2006年01月18日
ロシアでメンズクリニックを開業しているサヴァ・ボジョヴィッチ医師が画期的な男性避妊術を編み出したとのこと。従来から、男性避妊術で最も確実な方法としては、精巣から精子を運ぶ管(精管)を切除して縛る精管切除術(パイプカット)が行われてきたが、一度、手術を受けると原則として元に戻せない。ところが、ボジョヴィッチ医師の避妊術を受けた男性は、2週間ほどすると元通り子作り可能な体に戻るらしい。
ボジョヴィッチ医師は、“精子を熱や電気にさらすと、その活性が低下する”という従来からよく知られている現象を応用しただけだと話している。どのような処置を行うかと言うと、男性の陰嚢に電極を当てて、弱い電流を流すだけである。
ボジョヴィッチ医師が開発した装置で処置を受けた男性は、最大で2週間にわたって女性を妊娠させない体になる。
彼のクリニックでは、既に何人かの患者がこの方法による避妊術を受けており、みな満足している。患者たちによれば、術中に痛みはまったくなく、若干、ムズムズする程度らしい。医師が患者の陰嚢に電極を当てて電流を流し始めると、くすぐったくて笑い出す患者もいる。
ボジョヴィッチ医師は、一般消費者向けのポータブル式電気避妊術装置も設計した。これを商品化しようと考えている。男性が自分の睾丸に電極を当てて、くすぐったいのを少し我慢するだけで、パートナーが望まない妊娠を心配しなくてよくなるという寸法である。
本件は、ロシアのFunReports.comサイトが伝えているニュースだが、突っ込みどころ満載である。
まず、“時間が経つと元の体に戻る”というのは、まさに諸刃の剣。この避妊術の最大の利点であると共に、最大の欠点だと言える。しかも、持続時間(精子が活性を失っている期間)には個人差があるはずであり、信頼性の点でも疑問が生じる。避妊術を受けた本人には、自分の精子がまだ休眠中か、それとも既に活性を取り戻したかを知るすべがないのである。
さらに、一般消費者向けにポータブル装置を商品化するなんて、とんでもなくリスキーな話である。家庭用となれば相手はずぶの素人であり、製品を正しく使用してもらえるとは限らないことを忘れている。ごくありふれた家庭用製品ですら、設計者がまったく想像もしていなかったような使い方することがあるというのに(参考記事:馬鹿げた警告ラベルVol.1&Vol.2)。
そもそも医事法/薬事法が厳しい国(日本やアメリカなど)では、装置の使用が医療行為に当たるとして一般消費者向けには市販できないのではないかと思われるが、仮に販売できたとして、考えられるのは以下のようなリスクである。
いずれにせよ、こんな装置を家庭で使用させれば、本末転倒な結果(「妊娠させてしまう」または「永久に生殖能力を失う」)を招くリスクが十分に考えられる。仮に現実にそんなことが起きた場合の本末転倒度はもちろん満点である。
ところで、睾丸に電流を流すことで避妊効果が得られるのであれば、銭湯の電気風呂にも効果があるかもしれない。興味のある男性は一度試してみてはいかがだろうか。効果がなくても、当方は一切関知しないとお断りしておかねばなるまいが。
■ Source: FunReports.Com - Women adore men tickling their ...
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ボジョヴィッチ医師が開発した装置で処置を受けた男性は、最大で2週間にわたって女性を妊娠させない体になる。
彼のクリニックでは、既に何人かの患者がこの方法による避妊術を受けており、みな満足している。患者たちによれば、術中に痛みはまったくなく、若干、ムズムズする程度らしい。医師が患者の陰嚢に電極を当てて電流を流し始めると、くすぐったくて笑い出す患者もいる。
ボジョヴィッチ医師は、一般消費者向けのポータブル式電気避妊術装置も設計した。これを商品化しようと考えている。男性が自分の睾丸に電極を当てて、くすぐったいのを少し我慢するだけで、パートナーが望まない妊娠を心配しなくてよくなるという寸法である。
本件は、ロシアのFunReports.comサイトが伝えているニュースだが、突っ込みどころ満載である。
まず、“時間が経つと元の体に戻る”というのは、まさに諸刃の剣。この避妊術の最大の利点であると共に、最大の欠点だと言える。しかも、持続時間(精子が活性を失っている期間)には個人差があるはずであり、信頼性の点でも疑問が生じる。避妊術を受けた本人には、自分の精子がまだ休眠中か、それとも既に活性を取り戻したかを知るすべがないのである。
さらに、一般消費者向けにポータブル装置を商品化するなんて、とんでもなくリスキーな話である。家庭用となれば相手はずぶの素人であり、製品を正しく使用してもらえるとは限らないことを忘れている。ごくありふれた家庭用製品ですら、設計者がまったく想像もしていなかったような使い方することがあるというのに(参考記事:馬鹿げた警告ラベルVol.1&Vol.2)。
そもそも医事法/薬事法が厳しい国(日本やアメリカなど)では、装置の使用が医療行為に当たるとして一般消費者向けには市販できないのではないかと思われるが、仮に販売できたとして、考えられるのは以下のようなリスクである。
- 電極の当て方に問題があったなどで、まったく効果が得られず、パートナーを物の見事に受胎させる男性が続出。
- 湯船の中で使用して感電。
- 通電したまま眠って局部に損傷を負い、子供ができないどころか、子作りのための行為さえも出来ない体になる。
- 何を勘違いしたかパートナーと愛し合っている最中に使用。
- 何を勘違いしたか事を済ませた後で装置を使用し、効果が得られなかったと訴訟を起こされる。
- 製品に欠陥があると、これまた事故が続発するかもしれない。
いずれにせよ、こんな装置を家庭で使用させれば、本末転倒な結果(「妊娠させてしまう」または「永久に生殖能力を失う」)を招くリスクが十分に考えられる。仮に現実にそんなことが起きた場合の本末転倒度はもちろん満点である。
| 本末転倒度10 | ■■■■■■■■■■ |
ところで、睾丸に電流を流すことで避妊効果が得られるのであれば、銭湯の電気風呂にも効果があるかもしれない。興味のある男性は一度試してみてはいかがだろうか。効果がなくても、当方は一切関知しないとお断りしておかねばなるまいが。
■ Source: FunReports.Com - Women adore men tickling their ...
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1. キンタマ電気ショックに行列できる [ 日々の徒然 ] 2006年01月19日 20:27
元記事
こういう記事
を見るとコンドームの方がいいなと思います。
厚生省ももっときちんとした啓発活動などにお金を使ってもらいたいものです。
参考リンクによると
HIVに感染する??
2. 睾丸に電流を流すだけで2週間ほど避妊可能? [ Gay News−ゲイニュース(同性愛関係ネタ)@まとめ− ] 2006年01月20日 00:04
記事元→なんでも評点
要するに電気ショックですか。
>ボジョヴィッチ医師は、“精子を熱や電気にさらすと、その活性が低下
>する”という従来からよく知られている現象を応用??+AG9??
