クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:理想の胸板にするはずの整形手術でCカップに豊胸されてしまったボディビルダ

2006年03月16日

理想の胸板にするはずの整形手術でCカップに豊胸されてしまったボディビルダ


ミスター・メキシコの栄冠に輝いたこともあるボディビルダーが米国フロリダ州マイアミ・ビーチの美容整形クリニックで大胸筋をさらに逞しく見せるための手術を受けることにした。基本的には女性が受ける豊胸術と同じく、シリコンバッグを挿入する手術だったと思われる。
アレクサンダー・バエスさんは、ボディビルダーとしてもコンテストで優勝経験を積んでいた。ボディビルダーが美容整形に頼るのは腑に落ちないところもあるが、彼は完全主義者だったのかもしれない。これで理想の胸板が手に入ると大いに期待していたはずである。

ところが全身麻酔から目が覚めたバエスさんを待っていたのは、予想外の結果だった。分厚く逞しい胸板ではなく、たわわなCカップ・バストの持ち主になってしまっていたのである。

青天の霹靂度9■■■■■■■■■□



当然、バエスさんは執刀医を訴えることにした。実は、手術を執刀したレイナード・シルベストル(キューバ出身)は、「サウス・ビーチのブッチャー(肉屋)」の異名で知られたニセ医者だった。バエスさん以外にも多数の被害者がいた。

シルベストルのクリニックで整形手術を受けたところ、願いどおりのスタイルや容姿になるどころか、逆に変な形のバストやお腹になったり、不細工な顔になってしまったと訴えた女性が何名かいた。また、獣医用の麻酔薬を使って患者に麻酔をかけていたこともわかっている。

バエスさんが上記の被害に遭ったのは、7年も前の1999年のことである。しかしバエスさんらが被害を訴えたことを受け、同年に逮捕状が出されると、シルベストルは米国外へ逃亡してしまった。

しばらく行方知れずだったが、中米の小国(秋田県の2倍の面積しかない)ベリーズで、これまた医者になりすまして医学を教えていることが判明した。結局、2004年にベリーズから米国にシルベストルの身柄が引き渡された。

そして先ごろ裁判が結審し、無免許での医療行為をはじめ、さまざまな罪状で7年半の刑が言い渡された。

さて、女性の豊胸術には、シリコンバッグを大胸筋より手前に入れる方法と、大胸筋の裏側に入れる方法があるという。ボディビルダが胸をさらに逞しく見せる場合なら、当然、後者の方法になるわけだが、シルベストルはバエスさんの皮膚のすぐ下にバッグを入れたようである。

ちなみにバエスさん本人の写真かどうか、よくわからないがgooleのイメージ検索で“Bodybuilder Alexander Baez”を検索すると、奇妙な写真がヒットする。




■ Source: http://www.news24.com/News24/World/News/
0,,2-10-1462_1898963,00.html
(AFP)

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この記事へのコメント

1. Posted by aisurukokoro   2006年03月17日 07:47
写真でそのマッチョぶりを見てみたかったかも
2. Posted by prs   2006年03月17日 13:29
Googleでヒットする写真は、確かに皮下に生食バッグを挿入した写真のように見えます。
しかしなんて非常識な手術なんだ・・・・。
3. Posted by バストアップ志願   2006年04月14日 15:06
豊胸手術について調べているのですが、
やはり危険ということですか。

カプセル拘縮が怖いと思っていたのですが、
それ以前に、医師の選択が大きな問題のようですね。

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