2006年08月09日
誰も住んでいない古い家屋に足を踏み入れるときは、床が抜ける可能性に注意しなければならない。日本の家屋の場合なら、1階部分の床が抜けても床下に落下するだけで済む。だが、ヨーロッパの家屋は、中世に作られたものであっても、1階の床下に地下室が存在していることが少なくない。
エストニアの首都タリンで、8月8日の未明、1組のカップルが古い家屋の中庭に足を踏み入れた。その家屋は改修中のため、一時的に空き家になっていた。どうやらその2人は、その家が空き家になっていることを知っていたようである。
中庭で2人は熱く抱擁。情熱の限りに愛し合い始めた。空家だし、四方を囲まれているし、誰にも邪魔されないし、足元はしっかりしているし、何の心配もないはずだった。
ところが、行為の真っ最中に女性の方が地中に忽然と姿を消した。
2人が体を預けていた中庭の床部分(おそらくレンガ張りまたはタイル張りだったはず)が突然崩落したのである。そのときの2人の体の位置関係に理由があったと思われるが、男性の方は転落を免れて、ひとり地上に残された。
中庭の床の下に地下室が存在していた。女性(22歳)は、その中に転落してしまったのである。
ひとり地上に残された男性が緊急通報して助けを呼んだ。まもなくレスキュー隊が現場に到着し、消防用の梯子を深さ2.5メートルの地下室の中におろして、女性を救出。その時点で呼吸もあり意識もあったが、治療のため病院に搬送されたとのこと。
救出時には投光器で地下室の中が照らされたはずである。女性が衣類を一部だけ脱いでいたのか、それともすべて脱いでいたのかはソースに記載がないが、落下寸前まで2人が没頭していた行為をあからさまに物語る着衣状況であったことだけは確かである。
かたや、地上で救出劇を見守ることになった彼氏の方は、彼女が地下室に落下したことを把握した時点で、そそくさと身だしなみを整えたはずである。それは誰しもそうするはずの当然の行動なのだが、あられもない姿をさらけ出しながら救出された彼女の方は、彼氏がとうの昔に服装を整えていた事実を知って納得いかないものを感じたかもしれないし、それどころではなかったかもしれない。
とはいえ、何より2人にとって、事の最中に自分たちが体を預けている床が崩落するなんて、まさに青天の霹靂であったはず。むろん、改修工事中の古い家の中庭に入り込んで事に耽った点に落ち度があるわけだが。
男女が愛し合っている最中は危険を察知できなくなることが多いので、やはり安全な場所を選ぶべきである。当ブログでは、ガレージに止めた車の中で愛し合っている最中に文字通り昇天してしまったカップルの話を取り上げたこともある(下記「関連記事」の先頭のリンク)。
【付記】
ところで、日本の家屋に地下室があまりないのは雨が多い気候のせいだろう。ヨーロッパでは中世から地下室が多く掘られてきた。地下には、ワインが眠ることもあれば、召使が住まわされたり、誰かが閉じ込められたり、墓地が作られたりすることも多かった。
現在、本業の方で某オンラインゲームのオフィシャルドキュメントを翻訳中。あまり詳しく書けないが、舞台は近未来のヨーロッパの某国(ただし、古代または中世から引き継がれた遺物が重要な役割を果たす)。地上は侵略者たちに荒らしまくられ、生き延びた人間たちが地下で暮らしているという設定。ヨーロッパの人たちは、地下がお好きなようで。
■ Source: http://www.news24.com/News24/World/News/
0,,2-10-1462_1980005,00.html
【関連記事】
中庭で2人は熱く抱擁。情熱の限りに愛し合い始めた。空家だし、四方を囲まれているし、誰にも邪魔されないし、足元はしっかりしているし、何の心配もないはずだった。
ところが、行為の真っ最中に女性の方が地中に忽然と姿を消した。
2人が体を預けていた中庭の床部分(おそらくレンガ張りまたはタイル張りだったはず)が突然崩落したのである。そのときの2人の体の位置関係に理由があったと思われるが、男性の方は転落を免れて、ひとり地上に残された。
中庭の床の下に地下室が存在していた。女性(22歳)は、その中に転落してしまったのである。
ひとり地上に残された男性が緊急通報して助けを呼んだ。まもなくレスキュー隊が現場に到着し、消防用の梯子を深さ2.5メートルの地下室の中におろして、女性を救出。その時点で呼吸もあり意識もあったが、治療のため病院に搬送されたとのこと。
