2006年04月06日
英国グロスターシャー州テュークスベリー在住の女性サリー・デアさんは、先日、家族旅行で米国フロリダ州を訪れ、“The Incredible Hulk(超人ハルク)”という名の付いたジェットコースター(写真左)に乗った。コースターから降りた後、サリーさんは激しい頭痛に襲われた。さらに、視界がかすんでしまった。
サリーさんの脳の中で何かが動いたからだった。サリーさんは、今、あのときジェットコースターに乗ったおかげで自分は命拾いしたのだと信じている。
症状が治まらないまま病院に行ったサリーさんは、頭部のCTスキャンを受けた。症状の原因が見つかった。小さな脳腫瘍が出来ていた。
その後、サリーさんは脳外科手術を受けた。彼女の脳の中から、直径わずか2センチの小さな腫瘍が摘出された。
医師たちは、ジェットコースターの激しい揺れと衝撃が脳腫瘍を“遊離”させたと考えている。普通なら何の自覚症状もなく発見されるはずもない小さな腫瘍だったが、脳の中で“遊離”したために頭痛や目のかすみが生じ、発見に繋がったのだと。
サリーさんは、あのときジェットコースターに乗っていなければ、1年も2年も何の自覚症状もないまま脳腫瘍が成長するに任せていたのではないかと言う。「でも、ジェットコースターに乗ったせいで腫瘍が遊離し、早期発見されたのだとすれば、運がよかったのかもしれませんね」
医師たちも、腫瘍の直径がわずか2センチしかなかったのは、発見が早かったからだろうと考えている。
本件も“不幸中の幸い”ストーリーに分類すべきだろうか。ただまあ、不幸を未然に防いだという意味合いが強いので、低めに評点しておこう。
ここのところ、海外のニュースをウォッチしていると、アレルギー性鼻炎の人は脳腫瘍になりにくいという研究結果や、生後10ヶ月のわが子を非常にショッキングな方法で危めてしまった母親が実は脳腫瘍にかかっていたことが後から判明したなど、「脳腫瘍」がキーワードになっているものが目に付く。どちらも当ブログの記事の題材にしようかと思ったのだが、本業が忙しくて手を出しそびれてしまった。
当ブログでしばしば参照しているメルク・マニュアルの脳腫瘍の項には、次のような興味深い記述がある。
■ Source: http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/default.stm
【関連記事】
症状が治まらないまま病院に行ったサリーさんは、頭部のCTスキャンを受けた。症状の原因が見つかった。小さな脳腫瘍が出来ていた。
その後、サリーさんは脳外科手術を受けた。彼女の脳の中から、直径わずか2センチの小さな腫瘍が摘出された。
医師たちは、ジェットコースターの激しい揺れと衝撃が脳腫瘍を“遊離”させたと考えている。普通なら何の自覚症状もなく発見されるはずもない小さな腫瘍だったが、脳の中で“遊離”したために頭痛や目のかすみが生じ、発見に繋がったのだと。
サリーさんは、あのときジェットコースターに乗っていなければ、1年も2年も何の自覚症状もないまま脳腫瘍が成長するに任せていたのではないかと言う。「でも、ジェットコースターに乗ったせいで腫瘍が遊離し、早期発見されたのだとすれば、運がよかったのかもしれませんね」
医師たちも、腫瘍の直径がわずか2センチしかなかったのは、発見が早かったからだろうと考えている。
本件も“不幸中の幸い”ストーリーに分類すべきだろうか。ただまあ、不幸を未然に防いだという意味合いが強いので、低めに評点しておこう。
| 不幸中の幸い度6 | ■■■■■■□□□□ |
ここのところ、海外のニュースをウォッチしていると、アレルギー性鼻炎の人は脳腫瘍になりにくいという研究結果や、生後10ヶ月のわが子を非常にショッキングな方法で危めてしまった母親が実は脳腫瘍にかかっていたことが後から判明したなど、「脳腫瘍」がキーワードになっているものが目に付く。どちらも当ブログの記事の題材にしようかと思ったのだが、本業が忙しくて手を出しそびれてしまった。
当ブログでしばしば参照しているメルク・マニュアルの脳腫瘍の項には、次のような興味深い記述がある。
脳腫瘍は、人格の変化を起こします。たとえば、内向的で気分が変わりやすく、しばしば仕事がうまくいかなくなります。患者は眠気や混乱を感じ、ものごとを考えられなくなったりします。このような症状は、しばしば本人よりも家族や同僚が気づきます。特にうつ状態と不安感のどちらかが突然現れたような場合には、脳腫瘍の初期症状である可能性があります。
【引用元】メルクマニュアル家庭版, 脳腫瘍
■ Source: http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/default.stm
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