2006年04月01日
スコットランド・ファイフ州グレンロセス在住のロバート・ウッドさんは、長年シェフをしていたので料理が得意。オムレツくらいなら居眠りしていても作れそうなくらいの腕前である。いや、実際、彼は、ほとんど毎晩のように眠りながら料理を作っている。
毎晩、眠りに就いてから、4、5回はキッチンの方に向かって歩き出す。
妻エレナーさんが、いつもその様子を目撃している。食卓を準備し、小さなボウルを置く。その中にシリアルを箱から全部注ぎ込んだ上、ミルクも1パック全部注ぎ込む。ボウルに収まらないものは、こぼれてしまう。これなら、確かに寝ぼけているように見える。
だが、ロバートさんは火を使う料理もこなしてしまう。実際、エレナーさんは、彼がオムレツを焼いたり、フライを揚げたり、スパゲッティ・ボロネーズを作るところを目撃したことがある。眠りながら火を使っているわけなので危険極まりない。
ロバートさんは夢遊病歴40年だが、近頃は、こうして火を使った料理までしてしまうので、彼自身もエレナーさんもかなり心配になってきている。眠りながら火事を起こしてしまう危険があるからだ。
このため、夫妻は毎晩数時間しか睡眠を取れないでいる。ロバートさんは言う。「私は完全に眠った状態で料理を作ったりしています。自分が起きているという意識はまったくありません」
ロバートさんが最初に夢遊病の症状を呈したのは、14歳のときだった。ロバート少年が真夜中に階下をうろついていることに両親が気づいた。
今では、料理を作るほか、大音量でテレビをつけたり、風呂に湯を張ったりもする。
眠りながら火を使うのも危険だが、実際、ロバートさんはエレナーさんと二人でスペインに旅行に行ったときに、夢遊病のために命を落としかけたことがある。ホテルの9階に宿泊したのだが、例によって真夜中にベッドから歩き出した。
彼は、そのままバルコニーに出て行った。そして、バルコニーの手すりを乗り越えようとしたのである。彼が片足を手すりにかけた瞬間、エレナーさんが間一髪で彼を内側に引き戻し、事なきを得たという。
ウッドさんは、現在、エジンバラ睡眠クリニックのクリス・イジコウスキ医師に診てもらっている。イジコウスキ医師は、ロバートさんの症状は改善可能だという希望的観測を持っている。「ロバートは、おそらく呼吸障害を患っていて、それが睡眠の質に悪影響を及ぼしているのだと思います」
さて、毎晩のように料理を作る夫の姿を目撃しているエレナーさんは、実際のところ、その見事な料理を一度も食べてみたことがない。さすがに心配で、味見してみるどころではないのだろう。
エレナーさんは、ウッドさんと結婚するまで、それこそ針のむしろの上でも眠れそうなくらい寝つきがよかった。しかし、結婚後は毎晩、ウッドさんの夢遊行動を警戒していなければならない。おかげで睡眠不足が日常化してしまった。
彼女は言う。「ロバートがまた料理を作り始めるんじゃないかしらと毎晩毎晩気がかりなんです」
ロバートさんは、上記のようにバルコニーから落ちかけたこともあり、眠りながら火を使って料理を作ること自体、紙一重な色合いが濃い。
眠りながらでも、ちゃんとした料理が作れてしまうのは、長年シェフとして働いた経験がなせる業だろう。筆者は夢遊病の気はないのだが、半分眠りながら長距離を泳ぐという特技を持っている(一応、元スイマーなので)。イルカは左右の脳半球を交互に眠らせながら泳ぐそうだ。筆者の場合は大脳を休ませて、ほとんど小脳だけで泳いでいる・・・わけがない。
なお、当ブログでは過去に夢遊病に関連する話題を2回取り上げたことがある。眠ったまま高さ40mのクレーンによじ登ったところを救出された14歳の少女の話と、睡眠中の女性と強引に関係を持ったが“セクソムニア”という一種の夢遊病だと診断されて無罪になった男の話である。
■ Sources:
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妻エレナーさんが、いつもその様子を目撃している。食卓を準備し、小さなボウルを置く。その中にシリアルを箱から全部注ぎ込んだ上、ミルクも1パック全部注ぎ込む。ボウルに収まらないものは、こぼれてしまう。これなら、確かに寝ぼけているように見える。