救出時には投光器で地下室の中が照らされたはずである。女性が衣類を一部だけ脱いでいたのか、それともすべて脱いでいたのかはソースに記載がないが、落下寸前まで2人が没頭していた行為をあからさまに物語る着衣状況であったことだけは確かである。
かたや、地上で救出劇を見守ることになった彼氏の方は、彼女が地下室に落下したことを把握した時点で、そそくさと身だしなみを整えたはずである。それは誰しもそうするはずの当然の行動なのだが、あられもない姿をさらけ出しながら救出された彼女の方は、彼氏がとうの昔に服装を整えていた事実を知って納得いかないものを感じたかもしれないし、それどころではなかったかもしれない。
とはいえ、何より2人にとって、事の最中に自分たちが体を預けている床が崩落するなんて、まさに青天の霹靂であったはず。むろん、改修工事中の古い家の中庭に入り込んで事に耽った点に落ち度があるわけだが。
青天の霹靂度8 | ■■■■■■■■□□ |
男女が愛し合っている最中は危険を察知できなくなることが多いので、やはり安全な場所を選ぶべきである。当ブログでは、ガレージに止めた車の中で愛し合っている最中に文字通り昇天してしまったカップルの話を取り上げたこともある(下記「関連記事」の先頭のリンク)。
【付記】
ところで、日本の家屋に地下室があまりないのは雨が多い気候のせいだろう。ヨーロッパでは中世から地下室が多く掘られてきた。地下には、ワインが眠ることもあれば、召使が住まわされたり、誰かが閉じ込められたり、墓地が作られたりすることも多かった。
現在、本業の方で某オンラインゲームのオフィシャルドキュメントを翻訳中。あまり詳しく書けないが、舞台は近未来のヨーロッパの某国(ただし、古代または中世から引き継がれた遺物が重要な役割を果たす)。地上は侵略者たちに荒らしまくられ、生き延びた人間たちが地下で暮らしているという設定。ヨーロッパの人たちは、地下がお好きなようで。
■ Source: http://www.news24.com/News24/World/News/
0,,2-10-1462_1980005,00.html
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1. ローリングストーンズは来なかった [ 心に映る由なし事 ココログ支店 ] 2006年08月14日 00:33
誰ひとり思った通りに 生きてはいけないものだけれど
この記事へのコメント
1. Posted by ななせ 2006年08月09日 03:23
彼氏の方が通報前に衣類を投げ入れたと信じたい
でも、パニック状態だったらそれどころじゃないかも・・・
でも、パニック状態だったらそれどころじゃないかも・・・
2. Posted by 鱈 2006年08月09日 07:59
女性が意識があり骨折もしていなかったら
投げ入れられた衣服を身に着けることも
可能だったはずですが、そうなると当然、
事故に遭遇する前に及んでいた行為について
口を閉ざすのが普通と思われ、この記事の
キモである「愛し合っている最中に」の
部分が報道されることもなかったでしょう。
以上、私の推理です。無事で何より。
投げ入れられた衣服を身に着けることも
可能だったはずですが、そうなると当然、
事故に遭遇する前に及んでいた行為について
口を閉ざすのが普通と思われ、この記事の
キモである「愛し合っている最中に」の
部分が報道されることもなかったでしょう。
以上、私の推理です。無事で何より。
3. Posted by miccckey 2006年08月09日 12:58
コメントありがとうございます。
暗闇の中に落ちたというのがポイントでしょうね。最初、時間帯を「早朝」と記していましたが、まぎらわしさを避けるため「未明」に変更しました。
周囲も真っ暗、ましてや地下室の中は完全な暗黒。衣類を投げ入れても、どこにあるか分からなかったほどではないかと。
暗闇の中に落ちたというのがポイントでしょうね。最初、時間帯を「早朝」と記していましたが、まぎらわしさを避けるため「未明」に変更しました。
周囲も真っ暗、ましてや地下室の中は完全な暗黒。衣類を投げ入れても、どこにあるか分からなかったほどではないかと。
5. Posted by more helpful hints 2014年05月11日 11:22
ecigs なんでも評点:22歳女性が彼氏と愛し合っている最中に忽然と地中に姿を消す