する。
つまり、ドットソンは出所して1週間も経たないうちに、またもや同じことをやってしまったのである。2000年7月以前にも同様な事件をたびたび起こしていたわけで、彼は通算して過去13年間も州刑務所に服役していたことになる。
人に危害を加えたわけでもなく、事件の内容が凶悪とは言えないだけに、第三者としては何度捕まっても懲りない奴だなあと呆れるほかない。だが、検察官たちは、今回の事件により彼を更生不能な常習犯と決定付けるに至った。このため、今回はドットソンに最大で終身刑が言い渡される可能性が出てきた。
ファーンデール地方裁判所のジョセフ・ロンゴ判事は、12月28日に予備審問を行なった後、ドットソンに出廷を命じた。ドットソンは保釈金1万5千ドルを支払わない限り、拘置所に収監されることになる。
ともあれ、1993年に25歳で捕まったのが最初だったとすると、ドットソンは過去16年間のうち娑婆にいたのは3年だけで、その3年のうちに同じような事件を繰り返していたことになる。検察官たちの堪忍袋の尾が切れたのも止むを得ないかもしれない。
ちゃんと働いて自分のお金でマネキンと婦人服/ランジェリー類を買って、誰にも迷惑をかけずに楽しめばいいだけのことである。だが、それができないのだろう。学習能力が欠如しているのか、計画性ゼロなのか。傍目には実に歯がゆい話である。
はがゆさ9 | ■■■■■■■■■□ |
■ Source: Mannequin Fetishist Could Get Life
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この記事へのコメント
1. Posted by 真ん中ミヤ 2007年01月03日 17:35

2. Posted by まじかる☆スフィー 2007年01月04日 10:21
盗む基準があるのかな。
計画性ないってことは一目ぼれなんだろうか。
計画性ないってことは一目ぼれなんだろうか。