2006年10月06日
南アフリカ共和国のムプマランガ州(旧称:東トランスバール州)といえば、クルーガー国立公園のお膝元でもあり、自然観光資源がきわめて豊富な土地なのだが、なぜか当ブログへの出現頻度が高い。しかも、性に絡む仰天事件が多い。今回の被害者は無断外泊からこっそり家に戻った19歳の娘、加害者はその父親である。
去る10月3日の夜、同州フォルクスラスト在住の19歳の少女がボーイフレンドの家に遊びに行き、そのまま未明まで過ごしてしまった。事実上、無断外泊という形になったわけである。しかし、彼女は翌日、学校に行く必要があったので、夜が明ける前に自宅に戻ることにした。
未成年者、成年者、未婚者、既婚者を問わず、無断外泊の後、恐い恐い誰か(親であったり、恋人であったり、配偶者であったり)の待つ自宅に戻るときの“びくびく感”を経験したことがある人は多いだろう。彼女も、相当に恐れをなしながら自宅に戻ったはずだ。彼女の場合、特に恐いのは父親だった。
きっと、どやしつけられるだろうし、鉄拳が飛んでくるかもしれなかった。だから、彼女は極力家族に見つからないように自宅の中に入ったはずである。
そして、自分の寝室のドアを開けた。ところがベッドの上に誰かが眠っている。その誰かは、すぐに目を覚ました。なんと、彼女が最も恐れていた父親がベッドの上にいたのだ。彼女は、大慌てで庭に逃げ出した。
しかし、父親の猛然たるタックルに遭い、彼女は寝室に連れ戻されてしまった。そして父親はどやし付けながら娘を組み伏せ、「無断外泊したお前には、お仕置きをしてやらねばならん」と迫った。
浮気行為へのお仕置きとしてカップル間で行なわれたことなら(特に片方にSっ気があり、もう一方にMっ気がある場合なら)十分ありえるが、父娘関係では絶対にありえないはずのお仕置きだった。お仕置きの内容を具体的に記述するのは差し控えておきたいが、父親はコンドーム装着の上、事に及んだとのことである。
さすがに娘は警察に被害届を出した。父親は身柄を確保された。まもなく法の裁きを受けることになる。
なお、少し前に、同じく南アのムプラマンガ州で、男がコンドーム装着に手間取っている間に難を逃れた少女の話を取り上げたばかりだが(下記「関連記事」)、本件の19歳の少女の場合は、そうは行かなかったようだ。
ムプラマンガ州には、「世界はそろそろ終末を迎える」と説き、実の娘を第二夫人にした父親もいる(下記「関連記事」)。
さらに、ムプラマンガ州では、傘を差して歩いていた女性を狙った連続“肛門アンブレラ”事件も発生している(下記「関連記事」)。野生環境で暮らしているライオン、キリン、ゾウ、ヒョウ、バッファロー、ヌー、サイ、カバなどを見物するために日本人女性がクルーガーランド国立公園を訪れる際は、野生動物に襲われること以上に、このような被害に遭わぬよう用心されたい。
ともあれ、、外泊先のボーイフレンド宅で娘がそれに類する行為に同意の上で及んだ疑いがあったがゆえに、自分が同様な行為を娘に強引に仕掛けることが“お仕置き”として正当化されるというのが、この父親の独りよがりな屁理屈だったのだろう。もっとも、事に及ぶ刹那、この父親の脳裏からは、そんな屁理屈も消し飛んでいたことだろう。
野獣たちがが棲息する自然公園のお膝元で起きた事件とは言え、野獣ですら、この父親のような行為に及ぶことはない。むしろ、ライオンのオスが成長すると群れから離れて放浪に出るなど、血が濃くなりすぎないための制御メカニズムが働いている。この父親にも少しはその本能が働いて、コンドームを着用したのかもしれないが。
■ Source: http://www.news24.com/News24/South_Africa/
News/0,,2-7-1442_2008542,00.html
【関連記事:ムパラマンガ州特集】
未成年者、成年者、未婚者、既婚者を問わず、無断外泊の後、恐い恐い誰か(親であったり、恋人であったり、配偶者であったり)の待つ自宅に戻るときの“びくびく感”を経験したことがある人は多いだろう。彼女も、相当に恐れをなしながら自宅に戻ったはずだ。彼女の場合、特に恐いのは父親だった。
きっと、どやしつけられるだろうし、鉄拳が飛んでくるかもしれなかった。だから、彼女は極力家族に見つからないように自宅の中に入ったはずである。
そして、自分の寝室のドアを開けた。ところがベッドの上に誰かが眠っている。その誰かは、すぐに目を覚ました。なんと、彼女が最も恐れていた父親がベッドの上にいたのだ。彼女は、大慌てで庭に逃げ出した。
しかし、父親の猛然たるタックルに遭い、彼女は寝室に連れ戻されてしまった。そして父親はどやし付けながら娘を組み伏せ、「無断外泊したお前には、お仕置きをしてやらねばならん」と迫った。
浮気行為へのお仕置きとしてカップル間で行なわれたことなら(特に片方にSっ気があり、もう一方にMっ気がある場合なら)十分ありえるが、父娘関係では絶対にありえないはずのお仕置きだった。お仕置きの内容を具体的に記述するのは差し控えておきたいが、父親はコンドーム装着の上、事に及んだとのことである。
さすがに娘は警察に被害届を出した。父親は身柄を確保された。まもなく法の裁きを受けることになる。
なお、少し前に、同じく南アのムプラマンガ州で、男がコンドーム装着に手間取っている間に難を逃れた少女の話を取り上げたばかりだが(下記「関連記事」)、本件の19歳の少女の場合は、そうは行かなかったようだ。
ムプラマンガ州には、「世界はそろそろ終末を迎える」と説き、実の娘を第二夫人にした父親もいる(下記「関連記事」)。
さらに、ムプラマンガ州では、傘を差して歩いていた女性を狙った連続“肛門アンブレラ”事件も発生している(下記「関連記事」)。野生環境で暮らしているライオン、キリン、ゾウ、ヒョウ、バッファロー、ヌー、サイ、カバなどを見物するために日本人女性がクルーガーランド国立公園を訪れる際は、野生動物に襲われること以上に、このような被害に遭わぬよう用心されたい。
ともあれ、、外泊先のボーイフレンド宅で娘がそれに類する行為に同意の上で及んだ疑いがあったがゆえに、自分が同様な行為を娘に強引に仕掛けることが“お仕置き”として正当化されるというのが、この父親の独りよがりな屁理屈だったのだろう。もっとも、事に及ぶ刹那、この父親の脳裏からは、そんな屁理屈も消し飛んでいたことだろう。
独りよがり指数10 | ■■■■■■■■■■ |
野獣たちがが棲息する自然公園のお膝元で起きた事件とは言え、野獣ですら、この父親のような行為に及ぶことはない。むしろ、ライオンのオスが成長すると群れから離れて放浪に出るなど、血が濃くなりすぎないための制御メカニズムが働いている。この父親にも少しはその本能が働いて、コンドームを着用したのかもしれないが。
■ Source: http://www.news24.com/News24/South_Africa/
News/0,,2-7-1442_2008542,00.html
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1. 無断外泊から戻った娘をコンドーム装着の上“お仕置き”した父親 [ 風風書堂‐ニュースログ‐ ] 2006年10月06日 21:54
去る10月3日の夜、同州フォルクスラスト在住の19歳の少女がボーイフレンドの家に遊びに行き、そのまま未明まで過ごしてしまった。事実上、無断外泊という形になったわけである。しかし、彼女は翌日、学校に行く必要があったの??ar ID="