だが、ロバートさんは火を使う料理もこなしてしまう。実際、エレナーさんは、彼がオムレツを焼いたり、フライを揚げたり、スパゲッティ・ボロネーズを作るところを目撃したことがある。眠りながら火を使っているわけなので危険極まりない。
ロバートさんは夢遊病歴40年だが、近頃は、こうして火を使った料理までしてしまうので、彼自身もエレナーさんもかなり心配になってきている。眠りながら火事を起こしてしまう危険があるからだ。
このため、夫妻は毎晩数時間しか睡眠を取れないでいる。ロバートさんは言う。「私は完全に眠った状態で料理を作ったりしています。自分が起きているという意識はまったくありません」
ロバートさんが最初に夢遊病の症状を呈したのは、14歳のときだった。ロバート少年が真夜中に階下をうろついていることに両親が気づいた。
今では、料理を作るほか、大音量でテレビをつけたり、風呂に湯を張ったりもする。
眠りながら火を使うのも危険だが、実際、ロバートさんはエレナーさんと二人でスペインに旅行に行ったときに、夢遊病のために命を落としかけたことがある。ホテルの9階に宿泊したのだが、例によって真夜中にベッドから歩き出した。
彼は、そのままバルコニーに出て行った。そして、バルコニーの手すりを乗り越えようとしたのである。彼が片足を手すりにかけた瞬間、エレナーさんが間一髪で彼を内側に引き戻し、事なきを得たという。
ウッドさんは、現在、エジンバラ睡眠クリニックのクリス・イジコウスキ医師に診てもらっている。イジコウスキ医師は、ロバートさんの症状は改善可能だという希望的観測を持っている。「ロバートは、おそらく呼吸障害を患っていて、それが睡眠の質に悪影響を及ぼしているのだと思います」
さて、毎晩のように料理を作る夫の姿を目撃しているエレナーさんは、実際のところ、その見事な料理を一度も食べてみたことがない。さすがに心配で、味見してみるどころではないのだろう。
エレナーさんは、ウッドさんと結婚するまで、それこそ針のむしろの上でも眠れそうなくらい寝つきがよかった。しかし、結婚後は毎晩、ウッドさんの夢遊行動を警戒していなければならない。おかげで睡眠不足が日常化してしまった。
彼女は言う。「ロバートがまた料理を作り始めるんじゃないかしらと毎晩毎晩気がかりなんです」
ロバートさんは、上記のようにバルコニーから落ちかけたこともあり、眠りながら火を使って料理を作ること自体、紙一重な色合いが濃い。
| 紙一重指数8 | ■■■■■■■■□□ |
眠りながらでも、ちゃんとした料理が作れてしまうのは、長年シェフとして働いた経験がなせる業だろう。筆者は夢遊病の気はないのだが、半分眠りながら長距離を泳ぐという特技を持っている(一応、元スイマーなので)。イルカは左右の脳半球を交互に眠らせながら泳ぐそうだ。筆者の場合は大脳を休ませて、ほとんど小脳だけで泳いでいる・・・わけがない。
なお、当ブログでは過去に夢遊病に関連する話題を2回取り上げたことがある。眠ったまま高さ40mのクレーンによじ登ったところを救出された14歳の少女の話と、睡眠中の女性と強引に関係を持ったが“セクソムニア”という一種の夢遊病だと診断されて無罪になった男の話である。
■ Sources:
- http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,,1743648,00.html
- http://news.bbc.co.uk/1/hi/scotland/4860038.stm
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この記事へのコメント
1. Posted by Yosk8er 2006年04月02日 20:50
2. Posted by みるく 2006年04月04日 16:40
私は寝ながら彼にパンチをしている様です。
3. Posted by linked internet site 2014年05月11日 19:50
diy e liquid なんでも評点:眠りながらオムレツやスパゲッティ・ボロネーズなどを作ってしまうシェフ
