2006年05月01日
ニューヨーク在住のリンダ・マクデミーターさん(28歳)は、4ヶ月の出産休暇中に株長者になった。予知能力のおかげである。と言っても、彼女自身に予知能力があるというわけではない。お腹の中の赤ちゃんがアドバイスしてくれるのである。
ある日、リンダさんは、新聞の株式相場欄を読んでいると胎動がにわかに活発になることに気づいた。最初のうち、彼女は、自分が株式情報を見て興奮するせいで、お腹の中の赤ちゃんが影響されるのだろうと考えていた。
しばらくしてリンダさんは聴診器を手に入れた。赤ちゃんの鼓動を聞くためである。お腹に聴診器を当ててみると、規則正しい鼓動音を聞くことができた。今度は試しに新聞の株式欄を読みながら心音を聞いてみた。
すると、赤ちゃんの鼓動が急に速くなった。胎動もものすごく活発になったが、脈拍数は普段の倍にまで増えていた。
やがてリンダさんは、自分がどの銘柄を見ているかによっても、赤ちゃんの心拍数に変化があることに気づいた。特に、ある石油化学会社の株式情報に視線を注いでいるときに、赤ちゃんの鼓動が高まり、胎動が激しくなった。
リンダさんは、結局、その株を購入することにした。購入を決めた瞬間、赤ちゃんがお腹の中で大暴れした。購入の翌日、その石油化学会社が一気に高騰し、彼女は大儲けした。
「お腹の中の赤ちゃんが私にアドバイスしてくれたとしか思えません。石油化学会社の株が高騰した後、もう1回、赤ちゃんのアドバイスに従って別の銘柄を買ってみました。すると、またもや購入直後に高騰したのです」とリンダさんは言う。
リンダさんは、お腹の中の赤ちゃんの心音の変化をさらに注意深く聞きながら、投資を続けて行った。心拍数が上がった銘柄を買うと、必ず株価が上がった。こうして莫大な資産を築いて行った。
「どうして赤ちゃんが上がる銘柄を当てることができるのかは、私にもさっぱりわかりません。やがて生まれてきた後も、赤ちゃんがこの能力を持ち続けるのかどうかも、わかりません」
「でも、1つだけはっきりしていることがあります。お腹の中の赤ちゃんのおかげで、大金持ちになってしまいました。私と生まれてくる子供のどちらもが一生お金に不自由しなくて済むくらいの富を手にすることができたのです」
それにしても出来過ぎた話である。本件のソースは、ロシアのPRAUDA紙のオンライン版に掲載された記事である。この類稀なる幸運に恵まれた「リンダ・マクデミーター」さんの名前は“Linda McDemeter”と綴られている。
PRAUDA紙で記事になる前に本国で記事になっているはずだと思い、GoogleやTopix.netで検索してみたが、ヒットするのはPRAUDA紙の記事およびその記事を引用しているページだけである。
これは何を意味するのだろうか? 頭ごなしにガセと決め付けるのもどうかと思うが、話半分に聞いておくのがよさそうだ。
ちなみに“McDemeter”という綴りの姓が果たして存在するかどうかも怪しいところである。ググってみても、上記の話に関する以外のページはヒットしない。これが誤植だから、アメリカ本国で伝えられたニュースがヒットしない可能性もある。
しかし、固有名詞を使わずに類似の話を探しても、ニュース記事として伝えられたものはヒットしない。つまり、作り話の可能性も否めない。ま、珍ニュースが後でガセだと判明しても別にかまわないというスタンスで当ブログをやっているのだが、このような出来過ぎのように見える話は真実であってほしいところである。
もしかすると、「リンダ」さんは本国のメディアに話をすると、騒ぎが大きくなって平穏に暮らせなくなると思った可能性もある。たまたま、ロシアのメディアに知り合いがいて、ロシア語で記事になるのならかまわないと思ったが、こうしてその記事が英訳されてしまった・・・ということだったりするかもしれない。
■ Source: Pregnant woman gets rich by taking advice from her unborn baby
【関連記事】
しばらくしてリンダさんは聴診器を手に入れた。赤ちゃんの鼓動を聞くためである。お腹に聴診器を当ててみると、規則正しい鼓動音を聞くことができた。今度は試しに新聞の株式欄を読みながら心音を聞いてみた。
すると、赤ちゃんの鼓動が急に速くなった。胎動もものすごく活発になったが、脈拍数は普段の倍にまで増えていた。
やがてリンダさんは、自分がどの銘柄を見ているかによっても、赤ちゃんの心拍数に変化があることに気づいた。特に、ある石油化学会社の株式情報に視線を注いでいるときに、赤ちゃんの鼓動が高まり、胎動が激しくなった。
リンダさんは、結局、その株を購入することにした。購入を決めた瞬間、赤ちゃんがお腹の中で大暴れした。購入の翌日、その石油化学会社が一気に高騰し、彼女は大儲けした。
