クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:携帯電話番号“666-6666”が3億円で落札される(ドーハ)

2006年05月23日

携帯電話番号“666-6666”が3億円で落札される(ドーハ)


カタールの国営電話会社Qtelがこのほど、とっておきの携帯電話番号666-6666をチャリティオークションにかけた。オークションは、日本人にはサッカーワールドカップの予選敗退で馴染み深い同国の首都ドーハで行なわれ、9名から応札があった。
応札価格はどんどん吊り上がり、結局、10万リヤル(日本円で3億8百万円相当)もの高値で落札した。落札者の氏名は明らかにされていない。

収益金は、湾岸アラブ諸国のうち、経済的に恵まれていない某国の下水整備事業に寄付されるという(イラクのことかもしれないが、国名は具体的に明かされていない模様)。

原油埋蔵量世界第3位と言われるカタールは、ここ最近、原油高騰のおかげで未曾有の好景気を謳歌している。そのおかげで、たった1つの携帯電話番号に3億ものお金を投じる人が現れたりもするということなのだろうか。

しかし、その数字が666-6666である。キリスト教世界では、特に不吉と言われる数の並び。イスラム世界のカタール国営電話会社があえてこの番号をオークションに出したことに裏の意図があるのかどうかは不明である。

それとは別に気になるのは、固有の携帯電話番号がこうして広く報じられてしまっても大丈夫なのかという点。666-6666の前に数桁の番号が付くのかもしれないが、少なくともカタール国内や近隣諸国の人がその番号に電話をかけるのは簡単なことだろう。

この番号が割り当てられた携帯電話が鳴り止むことはないかもしれない。ま、何らかの営業にこの番号を使えば、とても美味しい結果が待っているのかもしれないが、落札者がそんな目的で3億円を投じたとは考えにくい。

某国への寄付という大儀がきわめて大きな意味を持ったとも考えられるが、やはり666-6666だからこそ値打ちがあったのだろうか。不可解である。

不可解度8■■■■■■■■□□





■ FIN24 : Cell number sells for $2.8m

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1. 携帯電話番号  [ The トリビア ]   2006年05月29日 01:31
携帯電話番号“666-6666”が 3億円で落札されたことがある 補足トリビア カタールの国営電話会社Qtelが携帯電話番号666-6666をチャリティオークションにかけた。オークションは、9名から応札があった。応札価格はどんどん吊り

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