クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:「ネズミは友達だから駆除できない」と苦情を突っぱねていた男性が息絶えて無数のネズミに食べられる

2006年12月14日

「ネズミは友達だから駆除できない」と苦情を突っぱねていた男性が息絶えて無数のネズミに食べられる


米国ワシントン州キング郡のカークランドで、67歳の孤独な老人が暮らしていた。彼の家には、無数のネズミが棲み付いていた。彼の家で繁殖したネズミは、近所の家をも脅かすようになった。近所の人たちが彼に何度苦情を訴えても、「わしの大事な友達を駆除するつもりなんかない」と言い張るばかり。
保健所からも、ネズミが群がる家の中や敷地内を清掃するように命じられた。しかし、彼は命令を無視した。ネズミは増える一方だった。

業を煮やした周辺住民の1人がキング郡議会のジェーン・ヘーグ議員に陳情したところ、今度は保健所の役人ではなく、キング郡保安官事務所が介入することになった。そして、12月11日、女性の保安官代理が老人宅を訪れた。

保安官代理が報告書に書いた文面によると、老人宅の前の歩道を歩いているときから、悪臭が漂ってきたという。そして、老人宅はゴミ、汚物、ネズミで覆い尽くされていた。

保安官代理が呼び鈴を鳴らしても中から返答はなかった。彼女は、その場を立ち去らず家の中に入ってみることにした。

家の中には悪臭が充満し、おびただしい数のネズミがいた。呼びかけても老人の返答はない。1階の各部屋を探してみたが老人の姿は見当たらなかった。

階段を上って2階の寝室を覗いて見ると、凄惨な光景が彼女を待ち受けていた。ベッドの上には腐乱死体があった。無数のネズミが群がって、それを食べていた。立ち尽くす彼女の両脚の間を1匹のネズミが駆け抜けていった。

現時点ではまだ完全に身元が判明していないが、その死体は家の主であるトーマス・ハロルド・ストーン氏(67歳)のものと見られている。保安官事務所では、現在、ストーン氏の血縁者を探して連絡を取ろうとしている。

保安官事務所では、老人の死因は自然死であろうと見ている。キング郡の検視官が死因を検証中である。

病死した後、ネズミに食べられたと見るのが妥当なところだろう。しかし、病気で衰弱して身動きが取れなくなった後、まだ息のあるうちから食べられ始めた可能性も現時点では完全には否定できないのかもしれない。

ともあれ、その光景を目の当たりにした女性保安官代理の受けた精神的ショックは生半可なものではないだろう。そもそも彼女は、家を清掃してネズミを駆除するように説得するために老人宅を訪れたのだから。

青天の霹靂度10■■■■■■■■■■





■ Source: http://www.guardian.co.uk/worldlatest/
story/0,,-6279388,00.html


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この記事へのコメント

1. Posted by み   2006年12月14日 20:24
うわぁ・・・
2. Posted by 歩行者   2006年12月14日 21:00
4 個人的に、ドブ鼠への嫌悪はゴキブリへのそれとの比ではない。

あの大きさには辟易する。
3. Posted by sien   2006年12月14日 23:00
これとよく似た話で爬虫類・タランチュラマニアがペットの毒蜘蛛に誤って殺され、死肉にペットが群がり、眼の穴に蜘蛛の巣が張られて蜘蛛が出入りしていたと言う話がありましたよね。

ここで見たような気もするなぁ。
4. Posted by     2006年12月15日 08:30
 ともだちだけど、おいしそう

オオカミとヤギの友情は成立するのか?

アニメ映画公開終了!
売りは俳優による声あてだけです。
5. Posted by     2006年12月23日 05:03
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6. Posted by ・   2006年12月23日 22:42
動物を友達と言うのは微笑ましいが、擬人化しちゃいけない。
相手は自分と違う生き物なんだという節度を持って接しなきゃ。
7. Posted by ・   2006年12月24日 00:26
病気で衰弱して身動きが取れなくなった後、まだ息のあるうちから食べられ始めた可能性も現時点では完全には否定できないのかもしれないって想像するだけで背筋の辺りがゾクゾクする。
げっ歯類もう本当に苦手です。
8. Posted by 名梨   2006年12月24日 13:00
遠藤浩輝の『カラスと少女とヤクザ』って短編漫画を思い出した。
カラスに喰われるの。
9. Posted by osamusi   2006年12月24日 21:10
手塚治虫の漫画であったよね、そーいうの。
10. Posted by ・   2006年12月25日 16:23
ブラックジャックであったな。

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