クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:病院跡の屋敷に揃って引っ越した5人の選手、次々と不運な怪我に見舞われる

2006年02月12日

病院跡の屋敷に揃って引っ越した5人の選手、次々と不運な怪我に見舞われる


ニュージーランド南部のダニディンで、クリケット・チームの所属選手5人が同じ屋根の下で生活を共にすることになった。ベッドルームが5部屋ある屋敷なのだが、屋根のてっぺんに赤十字がある。もともと医療施設として使われていた建物を住宅として改築したものなのだ。
数年前まで、この建物はホスピスとして使われていた。その敷地内では、ガンなどで終末期を迎えた患者が緩和ケアやその他のターミナルケアを受けていた。こう聞いて、不安を覚える人もいるだろう。そして、実際、心配されるとおりのことが5人の身に降りかかった。

グレッグ・トッド、アーロン・レッドモンド、ジェームズ・マクミラン、ネイル・ブルーム、ジョナサン・トロットの5人が揃ってこの屋敷に移り住んだのだが、引越し後2週間以内に5人全員が怪我に見舞われたのである。

  • グレッグ・トッド ― 投球動作中に膝を脱臼し、足を骨折。

  • アーロン・レッドモンド ― 捕球動作中に膝を脱臼。

  • 他の3人 ― かなり重症の肉離れ。


チームの所属選手のうち、この屋敷に引っ越してきたのは、この5人だけである。この2週間の期間中に他の所属選手は、怪我をしていない。

レッドモンド選手曰く。「僕らの家の屋根には、赤十字のシンボルがあるのに、こんなことになるなんて皮肉な話ですよ。救急車みたいな赤い十字ですよ。気味が悪いにもほどがある」

トッド選手は、屋敷の前身がホスピスであることに何らかの関係があると信じている。「来年までには、全員よそに引っ越した方がよさそうです。祟られているような気がします」

実際、トロット選手が明かしたところによると、夜中のうちに家具やその他の物品がひとりでに移動する怪現象がしばしば起きていたとか。

とはいえ、今すぐ住まいを引き払うと言っていないところからして、まだ5人とも完全には霊の仕業だと信じていないのだろう。実際、一連の出来事は単なる偶然だと割り切るのが一番現実的である。霊の仕業にしたところで、起きてしまったことを元に戻すことはできない。

ただ、5人がわざわざ、こういうシチュエーションの屋敷を住まいに選んだ理由は何だろう? オカルトを信じる信じないに関わらず、洋の東西を問わず、試合中に体を張ってプレーするスポーツ選手なら、もう少し縁起を担ぐものではないかという気がする。

元記事には言及がないが、ホスピスからベッドルーム5室の住宅に改修したからには、かなり広い間取りではないかと思うし、家賃が格安だったのではないだろうか。実際、日本でも前の住人が非業の死を遂げた住宅が格安の値段で売りに出されたりすることはあるようだ。だからといって、本当に“魔”が潜んでいるとは限らないのだが、どんな唯物論者だって縁起が悪いと感じるだろう。

好事魔多し度6■■■■■■□□□□





■ Source: 5 athletes injured after moving into... (AP)

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