クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:携帯電話を直腸から自在に出し入れして使用していた4人の服役者(うち1人は充電器も直腸内に収納)

2006年09月07日

携帯電話を直腸から自在に出し入れして使用していた4人の服役者(うち1人は充電器も直腸内に収納)


直腸に入った異物は取り出すのに難儀することが多いという。ある大学病院では次のような例が報告されている。

  • 症例1 ― 60歳男性がガラスのコップを肛門に挿入。2日後に来院。肛門から器具を挿入するなどして摘出を試みたが不可能。下腹部を切開し、直腸を圧迫してガラスの一部を割り、肛門から外に排出させるのに成功。

  • 症例2 ― 45歳男性が整髪剤容器のキャップを挿入。4日後に来院。肛門内でキャップに割れ目を入れ、肛門から摘出。

  • 症例3 ― 41歳男性が鉛筆を肛門内に挿入。4日後に来院。鉛筆の先端を器具でつかみ、肛門から摘出。

    (以上、http://surgery1.med.kyushu-u.ac.jp/gakkai2001/endai/S023.htmlの記載内容による)。


症例1は挿入物がガラスコップであり、さすがに稀な例ではないかと思われる。だが、鉛筆や整髪剤容器のキャップのように比較的挿入しやすいと思われる物体であっても、自力では排出できなくなってしまう危険があるわけだ。

だが、エルサルバドルには、直腸を携帯電話の隠し場所として使う男たちがいる。もちろん娑婆(シャバ)にいるのなら携帯電話を隠す必要もない。

エルサルバドルでは、刑務所の中にいるリーダー格のギャングたちが所内から塀の外に携帯電話で指示を出しているとして問題になっている。エルサルバドルの警察当局は、この問題に対処すべく、国内のあらゆる刑務所を対象に捜査を進めている。

そして、9月5日のこと、同国中央部のサカテコルカにある重警備刑務所(通称「サカトラス」)で、4人の服役者の体内から携帯電話が見つかった。

「サカトラス」の官吏たちは、体内に携帯電話を隠している服役者がいるのではないかと考え、1人ずつX線検査にかけた。すると、4人の服役者の骨盤部のX線写真に携帯電話らしき異物が写っていたのである。

注: ソースとして参照している英文記事(リンクは下記)に、それらの写真の1枚が掲載されている。


この4人の服役者はいずれも重罪を犯して重警備刑務所に収監されたギャング組織のメンバーだが、捜査に支障が出る可能性があるため、氏名は明かされていない。彼ら4人の所属先の組織は、マラ・サルバトルチャという凶悪なギャング団である。

「サカトラス」のホアン・ラモン・アレバーロ所長によると、4人の男たちは、携帯電話をビニール袋に入れた上で、直腸内に挿入していた。携帯電話本体のほかに、多数の携帯電話チップ(Fomaカードのように簡単に交換できるICチップだと思われる)と 1 つの充電器が見つかった。

彼らは、それぞれ携帯電話を1つずつ隠し持っていた。チップは各人が何枚も持っており、追跡調査を免れるために頻繁に交換していたらしい。

そして、4人のうちの1人は、携帯電話とチップに加え、携帯電話本体よりかさばるかもしれない充電器をも直腸の中に隠し持っていた。

本稿の冒頭で触れたように、鉛筆や容器のキャップのような小さい物ですら、直腸内に挿入したはいいが二度と自力で排出することができない・・・という事態に陥ってしまいかねない。

にもかかわらず、この4人の男たちは、はるかに大きな携帯電話を自由自在に出し入れしていたというのだから驚きである。刑務所内に持ち込むときにだけ隠し持っていたというのならまだしも、彼らは日常的に出し入れを繰り返していたことになる。人間の体というのは訓練次第でいかようにもなるものなのか。

意外性9■■■■■■■■■□


やはり着信音が鳴り響くとまずいので、ふだんはマナーモードにしていたはず。塀の外にいる手下から連絡があると、彼らはダイレクトに直腸の中で振動を感じていた、ということになりそうだ。

