クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:白い肌と褐色の肌の女の子が一人の母から双子として生まれる

2006年02月21日

白い肌と褐色の肌の女の子が一人の母から双子として生まれる


双子の性別が同じ場合、一卵性か二卵性かを厳密に判断するにはDNA鑑定が必要らしい。英国ノッティンガムで、あるカップルの間に双子が生まれた。二人とも女の子だった。だがDNA鑑定を行わなくても、二人が二卵性双生児であることは明白だった。
双子の母カイリー・ホジスンさんと父レミ・ホーダーさんには、共通点があった。二人とも、お父さんが黒人で、お母さんが白人の混血である。

母カイリーさんは、生まれたてのわが子二人を初めて見たときに、びっくり仰天してしまった。一方の女の子は青い瞳にブロンドの髪なのに、もう一方の女の子は褐色の肌に黒い髪だった。

2720グラムで生まれたブロンドの子にはリーミーと名づけ、2690グラムで生まれた黒髪の子にはキヤンと名づけた。

話をわかりやすくするために簡略に図式化してみると、この二人の男女はそれぞれ両親から次のように遺伝子を受け継いだと考えることができる。

  • カイリーさん : ◆◆ (父) + ◇◇ (母)→ ◆◇
  • レミーさん  : ◆◆ (父) + ◇◇ (母)→ ◆◇


そして、双子の女の子は次のように遺伝子を受け継いだことになる。

  • ブロンドのリーミーちゃん: ◆◇ + ◆◇ → ◇◇
  • 褐色の肌のキヤンちゃん:◆◇ + ◆◇ → ◆◆


つまり、ブロンドのリーミーちゃんは母方と父方の両方の祖母(白人)の遺伝子を受け継ぎ、褐色の肌のキヤンちゃんは母方と父方の両方の祖父(黒人)の遺伝子を受け継いだわけである。

カイリーさんは、帝王切開で二人を出産した。出産後、すぐには赤ちゃんに会わせてもらえなかった。いろいろと検査する必要があったからだ。しばらくすると、助産婦が双子を連れてきて、両腕に抱かせてくれた。リーミーはブロンドなのに、キアンは髪が黒くて褐色の肌をしていた。

生後、日が経つにつれて、リーミーはますます肌が白くなり、キヤンはますます濃い色になってきたという。

カイリーさんは言う。「二人が大きくなったら、どうして二人の肌の色が違うのか説明してあげるつもりです」

こんな組み合わせの二人の赤ちゃんが双子として生まれる確率は、100万分の1だという。

意外性9■■■■■■■■■□


なお、話を複雑にしないために、あえてカイリーさんとレミさんの年齢をここまで伏せていた。母になったカイリーさんは19歳、父になったレミさんはなんと17歳である。




■ Source: The Sun Online - Twin girls different shades
(※本稿の投稿時点では、双子の写真なし。後から追加される可能性もある)

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1. 確かに珍しいな〜  [ ごった煮 ]   2006年02月25日 12:08
白い肌と褐色の肌の女の子が一人の母から双子として生まれる しかし惜しいな〜 褐色肌で金髪や、銀髪なら萌えるのに /ref=nosim
2. 肌の色が違う双子  [ せっかくなので開いてみた。 ]   2006年02月28日 15:23
世界は驚きに満ちています。なんでも評点>白い肌と褐色の肌の女の子が一人の母から双子として生まれる一人の女性から、白い肌と褐色の肌の女の子が双子として産まれたそうです。ご両親が共に父方が黒人、母方が白人という混血で、それぞれの白人同士の遺伝子と黒人同士の...

この記事へのコメント

1. Posted by shie   2006年02月22日 01:00
男性はXY,女性はXXですから、遺伝子の図式がちょっと違うように思います。
お父さんが黒人でお母さんが白人の場合、子どもの遺伝子は
 男性 X:白人 Y:黒人
 女性 X:白人 X:黒人
からそれぞれ受け継ぎます。
この二人から生まれる女児(XX)は
 X:白人(父親) X:白人(母親)
 X:白人(父親) X:黒人(母親)
のどちらかになります。この2人が姉妹の場合はそれほど珍しくありませんが、二卵性双生児なら、こういう組み合わせになる確率は珍しいでしょうが100万分の1はかなりオーバーかも?
3. Posted by 紫陽   2006年02月22日 09:55
はじめまして。日本語検索してみたところ、ヒットしたのは『98年にアメリカでの受精卵の取り違えにより白人と黒人の双子が生まれた』ことと、
『93年にオランダで、人工授精用の精子がピペット内で混じり合ったことにより白人と黒人の双子が生まれた』
ことについての二件がほとんどでした。
 他は短時間に連続しての性交による異父双生児の記事でしたが、こちらは具体的な記事が挙がりませんでしたので、もしかすると都市伝説かもしれません。一応、リーダーズ・ダイジェストにあったそうですが。
 どちらにしても珍しいことに変わりないと思います。姉妹仲良く育ってくれるといいですね。
4. Posted by dunn   2006年02月23日 02:12
初めまして。
shieさんの図式ですが、性染色体の伴性遺伝で、且つ色素の濃くなる遺伝子が完全優性の場合の話だと思います。色素の濃さは黄色もありますし、黒色も濃さが違ったりしますから。
なので、黒・黒でなく黒・白だと濃い黒にならず、何番染色体にあるのかは知りませんが、この事例を考えると性染色体上にはないような?
他の22対の染色体にある遺伝子だとすると、記事の通りになります。
また、肌の色はメラニンの活性度合によって異なりますが、その程度を決めるのは単一の遺伝子ではないようなので、それらがある程度揃う(半端だと褐色になるので)確率は非常に低いと思われます。
オッドアイのような用語があれば違うんでしょうけど、英語検索をしてもサイト名抜きでは元記事すら出せず。
5. Posted by    2006年02月25日 02:42
プッチとウェザーか
6. Posted by ノス   2006年02月25日 17:09
見た目が白人と黒人の姉妹…。
二人が育っていく過程で肌の色によって受ける「区別」が
少ないことを願いますね。
8. Posted by    2006年02月26日 22:22
shieさん
遺伝子には優先順位もありますから
そんな単純な計算ではないですよ

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