「お腹の中の赤ちゃんが私にアドバイスしてくれたとしか思えません。石油化学会社の株が高騰した後、もう1回、赤ちゃんのアドバイスに従って別の銘柄を買ってみました。すると、またもや購入直後に高騰したのです」とリンダさんは言う。
リンダさんは、お腹の中の赤ちゃんの心音の変化をさらに注意深く聞きながら、投資を続けて行った。心拍数が上がった銘柄を買うと、必ず株価が上がった。こうして莫大な資産を築いて行った。
「どうして赤ちゃんが上がる銘柄を当てることができるのかは、私にもさっぱりわかりません。やがて生まれてきた後も、赤ちゃんがこの能力を持ち続けるのかどうかも、わかりません」
「でも、1つだけはっきりしていることがあります。お腹の中の赤ちゃんのおかげで、大金持ちになってしまいました。私と生まれてくる子供のどちらもが一生お金に不自由しなくて済むくらいの富を手にすることができたのです」
それにしても出来過ぎた話である。本件のソースは、ロシアのPRAUDA紙のオンライン版に掲載された記事である。この類稀なる幸運に恵まれた「リンダ・マクデミーター」さんの名前は“Linda McDemeter”と綴られている。
PRAUDA紙で記事になる前に本国で記事になっているはずだと思い、GoogleやTopix.netで検索してみたが、ヒットするのはPRAUDA紙の記事およびその記事を引用しているページだけである。
これは何を意味するのだろうか? 頭ごなしにガセと決め付けるのもどうかと思うが、話半分に聞いておくのがよさそうだ。
ありえる度5 | ■■■■■□□□□□ |
ちなみに“McDemeter”という綴りの姓が果たして存在するかどうかも怪しいところである。ググってみても、上記の話に関する以外のページはヒットしない。これが誤植だから、アメリカ本国で伝えられたニュースがヒットしない可能性もある。
しかし、固有名詞を使わずに類似の話を探しても、ニュース記事として伝えられたものはヒットしない。つまり、作り話の可能性も否めない。ま、珍ニュースが後でガセだと判明しても別にかまわないというスタンスで当ブログをやっているのだが、このような出来過ぎのように見える話は真実であってほしいところである。
もしかすると、「リンダ」さんは本国のメディアに話をすると、騒ぎが大きくなって平穏に暮らせなくなると思った可能性もある。たまたま、ロシアのメディアに知り合いがいて、ロシア語で記事になるのならかまわないと思ったが、こうしてその記事が英訳されてしまった・・・ということだったりするかもしれない。
■ Source: Pregnant woman gets rich by taking advice from her unborn baby
【関連記事】
- 3億円の大金が転がり込んできたことを彼女が家族にさえ秘密にしている理由
- 少年が命を救った女性は、7年前に少年の命を救ってくれた女性だった
- 彼が彼女に一目惚れしたのは奇跡だった。医学的にも百万人に1人しかいない相手だったのだから。
- 赤ちゃんがパニックボタンを押したおかげで、1000キロ離れた家にいた老人が命拾い
この記事の先頭に戻る
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by ソラ 2006年05月01日 22:23
初めまして、ソラと申します。
とてもおもしろいブログですね♪
なにかシュールでとても良いです。
私は信じてしまいます。
生まれてくる子供はそのまま予知能力があったら最強ですね!
次の記事の更新も楽しみにしてます!
それでは失礼します。
とてもおもしろいブログですね♪
なにかシュールでとても良いです。
私は信じてしまいます。
生まれてくる子供はそのまま予知能力があったら最強ですね!
次の記事の更新も楽しみにしてます!
それでは失礼します。
2. Posted by True Religion Jeans UK 2014年03月06日 16:54
なんでも評点:これから上がる株式銘柄をお腹の中の赤ちゃんが教えてくれるので大金持ちになった28歳妊婦
3. Posted by Pandora Charms UK 2014年03月06日 16:54
なんでも評点:これから上がる株式銘柄をお腹の中の赤ちゃんが教えてくれるので大金持ちになった28歳妊婦
4. Posted by how you can help 2014年05月11日 11:22
electric cigarette rolling machine なんでも評点:これから上がる株式銘柄をお腹の中の赤ちゃんが教えてくれるので大金持ちになった28歳妊婦