そうして着信を知った彼らは、すみやかに携帯電話を排出してビニール袋から取出し、ついさっきまで直腸の中にあった電話機に耳と口を近づけて手下に指示を送っていた、ということにもなりそうだ。

また、エルサルバドル全土の刑務所をすべて含めて考えれば、このようなテクニックを駆使している男たちは多数に上りそうだ。どこでそんなテクニックを身に付けたのだろうか。組織の中で出世するには、このようなワザを持つことも重要なポイントとなるのかもしれない。

注: 実際には、彼らは普段はベッドの下などに携帯電話を隠していたが、刑務所側がチェックを厳重にすることを事前に知って、急遽、直腸の中に携帯電話や充電器を仕舞い込んだという可能性もある。だが、ラテンアメリカの話とは言え、この4人が収監されているのは重警備刑務所(maximum-security prison)である。さすがに普段から官吏によるチェックが厳しかったのではないだろうか。





■ Source: http://www.cbsnews.com/stories/2006/09/07/ap/
strange/mainD8JVMUPO1.shtml


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1. あの人はガチで受け(バイト生談)  [ 頭隠して尻隠セず。 ]   2006年09月13日 01:17
今日のバイトはとっっっっっても暇だったので雑談してたんだが、その人が凄い腐女子なのが判明。 しかも考えていることが 過 激 す ぎ る 。 例えば裏の監視カメラを見つつ 「あの人(バイト男)って確実に受けだよね。もう確定。」 とかボソっと言ったり...
ウホッ! やればできるもんだねぇ。 アナルの可能性の極みを此処に見たり。

この記事へのコメント

1. Posted by 紫陽   2006年09月07日 18:58
X線写真を見たら、肛門付近にもうっすらと影が見えるので、タンポンのように紐などを肛門から出していたのかもしれませんね。
 どちらにしても、想像したくない話です。見ていたら、何んだかお腹が痛くなってきました。
2. Posted by 774   2006年09月07日 20:36
初めて書き込ませていただきます。
一体何をどうしたらこのようなことができるんでしょうか。やりたくは無いですが…
それにしても症例の三人(特に一人目)はどのような意図で肛門に物を入れたんでしょうか。
3. Posted by    2006年09月08日 01:38
こういう事が多発してるなら、携帯電話の無線周波数にジャミング掛けたらいいんでしょうけどね。

日本でも、「圏外くん」なんて言う名称で映画館等に導入が進んでいるようです。
5. Posted by 七誌   2006年09月08日 02:52
人間ってやればなんでもできるんだなぁ・・・
6. Posted by パル   2006年09月13日 02:18
職業柄、肛門に腕が四本入ってるのを見たことがあります。
海外では頭が入るほど拡張された人が居るそうで…。
やはり拡張しすぎるとオムツが必要になるみたいですが…。
7. Posted by 在日米人   2006年09月13日 22:25
ギャングのことですから、生き残るためにはなんでもやるでしょう。日常的に出して入れてをしていたなら、比較的肛門は入りやすかったと思います。
8. Posted by ◎   2006年10月05日 02:49
5 これ、女囚だったらもっと簡単なんだろうね。スカルファックって頭蓋骨入れる芸もあることだし……
9. Posted by さっこ   2010年03月06日 07:02
4 いかつい大の男が、パンツ脱いでお尻だして携帯を……って図、なんか情けないなぁ
(・ω・`)
携帯のあたりどころによっては、変な気分になっちゃわないのかしら
……ゲイの友達、はじめてお尻につっこまれた時、慣れなくてなかなか入らなかった&入るまで1〜2時間以上かかった、めちゃくちゃ痛かったって言ってたぞ
でも、肛門てことはウ○チが……毎回、ウ○チのついたビニール袋を出したり入れたりしてたのかなぁ……
(ーωー;)
かしこいんだか、おろかなんだか

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