クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:30歳女性が年齢も名前も性別も不明な新郎と結婚、村人たちは大喜び

2006年06月03日

30歳女性が年齢も名前も性別も不明な新郎と結婚、村人たちは大喜び


インド・オリッサ州の村で新郎不在の結婚式が行なわれた。新郎不在であるにもかかわらず、親族のほか2000人もの村人たちが集まり、30歳の花嫁ビマラ・ダスさんの門出を祝った。式の間、新郎は普段と変わりなく“蟻塚”の中に身を潜ませていた。
式の間、花嫁ダスさんの傍らには、花婿の姿を模した真鍮の彫像が置かれていた。花嫁の親族も、村人たちも今回の結婚には大喜びである。村に幸福をもたらすに違いないからだ。

ダスさんは、地元の新聞社の取材を受けてこう話している。「蛇は言葉を話すことも理解することもできません。でも、私と彼は特別な方法で心を通わせることができるのです。彼(コブラ)が棲んでいる蟻塚の近くにミルクを置くと、彼は必ず姿を現してミルクを飲んでくれます」

ヒンドゥー教の僧侶が1時間にわたる婚姻の儀式を執り行い、ダスさんとコブラは晴れて夫婦となった。その後、盛大な宴会が開かれた。

ダスさんがコブラと恋に落ちたことを告白したとき、誰も反対するものはいなかった。皆が大歓迎した。とても縁起のよいことだからである。

ダスさんの母親や親族たちも、彼女の選択に大喜びし、蟻塚の近くに小屋を設けた。これが夫婦の新居となる予定である。

式に姿を見せなかった新郎も、蟻塚に潜んでシロアリなどを食しながら自らの幸せをかみしめていたのだろうか。あるいは神の使いとして、これから村に幸福をもたらすことへの決意を新たにしているのかもしれない。・・・なんてふうに理解を示そうにも苦しい話である。

不可解度9■■■■■■■■■□


当ブログでは、これまでにも本件のような種を超えた結婚のことを何度か話題にしてきた。コブラと結婚すると言って周りの言うことを聞かない15歳の少女の話も取り上げた(リンクは下記)が、あれも本件と同じくインドのオリッサ州の話だった。ただ、本件とは年齢に違いがある上、周囲の反応にも雲泥の差がある。

同じくインドでは、少女が犬と結婚させられることもあるが(リンクは下記)、哺乳類の場合はオス・メスを簡単に区別できる。ただ、相手が爬虫類だと心配である。新郎は実はメスかもしれないからだ。インドは、同性婚を認めていない。というか、インド政府は異種間結婚も認めていないはずだが。

ついでに言うなら、蟻塚に棲んでいるコブラが一匹とも限らない。何匹も棲んでいる可能性も濃いと思う。ならば一妻多夫ということになり、これはインドの法律にもヒンズーの教えにも背いていることになりはしないか。

本件では、新婦ダスさんの30歳という年齢もかなり気になるところである。インドでは、10代で嫁入りさせられる女性が多いわけだし、田舎の村(州都ブバネシュワールの近郊ということだが)のことなので、なおさら不思議に見える。何か事情があるのかもしれない。その事情が明らかにされていないから、上記の話がより不可解に見えているのかもしれない。




■ Source: http://www.news24.com/News24/Backpage/
Offbeat/0,,2-1343-1347_1944539,00.html
(SAPA)

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1. コブラ  [ The トリビア ]   2006年06月03日 20:53
コブラと 結婚した女性がいる 補足トリビア コブラと恋に落ちたことを告白したとき、皆が大歓迎した。 蟻塚の近くに小屋を設け、それが夫婦の新居となる予定である。 【参考URL】 http://rate.livedoor.biz/archives/50246...

この記事へのコメント

1. Posted by そう   2007年05月08日 22:49
5 こんなことがあるってすごいですね。
日本人からすれば全く信じられません。
2. Posted by えっぢ   2008年07月28日 23:45
私の下司な勘繰りだが、
新婦はもしや同性愛者?
人間と結婚するくらいならコブラの方が・・・とか。

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